白爺の独り言

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修身の教科書を想う(尋常小学修身読本①)

2015-06-02 07:19:56 | 思い出 (自分史)

島根県安来市のお祖母さんが言っていました。
「最近の小学校は、読み・書き・ソロバンばかり教えているから、理由もなく人を殺したり、町の中にゴミを散らかしたりする人が増えた。
子供には道徳を教えなければダメだ。」と。
白爺も同感!
帰宅して小学1年生で習った修身の教科書を開いてみました。

白爺が修身を勉強したのはこの学校。
今では砲弾の後が残るテニアン尋常高等小学校です。
卒業の時は国民学校に変わっていました。

                 

教えて貰った教科は27ありました。
この27の教科を振り返って見たいと思います。
先ず第1教科「ガッカウ ニフガク(学校入学)」です。
「皆さんは、お父さん・お母さんに連れられてきましたが、今日からこの学校の一年生になったのです。今までのように人に甘えていてはダメです。」
と先生は教えてくれたのでしょう。

右のページは「ヨクマナビ」左のページは「ヨクアソベ」の教科です。
「勉強するときは一生懸命に先生の言うことを聞き、遊ぶときは元気に動いて元気な身体をつくりなさい」先生の声が聞こえてきます。

                

右のページは「テンチャウセツ(天長節・天皇誕生日)の教科です。
いまの天皇誕生日は12月23日ですが、白爺達が習ったのは4月29日でした。
天皇陛下は白い馬に乗っていました。
この日は校長先生の話を聞いて紅白の饅頭を貰うだけで、勉強はありませんでした。
左のページは「センセイ」の教科です。
「先生にあったらちゃんと挨拶をしなさい」と教えられたのでしょう。

・何時までも親に甘えるな。
・将来のため一生懸命勉強をし、又運動をして体力を鍛えよ。
・日本は天皇中心の国である。
・師を敬う人となれ。
ここまでに勉強したことはこんなことかな?

 

 

 



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