石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

おかしなお正月です

2010-01-04 23:00:52 | 雑談
正月は鎌倉から上京していくつか用事を済ませる

1、ショッピングセンター、商店、書店、どこに行っても、聞こえてくる音楽は「お琴と尺八」は、なんでやねん? この「慣例」は異様である。
  
2、駅のアナウンスの過剰、かつ異様さ。「今度来ます車両は15両編成です」「お下がりください」はガマンしよう。「ご順に中へお進みください」ぐらいからおかしい。「動いています、動いています!」は何だろう? ホーム全体に流れるアナウンスに加えて、各駅員がハンドマイクでがなりたてる。初詣の鎌倉駅だから異常なのかなー? ええ加減にせい!

3、乗り込んだら車内アナウンスが待っている。「禁煙にご協力ください」「グリーン車は、グリーン券をお持ちのお客様以外はお乗りになれません」「座席をおゆずりください」「携帯電話はご遠慮ください」・・・
ご遠慮すべきはオメーだろう。

4、帰宅して「ニュース23」を見ていたら、草野満代さんがやっぱり、年が明けても言っていました。「きょうの、その他のニュースを、まとめてお伝えします」。

6、この「まとめて」はおかしいだろう。ニュースとは、限りなく「一つ一つ」で、「個別的」で、「まとまらない」もの。だからニュースなのだ。それを「まとめてしまう」僭越さに、気づかないのだろうか? 大した意味はない、「慣用的に」使ってるというなら、もう明日から、こういう言い方はやめなさい。

7、この国の報道番組の異様さは、ニュースを「慣用的に」処理していることである。つまり、駅のアナウンスと同じなのである。


私たちは、特異な音楽環境と、言語環境に身を置いている。


(2001/1/4 「今日の信平」より)


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。