石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

新装・鎌倉駅

2007-10-31 22:16:44 | 雑談
JR鎌倉駅にレストラン街が新装なった。きょうが開店日で早速に出かけた。新しいものは、何でも大好き。すぐ顔をつっこみたくなる。

妻と2階の和食「風凛」でパイイツ(一杯)。いやー、ガッカリ! 前の方がよかった。足下までガラス張りって、やたら明るくて落ち着かない。食べるって、どこか秘めやかな行為ではなかっただろうか。

 インテリアもメニューも、より大衆化、観光客向け。メニューから、「ゴボウ千切りの揚げ物」など秀逸なツマミが消えて、定食類の羅列ばかりが目立つ。
 
食べることに必要な落ち着き、影の演出、品格あるインテリア、いずれもなし。これじゃ、人の顔が全部見えてしまう「学食化」。

ひょっとすると、鎌倉がダメになることの象徴がこのレストラン街に全部出ている。

 実は鎌倉の町全体が、世代交代とともに「サーファー化」「プラスチック化」がとめどなく進行している。

 かんべんしてよ。