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ブログde生け花教室(1)

2010-02-15 | お花・お教室
花材: 啓翁桜・チューリップ・マーガレット

狛江教室の生徒さんの作品です。

①主になる桜の枝を立てて後ろに挿した作品です。
 縦に伸びやかさを出しています。チューリップの位置もきれいです。
 でも、枝の伸びやかさや枝ぶりの個性がいま一つ生かされていません。

私からのアドバイス
 
 主になる桜の枝を左斜めに倒して生けてみたら?

②そこでこの作品になりました。ご本人も傾真型のこの方が良いと
 納得しています。

 指導のポイント
 ご本人の作品をなるべく崩さない。1本動かすことにより作品が
 映えるという程度に。
 特に、本人が気に入っている部分を大切に生かしてあげられるような
 アドバイスをすることが大事。
 
 初心者ほど手直しは最小限にして、お花を生ける楽しさを失わなせ
 ないような配慮が大切。

 ②

 先ず生け始める前に、花材を良く見ること。植物のもつ特徴や個性を
 どう生かすか、枝の形、花の色等を頭に入れ、イマジネーションをもって
 次に花器を選ぶようにします。