鯛の頭に群がるハイエナたち

子供たちの目がキラリと光った。
そう、今日は鯛の頭の煮付けの日。
子供たちは鯛の目玉が大好き。
綺麗に写真用に盛ったものがこちら。


で、現実の姿がこちら。多めに買って５匹分の頭がハイエナに食いちらかされていく。





「この頬のこりこりしたところがたまんなく旨いよね」

「とろとろした目玉のところ大好き！」

「ひれ動かすから筋肉もりもりついていて締まっているよね。」

まったく居酒屋で親父族と会話しているようだ。
これが幼稚園の子供の食事だろうか？

とりあえず、
「喉に骨がささったら大変だからお母さんやったげようか？」

二人とも
「や～だ～！自分でむしったほうが旨いんだもん！」

でも、さすがに上手に食べれるわけはなく、目玉が見事にくりぬかれ、美味しい部分がそぎとられた無残にバラバラになった鯛の頭は、父が食べることになった。

付け合せはクレソンサラダとアナゴかまぼこ。