じいちゃんのつぶやき

生涯学習のつもりでブログを始めました

ソフトバンクついに8年ぶり日本シリーズ制覇

2011-11-24 23:07:22 | 日記

第7戦でようやく決着、秋山監督が胴上げを受けた。「3つ負けただけ」と動揺も見せない落合監督は福岡に乗り込んできて、第6戦を 2-1 で制して福岡ソフトバンクのファンをやきもきさせた。両監督の采配は見事だった。米国のワールドシリーズの熱戦に負けないみごとな熱闘だった。

投手陣の陣容はどちらも高レベルだし、短期決戦に力を発揮できる投手を抜擢した監督の判断力は適格だった。投手の力を引き出す福島捕手、細川捕手のタフな頭脳プレイは見事だった。シリーズを通して打撃陣が苦しんだのは、二人の捕手の存在が大きい。
思い起こせば古いことながら、西鉄ライオンズが3連敗のあと、稲尾の連投でシリーズをとうとう逆転制覇したことがあった。この後半4戦に日比野捕手が交替で、稲尾の球を受けた。私は、阪急ブレーブスから来た老練捕手日比野を忘れない。この時、巨人軍の打撃の神様川上哲治が引退した。稲尾が巨人を抑えたことが高く評価されたが、わたしは、常勝巨人を抑えたのは巨人と闘ってきた元阪急の日比野であると思っている。捕手の貢献度は高い。西武から細川をスカウトしたホークス球団職員にボーナスをやりたい。
シリーズ賞金王になった内川外野手

ボーナスといえば、内川外野手もシリーズで賞金をもらった。内川選手は今年の移籍でホークスに来たが、パ・リーグ首位打者になり、セ・パ両リーグの主位打者に輝きリーグ優勝に素晴らしく貢献した。この選手を獲得した球団職員にもボーナスをやりたい。「孫オーナー、いかがでしょう」。

8年間、中日の監督を務めた落合監督は他球団の誰にも負けない好成績を残した。今シーズン途中に球団から契約しない通告をうけたが、セリーグ逆転制覇、CSシリーズ勝ち残り、日本シリーズ好戦をしてくれた。選手をよく掌握しているのが、私にもわかった。
落合監督「この8年間で一番成長した選手の姿をみた」と満足し、「縁があれば再びユニーホームを着ます。やらせてみたいという人があれば話を聞きます」と野球にかける情熱は失っていない。それにしても、後任の高木監督はやりにくいでしょうね。

不動の姿勢を貫いた落合監督がシリーズで3敗しても、元気な言葉を出していた姿を紹介しよう。「監督、シリーズを面白くしてくれて有難う」。