じいちゃんのつぶやき

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あした待たるる「さくら」花 九州新幹線開通

2010-06-25 11:47:10 | 日記
来年3月、九州新幹線 博多~鹿児島 が開通する。現在は 新八代~鹿児島中央 
「つばめ」号が営業しているが、博多から新八代までが開通すると、
所要時間1時間20分で、九州新幹線の全通となる。

これで、在来新幹線(新大阪~博多) と繋いで、新大阪~鹿児島 を営業する
ことになっているが、この「さくら」号の料金はまだ発表されていない。
関西以西の新幹線網の完成で、沿線各地方の経済圏の活発化が期待されている。
物流・製造と観光と広範囲に経済効果がおよぶだろう。

人の流れが容易になり、生活圏がぐっと拡がる。「人の流れと地域経済」に変化が
現れる。交通網の整備で「人流と物流」がどのように変わるのだろうか。


博多に例をとる。博多駅の新装、ターミナル百貨店の開店、丸善書店の天神からの
移動、6つ以上の新ホテルのオープン、駅前市道の整備と街造り、地下鉄七隅線の
博多駅への連結決定など、来年3月に照準を合わせた動きが出てきた。駅前に近い
有名な承天寺界隈の整備について、市当局が乗り出す動きがある。
博多駅前の中央郵便センターの機能移動も一段と促進されるだろう。

福岡市は天神地区にあまりにも都市機能が集中しすぎて、交通事情が悪すぎるのだが、
幾分か改良されるだろう。
新幹線停車駅を持つほかの都市の準備と対応はどうであろうか。

新幹線を走る列車は「さくら」と命名されている。この名前は鉄道フアンの応募の
中から、第1位で選ばれたものである。「さくら」「つばめ」は国鉄時代から
我々九州人に馴染みの深い列車だった。「さくら」号の誕生を喜ぶ人も多い。

さくら(N700)は「のぞみ」改良型、先頭のデザインは水鳥の嘴を連想させる。
最高時速は当面は 260㌔で「のぞみ」の 300㌔を上回らない。
車輌の座席は横4列、これまでの新幹線横2列と3列と比べると随分とゆったり
した座席だ。内装は木目のある木材が使用された和風イメージで統一されて
いるので、旅行・観光にふさわしい列車になりそうだ。九州観光に来た外国人への
アンケートで九州新幹線に乗ってみたいという人が過半数を占めるという。
一方、日本人の九州新幹線認知度はかなり低いらしいので、これからの
広報活動が必要だろう。

私は九州新幹線の開通を祝って、どこの観光から始めようか。計画を立てるために
先ず資料を少しずつ集めよう。楽しい旅行は気の合った老人同士がいいのかな。

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