竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

菜根譚前集38項 自分の心に勝つ

2018年03月21日 | 菜根譚
平成30年3月21日(水)
お早うございます。
今日は3月21日、春分の日ですが、朝から生憎の雨となりました。

春分の日は国民の祝日の一つで、「自然を称え、将来のために努力する日」と定められています。
古来、人々はこの日を春の訪れを祝う日としていました。
それと同時に祖先に感謝をするお祭りを行い、この風習は農村部で長く続いてきました。
明治時代、春分の中日を「春季皇霊祭」と定め、宮中において祖先を祭る日となったのをきっかけとして、一般市民の間でも祭日とされました。
その後1948年に、古来から伝わる自然に感謝する日「自然を称え将来のために努力する日」と法律で定められましたが、現在でも、春分の日というと「お彼岸」のイメージが強く残っています。

今日は久しぶりに菜根譚の教えを懇親いたします。
<前集38項 自分の心に勝つ>
まず自分の心に打ち勝とう。そうすれば、あらゆる煩悩を退散させることができる。
まず、自分の気持ちを平静にしよう。そうすれば、あらゆる誘惑から身を守ることができる。

降魔者、先降自心。
心伏則群魔退聴。
馭横者、先馭此気。
気平則外横不侵。

魔(ま)を降(くだ)すには、先(ま)ず自(みずから)の心を降(くだ)す。心伏(しんふく)すれば、則(すな)ち群魔(ぐんま)退(しりぞ)き聴(したが)う。
横(ほしいまま)なるを馭(ぎょ)するには、先ず此(こ)の気を馭(ぎょ)す。気平(きたいら)かなれば、則(すなわ)ち外横(がいこう)も侵(おか)さず。

魔性のものを降伏させようとするなら、まず自分の心にある魔性を降伏させなければならない。煩悩や妄想を滅することができれば、外的な魔性は引き下がり逆らうことはなくなる。
また、横暴なものを制御しようとするなら、まず自分の心にある横暴な気を制御するしなければならない。勝気や客気を平静にすれば、外的な横暴は自分に進入することはない。
つまり、怖いからといって逃げればつけ込まれる。しかし、毅然としていれば、つけ込まれないということ。正に活人道。
言い換えれば、活人の奥義は泰然自若。平常心是道。無事是貴人ということだろう。

<21世紀に残したい日本の風景百選42位 関門海峡  福岡県北九州市-山口県下関市 >
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