竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

菜根譚前集43項 一歩譲る心構え

2020年01月03日 | 菜根譚
令和2年1月3日(金)
お早うございます。

正月元旦、2日、そして本日三日目も、お天気に恵まれ、とても過ごしやすい令和最初のお正月となりました。今年も良い年でありますように地元神社でお参りいたしました。

今日は久し振りに「菜根譚」の教えを掲載いたします。
<前集43項 一歩譲る心構え>

自分を陶治するには、人よりも一歩高みに立たなければならない。
さもないと、ホコリのなかで着物を払い、泥のなかで足を洗うようなもので、
とうてい人格の向上は望めない。

人と交わるには、相手に一歩譲る心構えがほしい。

さもないと、灯にとびこむ蛾や垣根に角をとられた羊のように、
たちまち進退きわまってしまう。
安楽な生活など望むべくもない。

(原文)
立身不高一歩立、如塵裡振衣、泥中濯足、如何超達。
処世不退一歩処、如飛蛾投燭、羝羊触藩、如何安楽。

身を立つるに一歩を高くして立たずんば、塵裡(じんり)に衣を振(ふる)い、泥中(でいちゅう)に足を濯(あら)うが如(ごと)し。如何(いかん)ぞ超達(ちょうたつ)せん。世に処(お)るに、一歩を退(しりぞ)いて処(お)らずんば、飛蛾(ひが)の燭(しょく)に投じ、羝羊(ていよう)の藩(まがき)に触るるが如(ごと)し。如何(いかん)ぞ安楽ならん。

社会で出世しようとするなら、他人より一歩下がっていないと、埃の中で服を振るい、泥水で足を洗うようなもので目的は果たせないし、人が生きてゆく上では、他人より一歩下がっていないと、我が蝋燭の火に飛び込み、羊が垣根に頭を突っ込んでしまうようなもので、安心しては暮らして行けない。
つまり、活人はリスクマネージメントの達人と言える。
言い換えれば、活人は純粋なリスク回避は言うまでもなく、投機的なリスクは確実に回避しておかないと安心して生きてはいけませんということ。

<21世紀に残したい日本の風景百選48位 摩周湖/北海道川上郡弟子屈町 >

摩周湖 周囲20km、水深212mのカルデラ湖。世界一級の透明度を誇り、「霧の摩周湖」と呼ばれる神秘の湖


摩周湖高台より、硫黄山、屈斜路湖を望む。
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