しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

老いの夏 

2023年07月06日 | 日常雑記

 ・刈り上げた白髪頭に帽子を被り、灰色マスクをして、サングラスを掛け、杖を頼りにゆっくりゆっくりのろのろ歩く姿、想像してみて下さい、これが私の「歩く姿」。涼しい間にすこしでも外を歩く様に心掛ける。雨でなければ付近を一回り2~30分歩く様にしていますが、さぼる日が多い。

 歩いていても他人を抜き去ることは絶対に無い、すべての人が私を抜き去りさっさと歩いて行く、だからといって後姿をみて羨むこともない。人間だれでもここまで生きて、歳を取れば同じ様になるんだから。ゆっくり歩くのは「転ばないため」、いま転んで骨折でもしたらそれで「おわり」となり兼ねない。急ぐ理由もない、、

 「生きる」ということではない、何かの力で「生かされている」と思う。知人友人の訃報に接する度にまだ生きていると改めて思う。まだ、人の世話にならずに、布団の上げ下げも、トイレも出来る。自分の手で茶碗と箸を持ち飯が食える、自分で身の回りをなんとかまだ始末できる、それだけで「幸せ」と思い、生かしてくださっている何かの不思議な力に、元気に生み育ててくれた親に「感謝」しています。

 ・考えてみれば5つ若い家内が家事一切を、時々娘に買い物を頼むくらいでやってくれている、ありがたいことです。朝食のコーヒー、マグカップ2杯のミルクを電子レンジで温めること、食後の片づけを手伝うぐらい、そんな事しかできない。一緒になって今年で65年すぎた、考えればいろいろ苦労を掛けた、お互い元気で居られるのは、二人共にまだしっかり「生かされている」からかもしれない。

 ことしの梅雨もそろそろ終わりだろう、「梅雨明け十日」、猛暑の日がやって来る、なんとか子供達に心配を掛けない様に、今年の夏も元気に過ごしたいものだ、と願っている。

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