しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

記憶

2021年03月10日 | 日常雑記

 ・昨日一昨日は「冬日」、今日は「春の陽」気温が戻って来て、身体も気持ちもほっとした老二人。

 三月十日と聞くと「東京大空襲の日」を想い出す、でも明日3月11日と聞くと「東北大地震」を想い出す人の方がはるかに多い。連日「大地震・大津波・原発事故」のその後が報道される、その陰に隠れて「東京大空襲」の報道は次第に少なくなっていくように思う。

 戦前・戦中戦後の経験は一生忘れることは無い、だからいまコロナ禍で混沌とした世の中で生きて居ても、なにも不足感はない、あの頃を想えばなんと「物心」満ち足りた今の生活だろうと思う。「コロナウイルス感染」は自分の心がけ次第で感は防げる、だが破壊と悲しみだけを残す「戦争」は自分で自分の命を守れない。

 災害に直接遭遇した当事者・関係者にとっては、10年20年も一つの通過点にすぎない、決して死ぬまで忘れることはない。だが、直接関係無い人々の記憶は時の流れともに薄れ、いつか、そういえばそんなことがありましたとなる。

 『年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず』、自然は不変、 川は上から下へ流れ、太陽は東から昇って西へ沈んで夜がやってくる。季節も巡りまた春がやってきて、陽の光も次第に強くなってきた。

 家内は用事で出かけた、読書も飽きた、いまから近くを歩こう、、

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