・一番分からないのは「自分自身」のこと。自分自身の事も分からないのに、他人のことが分るのは無理、分かるには「時間」が掛かる。仕事をしていた頃一番気を使ったのは「人事とくに採用面接。二度も三度も会って決めたが、それでも見る眼が無かったと思ったこともある。その結果得た教訓は「ひとは一緒に仕事をして見ないと分からない」。「ひと」とは摩訶不思議な生物だとしみじみ思う。
昨日の続きのような話だけど「分からないから誤解を生む。誤解が発展して争いとなる。争いは誤解から生まれる」ことが多いものだ。飛躍する話だけど、巷間よく言われる「ひとめ惚れ」。一度会っただけで一緒に成り、生涯添え遂げた、そんな夫婦も居るにはいる、が、、奇跡?。
空海の言葉「迷悟吾にあり」いつも頭にある。「考える、気が付く、納得するのも」全て「自分自身」。だが自分が悪いと認めるのが痛い、だから「他人」のせいにする、そのほうが気が楽だ。自分の非を認めたくないのが「ひと」。
「好々爺」と思われるか「くそ爺」と言われる、、分からない、、
というわけで「一番分からないのは自分自身」のこと。