序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

どんな顔で・・・

2019-11-01 17:09:29 | 誕生日
先月の12日に73回目の誕生日を迎えました。
でもその日はそれを祝うでもなく淡々としたモノでした。
それから一週間経った19日の土曜日の事です。
私はその日生憎稽古がうまく運ばなくて苛立ちを抑えることができず、「俺は不機嫌だ」を全面に帰路につこうとしました。
劇団員も私の機嫌を察し私には近づこうとしなかったのですが、いざ帰る段になると、稽古場の明かりが突然落ちました。
私は悪意を感じムッとしました。
すると数人の劇団員のか細いハッピーバースデーの歌と共に、火のついたロウソクを立てた小さいが立派なワンホールケーキをもった劇団員が、スケジュールの都合で各々お祝いできないので十月生まれの合同のお祝いですとの口上を述べ、私を手招きするのです。
私に一緒に火を吹き消せというわけです。
というわけで三人で一緒に吹き消すと、拍手です。


一連の経過の中抵抗感はありましたが、こちらも一応役者でもありますので、ソレなりの顔をつくりましたがね・・・全くどんな顔をしていいんだか。
そんな話です。

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