これは私の持っている持病です。
この病気の兆候は小さい時からありました。
例えば家族で映画に行くなんて事があると、私は異常なほどの期待をしていますのです。
でも現実はいつも私の期待からは大きく外れます。
そうするとその事にショックをうけ不機嫌になるというものでした。
劇団芝居屋を主宰している今も、作品ごとにこの持病が再発し、その結果落ち込むのです。
その持病の発症の原因は役者にあります。
作品毎に、そこに参加する役者が今度こそ、今までとは違う飛躍的な伸びを見せてくるだろうという期待を持つのです。
しかしその期待は報われる事はなく私は失意の底の落ち込むのです。
今回もそうでした。
本番稽古2週間前に台本を書きあげ、役者に渡しました。
さあ、この期間を利用してどこまで自分なりの役創りをしてくれるか、私の胸は期待に満ち溢れていました。
役創りの為のサゼッションは十分に与えています。
今度こそ、今度こそ役者達は私の驚くほどの自分創りを見せてくれる筈・・・だったんですが・・
このやり場のない怒り。
今回も私は発声練習の必要はないようです。
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