京都社会保障推進協議会ブログ

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「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会中間とりまとめ

2008年09月25日 15時59分23秒 | 資料&情報
 9月22日「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会中間とりまとめが公表されています。
 6月18日に、「安心と希望の医療確保ビジョン」が発表されていますが、その具体化に関する検討会の中間まとめ文書です。


 中間とりまとめでは
「本検討会は、国民が地域で安心して医療を受けられるよう、医療を守り質を高めるために必要な具体的な方策について、国民・患者や現場の視点に立って7回16時間を超える時間にわたり議論を重ねてきた。」として、「更に、医療費の対GDP比がOECD30カ国の中でも21位と低い水準にあることを踏まえ、より質の高い医療の実現とそれに必要な医療費のあり方について国民的な議論が行われることを期待する。」と医療費削減の問題点を指摘しています。

また、医師数・医師養成については、
「我が国の人口10万対の医師数はOECD30カ国中26位と低いこと、OECDの平均医師数が我が国のそれの約1.5倍であることも考慮し、医学部教育・地域医療に支障を来さないよう配慮しつつ、将来的には50%程度医師養成数を増加させることを目指すべきである。」「医師需要を検証する観点から厚生労働省において必要な医師数について推計し直すべきである。」とまとめています。




 「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会中間とりまとめ



 「安心と希望の医療確保ビジョン」



(以上)








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