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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

闇金ドッグス5

2018-04-06 17:35:07 | 邦画
前作のラストシーンで訳の分からんアフロヘアの黒人が怒鳴りこんで来るところから
やっぱり始まりましたが、この黒人殆ど本筋に絡まないんですね
チャンネルNECOでの「闇金ドッグス」一気シリーズは5までと言うことで
録画してあるものではラストとなりますが
DVDでは7までリリースされ、劇場公開は9まで公開されております

ってことでそれなりに人気シリーズになっていってるんでしょうか
若い闇金屋のコンビで送るシュールでおちゃらけたような
シリーズ通しての二人のキャラクターが定着してきてるのは間違いないですし
偶数回は忠臣が主役に
1を除いて奇数回は司が主役に、と主役と言うか
話を回していくキャラクターが交互に変換していくのも
マンネリにならずに続いていく秘訣でもあるのでしょうが

今作は司の番ですが、扱っているテーマが如何せん重すぎた
サイドストーリーでは1からちょくちょく顔を出していたブス姉ちゃんと戸籍だけの結婚をしていた司がとりあえず彼女の借金を闇金屋から取り立てを・・・って言うお話が

で、メインの方はと言うと菅原大吉演じる沼岸はなぜか男なのに司のウィメンダイアルの優良顧客であるのだが
その実情は大手電機メーカーの下請けブラック企業の派遣社員で
冷遇のなか必死にしがみついている、なぜなら彼の母親は重度の認知症を患っており
母の介護で仕事を辞める訳にはいかなかったのである
母親の年金だけで生活費もままならず、致し方なく足りない部分をウィメンダイアルを利用していたのである

沼岸の状況は悪くなるばかりで懲戒解雇され金に困った沼岸は、
生活保護の申請をするも断られ、そんな沼岸の前に、
NPO法人で貧困ビジネスを営む五条が現れ、言葉巧みに貧困ビジネスに誘い込み
申請が通った生活保護費の半分を搾取していく
母の病も進行が速くなり、生活は究極に困窮する沼岸は藁をもすがる思いで、
司の元にいくのだが・・・

闇金映画の途中からただの貧困ビジネスにはまる人物のドキュメンタリーを
見させられてるんじゃないかという感覚に陥るの沼岸役の菅原大吉さんの
もうどっからみても救いようのない姿と言うか自然体での熱演はすごすぎ
見てくれによるものが大きいだろうけどもキャスティングの妙ですよね

ラストでは司と忠臣によって貧困ビジネスの五条から200万を取り返すものの
遅かりしなんとかやらで沼岸は認知症の母親と無理心中していたのである
実に重たい内容でしたねぇ

って言うかTVつけっぱなしてこの記事を書いてましたが
なんと司役の青木玄徳が強制ワイセツ致傷の罪状で捕まったようで
青木玄徳容疑者となったようです
と言うことでレンタルで6・7借りているんですがブログでの「闇金ドッグス」の記事はこれで打ち止めにしておきます

上にも書いてあるこのシリーズの最新映画の公開が4月14日なんですよね
公式HP見ると実に面白そうなんだけど・・・
初日舞台挨拶は中止になったけども映画の公開はドーなる?
空いた穴の埋め草が決まらないと発表できないし
青木玄徳容疑者事務所辞めてフリーになったばかりで損害賠償もママならないだろうし

2017年製作、日本映画、「闇金ドッグス4&5」製作委員会作品
元木隆史監督作品
出演:青木玄徳、菅原大吉、美谷和枝、牧野ステテコ、蒲生純一、副島淳、荒木宏文、山田裕貴

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