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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ポリス・ストーリー/REBORN

2019-05-18 23:50:52 | アジア映画
さてさてジャッキー・チェンがもうアクションはやらないとか
映画に出ないとか言ったのはいつのことだった・・・多分50歳くらいの時だったか
それから15年過ぎてもジャッキーの映画は何だかんだ言って作られ続けて来ました
ジャッキーも還暦を過ぎてしまってもはや観客を楽しませる己の肉体を駆使してのアクションはあんまりしてないような

この作品も日本の配給会社TWINが勝手に「ポリスス・トーリー」(警察故事)と銘打ってるだけで原題は「机器之血」なんとマッドサイエンティストが作り出した血清と言うか血液によって
人がアンドロイドみたいになってしまって
所謂死なない生物兵器になってしまう

そのサイエンティストを保護するため、娘の危篤に間に合わずに
サイボーグ軍団に攻撃され殲滅させられていく警察官たち・・・
オープニングでの銃撃戦と爆破シーンでの掴みはグッドですが
掴みのシーンがなんだか一番の見せ場であったと言っても過言ではなくて・・・
尻すぼみなアクション映画と言っちゃったら身も蓋もないんだけども

って言うか、いくら幼児って言っても危篤の状態で心臓に電圧かけるとは言え
未成熟ではあるものの女児の乳首が・・・
これって児ポに引っ掛からないのかなぁ
そんな主人公の死を知らせる電話をとったのが、かのマッドサイエンティスト

ってことで幼児の命はこのマッドサイエンティストに助けられての15年後

この娘が急にキーマンとなって舞台はオーストラリアに移って
密かに娘の成長を影から見守ってきたジャッキーの警察組織と
なんだろうなバイオロイドの軍団を従わせた敵とでの娘の血の取り合いになるんですが、
敵のお姉ちゃんがなんかアメコミの悪のヒロインみたいな格好で
ジャッキーとオペラハウスの屋根でたかったり

ジャッキーの娘に恋心を抱いて天才ハッカーの青年がジャッキーチームに加わったり
もはやなんでもアリーナな映画と化して
はっきり言って「ポリス・ストーリー」とは完全に無関係の映画です

そして先にも書きましたがジャッキーもやはり歳には勝てないという事なんでしょう
アクションは少なめですし、オペラハウスの屋根から地上に落下するスタントもかなり手抜きでしたからねぇ
映画的には見てる分には良かったと思いますが、ジャッキーのアクションファンからするとやっぱ手抜き感は否めないでしょうねぇ

冒頭の銃撃戦では圧巻の銃撃戦を見せてくれていたジャッキーの部下の婦警さんで、
最後まで活躍していたエリカ・シアホウって言う女優さんが私の琴線に触れましたが
なんと彼女が脚本を書いていたんですねぇ

2017年製作、中国映画(日本公開作品)
ジャッキー・チェン製作・出演、エリカ・シアホウ脚本・出演、レオ・チャン監督作品
出演ショウ・ルオ、オーヤン・ナナ ナンシー、カラン・マルヴェイ、テス・ハウブリック

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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2019-05-25 14:31:20
コメントありがとうございました。
「ポリスストーリー」とは全くの別物と割り切って観ても、なんか残念な仕上がりでした。
世界観が無茶苦茶ですし、ジャッキーらしいアクションもなし。
そういう意味では冒頭の攻防戦でそのままジャッキーには死亡して貰って作品が終わっても構わなかった、と思わずにはいられないその後の展開が長い蛇足。
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Unknown (morkohsonimap)
2019-05-25 21:42:16
ヒロ之さん、今晩は、コメントありがとうございます

いやヒロ之さんの簡潔な表現には脱帽してしまい
こちらもどうコメントしてものやらって・・・
と言うことで改めて拝見したら
ってことでした
本当にこれはもうジャッキーの映画と言うか「ポリス・ストーリー」ではないですね
返信する

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