レッドブリッジ

茨城の少年院で出会ったワルガキ4人が、東京で大暴れするお話

この「レッドブリッジ」と「レッドブリッジbeginning 」と同時公開されたのと同様にDVDも同時リリースされていて

日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で二本同時にレンタルしてきたものの

さてどっちが先？

ってことにちびっと悩んだんですがね、DVD発行ナンバーを調べたら、“beginning”の方が若いナンバーでしたが

こういうのって“beginning”の方が後にっていう方が作品的に正解かなって思って

 

まずはこの何もついてない「レッドブリッジ」から視聴

いやもう無軌道な若者の絵に書いたような無軌道さを81分描いただけの作品でしかなかったような

こう言ったような作品に慣れてるつもりだったけど81分の尺が実にしんどかったのも事実

 

茨城の少年院を出所した今西大輝（豊田裕大）は、なじみの連中に会いにいくと少年院で同じ部屋だった小日向健（松尾潤）が東京で危機を迎えていることを知る。大輝は健を救うために少年院仲間の坂口海斗（大倉空人）と巻龍一（兵頭功海）と共にその場で見つけた車の持ち主を腕力でのして、奪った車で東京へ向かうが、行く先々で彼らが遭遇するトラブルを延々と見せられる作品

 

最近の若い男優さんは全く興味がないので私自身顔と名前が一致してないので

ここに書いた役者名も俳優名も見終わって調べたまんまですから

東京に向かう中での各自が遭遇するお話しと顔が一致してないのも事実

童貞だから女としてやりテェってデリヘルの兄ちゃんにのされてかつ一人を人質に取られてお金をせびられたりしてるっていう本末転倒の筋運びの中でなんとか東京にたどり着いて

 

もうそこまでくるのにボロボロなのに多分少年院での因縁の対決日本なるんだと思える男の子との勝負に勝ってなんと大金をそこで得て

助けた男の家に帰り勝利に沸いて酒を飲んで寝込んだら、母ちゃんと妹がその金と車盗んで・・・

手島優が少年の母親役をやるようなお年になられたようで・・・

親との愛に恵まれずに捨てられて施設で育ち、親がいても息子の金を盗んで逃げていくようなネグレクトだったりと

そんな人生を送ってきた彼らと社会との間には一本の赤い橋がかかっていて

その橋を渡れれば社会の一員としての人生が待ってるっていう比喩的な橋が表題になっていたんですね

それにしても私も年取ったなぁ

こう言った映画についていけない年日本なってしまったのかと思わされた作品だった

2021年製作、日本映画、BBB作品・配給

山嵜晋平監督作品

出演：豊田裕大、大倉空人、」兵頭功海松尾潤、木田佳介、菅原健、上野鈴華、葵うたの、高橋綾沙、中屋柚香、髙橋里恩、手島優、川瀬陽太