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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

SAHOO/サーホー

2020-09-07 19:46:02 | アジア映画
TWINという弱小配給会社が、2年くらい前にボリウッドって呼ばれる、インド映画の人気が落ち始めた時に「バーフバリ伝説誕生」、「バーフバリ2 王の凱旋」の二部作で、再び新しいインド映画は面白いっていう
新な金脈を掘り起こし、こう言った新しいボリウッド映画特有のストーリーをぶった切るような
突然のダンスとか、ヒーロー、ヒロインが歌い出すと言った作品ではなく
ボリウッドダンスとか主演の歌唱はプロットとして組みここまれ
デジタルの国であるインドの特性を生かしたCGによる特撮に特化したインド映画を紹介して
TWINさんは、こう言ったあったらしいインド映画をそれなりに輸入配給してきてるんですね
そして日本ではスマッシュヒットさせてる
 
この映画もそんな中でのインド映画の一本
プロット的には登場人物がかなり多くかつ錯綜していて
面白いことは面白いんですが、登場人物画整理つくまではとっつきにくい作品であるし
キャスティングもちょっとツィストさせててくれて複雑な作品となってるのと
これってインド映画の特徴なんでしょうが、この映画もなんと、尺が140分もありますし
映画が始まって、タイトルロールが画面に登場するまでに一時間を要します
っていうか、そこから映画が数段面白くなるんですね
タイトルロールの“サーホー”もようやくここから登場してくるんですね
どこまで主人公を矯めておくんだよインド映画は・・・
 
近未来のインド、ヤクザ組織がムンバイを牛耳っておるものの
その頂点であるボスが何者かに事故を装って殺されたとこから始まるんですが
そんなこんなで頂点のボスの地位を巡っての組織内での権力闘争にインド警察が組織壊滅に動いて
三つ巴の攻防戦に加えて、警察に組織のスパイがいるし、
警察は警察で組織に潜入捜査官を潜り込ませていたり
組織のボスの息子が登場してきたりと
お話としては、タイトルが出てくるまでの一時間で人物相関を教えてくれてるのはいいのですが
 
インド人、男優さんはお顔が濃いのと
女優さんは皆さんお綺麗ですし、演技的に恋を告白するシーンでも言葉じゃなくて
濃い顔でしたり顔というか、俗に言う言うとこのドヤ顔するしで
それを見てるだけでもしんどいのに
クラブシーンでボリウッドダンス入れてくるし
実は潜入捜査官と、それに化けていた奴とか出てきてるんだけど
濃い顔ですから、どっちがどっちやらこんがらがって・・・
頭を整理するのに一苦労すること必至
 
そのタイトルロール後ではサーホーが出てきてからは、わりとお話が分かるようになってて面白さが倍増したような・・・
しかし、インド人はみんなこんな長い映画を楽しむんでしょうかね
映画は長くても二時間で終わって欲しいよね
個人的には90分前後が理想なんですけどね
でも最近では長尺でもちゃんと最後まで見られるようになってきてる
慣れっていうのはおそろしいもんですな
しかし、インドの女優さんはみんな美人ですな、それで最後まで見られたちゅうのもあったようです。
 
2019年製作、インド映画(日本公開作品)
スジート脚本・監督作品
出演:プラバース、シュラッダー・カプール、マンディラ・ベディ、ニール・ニティン・ムケーシュ、ジャッキー・シュロフ、マヘーシュ・マーンジュレーカ、アディティヤ・シュヴァスタヴァ、ムラリ・シャルマ

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