このブログでも恒例記事となって毎月二本欠かさず見てる、日本映画専門チャンネルの恒例企画番組<おとなの桃色シネマ白書>、ここまで続けて来るとこっちもある意味意地みたくなってきており
この番組が続く限り追い掛けていきたいわけで
早速今月の一本目は
先月OAされた「林由美香 たまもの」での渾身の演技を見せてくれた故林由美香さんのこの作品よりも10年も前に撮られていた
そうなんですもうAVも卒業されピンク映画もなんもかも卒業され生きるために歌舞伎町でイメクラ嬢となって働いている林由美香(っていう設定)さんを、
撮影班がってどこのクルーかはわかりませんが荒木太郎(コチラもご本人が実名出演)さんが
林由美香さんの働いているイメクラに突撃レポートを敢行するっていう
ある意味フェイクドキュメンタリー風なタッチで始まる
新東宝のピンク映画
一応ドキュメンタリーの雰囲気でよそよそしくイメクラの説明から入って荒木太郎と林由美香とイメクラプレイをさせてそれを客観的にクルーのカメラが撮ってるっていう設定ですが
一応固定カメラ的の映像でありつつもそこはフェイクドキュメントですから
当然イメクラ演技でのアップ撮影もさりげなく撮って見せてくれる
まぁイメクラプレイをエロチックの主体に置いて林由美香の私生活みたいなものを見せる風に作られた作品
明るく自然な雰囲気で林由美香が林由美香を演じて見せるという捻れた作品
フェイクドキュメントタッチで撮ってるので普通のピンク映画みたいな濃厚な男女の絡みっていうような濡れ場がとれんし
ってことで 50分くらいの尺しかないけれど軽ーく見られる作品となっている
切り口の違う記事はコチラ
1994年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
深町章監督作品
出演:林由美香、荒木太郎、ゐろはに京子、石川恵美、神戸顕一、樹かず、池島ゆたか