MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

竜虎一代

2024-05-01 20:08:08 | 邦画
4月の東映チャンネルで拾ったこの作品
鶴田御大の「人生劇場 飛車角」で任侠映画という新しい金の鉱脈を当てた東映さんがその流れを切りたくなく
その翌年1964年東京東映撮影所で作られたこの作品
オープニングから現代の若松港の景観から蒸気機関車にいってのタイトルイン
 
ってことで時代の流れとは言え、任侠映画ではそう「花と龍」でお馴染みの数多作られてきた遠賀川の川船頭と石炭を大量に運ぶ鉄道という仕入れない生活を賭けた人々の対立を描いた作品だったのね
 
鶴田御大に対するのは天知茂さんという気となんですが
男の意地といのちを賭けたやりとりはまだパターン化されておらずさほど男同士のなんとやらって言うやりとりのない作品
鉄道敷設側に鶴田御大やっぱこの時代ですから相手役には不倫関係にあった佐久間良子さん
藤純子さんと千葉真一さんが鉄道敷設側
その御大将二柳永二郎さんが
ひょんなことで川船頭側に襲われたとこを通りがかってそのマンマ鉄道敷設の労働に就く流れものというか兇状持ちで加藤武の刑事に妻殺しで追われる身
 
そのまんま肉体労働に喜びを感じるものの川船頭側の非道に最後堪忍袋の緒が切れる
佐久間さんは土地に流れてきたダルマ
そんな女と割りない中になるものの「人生劇場」のおとよという女の情念はないものの鶴田御大が出演してるからそのまんま出演したっていうような感じでしかなかった
ってか任侠映画が金脈とは言ってもまだまだ岡田茂も手探り状態だったのか
小林恒夫に監督させていたんですね
 
1964年製作、日本映画、東映作品
村尾昭脚本、小林恒夫監督作品
出演:鶴田浩二、天知茂、佐久間良子、藤純子、柳永二郎、加藤武、植村謙二郎、関山耕ニ、山本礼三郎、大村文武、千葉真一
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K‐9 L.A.大捜査線

2024-05-01 05:05:23 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2024>で上映された一本
“K -9”ったら20年以上も前だろうかジョン・べルーシで2本の映画が作られていた記憶がありますので
そのリブートなんでしょうかねぇ
って見ましたが時代が時代ゆえと主役がアーロン・エッカートなのでかなり昔の作品とは趣の激変したリブート作品となってるし
第一どうしてこう絵面が汚いんだろう
犬も可愛げないし
主人公の行動原理が全く持ってわけわからん
 
ってことで任務中に相棒の警察犬エースを殉職させてしまった警察犬部隊巡査ジェイク、彼はイラクからの海兵隊帰還後巡査に
そうなんですリブートでは制服警官なんですね
ただ犯人追跡中にエースは麻薬を発見し逃げる男をジェイクと追うところ応援警官たちと一緒に麻薬の車は爆破され巡査にけが人が出てる中
ジェイクは逃げる男を射殺するものの、そのどさくさに犬に命令するドイツ語を聞いた気がするもののエースは撃たれて虫の息
 
エースも警官だし相棒ってことで救急隊員に治療を頼むものの生きてる人間が先って言われて救急隊員を殴り倒すジェイク
おかげで監察受けて休暇を取らされて心療内科受診を命ぜられるものの
っていうかK -9のは警察犬も殉職すると儀礼発砲で送られるのね
休暇中に代わりの犬を見つけるジェイク
警察犬訓練の隊長さんになんとスティーヴン・ラング
私にはこの2人しか認知できないキャスティングでしたが
 
1人エースの敵討ちで復帰したてで小さな情報から高級住宅地での麻薬精製工場を見つけたり
その組織を追いかけたりと完全なる一匹狼というかはみ出し警官ジェイクがLAのダウンタウンのそれも最下層地域を新相棒と動き回るだけで
こっちはただただジェイクの行動についていくだけの映画
 
まぁ一匹狼と書きましたが最終的には組織に新村相棒も取られて敵の本拠に乗り込む前にようやっと人間の味方を得ており
なんと彼が狙撃銃でカバーしてくれまして、犬に襲われて腕に噛みつかれた敵のワンコは狙撃銃で犬体が血飛沫上げて完全破壊
襲う人間も血渋き散らして吹っ飛びます
狙撃銃の破壊描写の半端ないカッコ良さは先に見ていた「ロスト・フライト」に負けないカッコ良さでした。
けども
アクションシーンはそんなもん、ひたすら主人公がきったない町を捜査したり精神科医と会話や犬とだべってるだけの映画だったって言っても過言ではない
 
ってことで敵のボスは犬にやられるしそこで新相棒は前足一本損失していたんですね
でも途中からできた隣の姉ちゃんに愛想尽かしされたと思ったら
かなりなハッピーエンドだったのね
 
2023年製作、アメリカ映画
ジョン・スタルバーグJr.共同脚本・監督作品
出演:アーロン・エッカート、スティーヴン・ラング、ペネロープ・ミッチェル、ニック・サーシー、ディエゴ・ティノコ

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