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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

平成清水一家

2024-05-20 18:47:07 | Vシネマ
なんなんでしょうかねぇ先週に引き続いて月曜日って前日の日曜日の夜からの雨が未明から朝方にかけて降り方が強いけども今日は風がない分傘は安定してさせましたが・・・
午前中に雨は止みましたが今度はお天道様がにっこりされたりで湿度100ですからねぇ
いや実に蒸し暑い、5月でこれじゃこの先が思いやられる

今日はそういうことで未見の山から見つけて来てそのまま発酵していた
中古屋さんで税込429円で買っていたオールインの前身GPミュージアム時代に作られた一本と言っても二部作です。
あの清水の次郎長親分と子分衆を現代に蘇らせた作品の前編です
この時代は今と違って一本の尺がOPのピンク映画本編並みの70分と違って
なんとこの前編だけで一応昭和の邦画一本分とほぼ同じ93分もの尺で撮られている時代だったようですね
 
製作が2007年ですから皆さんお若い
寺島進さんなんかまだ黒髪でしたものねぇ
まずは小沢仁志さん演じる森の石松が次郎長と出会うのと片目を失うエピソードから始まって
そう敵役には“次郎長三国志”に倣っての黒駒一家で
その配下であーだこーだと次郎長に食ってかかるのがドモ安
なんとそんなやくざ諸団体を束ねるのが大前田組長それにはジェリー藤尾さん
 
次郎長のお蝶さんには吉野公佳さん
大政は元警察官で四方堂亘さん、小政には国本鐘建と言った布陣
あと後ろ盾の親分の若頭に本宮泰風さんとそれなりの役者陣が出演されています
って言うもちろん次郎長親分には白竜さん
 
次郎長映画の見せ場とかエピソードを現代に置き換えて作られており
清水一家二十八人衆の中にない名前として寺島さんが組み込まれていたのは清水一家の殺され要員だったのね
それでもホント彼らしい実にいい役だったかな
 
二部作の後篇には寺島さんに変わってのゲスト出演に小沢和義さんってことで
“荒神山プロジェクト”の利権絡みで黒駒との決着で終わるのじゃないかな
 
石松三十国船の件は小沢仁志さんと森羅万象さんとの掛け合いですが
”江戸っ子だってねぇ“
“いえ浜松の生まれで”の噛み合わない掛け合いも楽しかった
 
2007年製作、日本Vシネマ、GPミュージアム作品
辻裕之監督作品
出演:白竜、吉野公佳、四方堂亘、國本鐘建、やべ きょうすけ、石山雄大、江原シュウ、森羅万象、ジェリー藤尾、寺島進、水上竜士、本宮泰風、堀田眞三、小沢仁志
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トップ・ドッグ

2024-05-20 05:05:22 | 韓国映画
今やレンタル作品も底をつき、予約して投稿などできるわけもなく
午前の部と保護の部ともになんとその日暮らしのはありさまでして
 
これは4月下旬にリリースされた一応GWようにリリースされてた作品だと思えるのです何今まで縁がなくて、いつもレンタル中でして
ようやっとレンタルできまして早速の市長と相成りましたが
思っていたのとなんかっていうかどこか違うんだよね
 
だって邦題「トップ・ドッグ」やろ、これが日本のヤンキー映画なら劇中の釜山から来たブーたんみたいなやつとか、オープニングでカツアゲしてる番長グループをシバいてシバキまくる映画でないとあかんやろ
お姉ちゃんにちゃんとしろって言われてようやっと力発揮するものの自分は強いんだけどそれを普段は出さずに
ただただ静かに件のお姉ちゃん日本告白して高校生としてのアオハルを勝手に謳歌してるって
違くねぇ
 
学校の番長グループは日本もやくざの下部組織化していて
JKを騙して売春やっランド美人局であがったしのぎを上納金として納めてるから年中ピーピーしてるだけの存在
今時の高校生の実態をリアルに描きたかったんだろうけど
余計なものを詰め込みすぎて肝心の喧嘩シーンとか番長のトップと主人公との男同士の胸の内みたいなものの芽生を割愛してるから
どうしても取ってつけたような
そして番長の姉の悲劇も劇中ではほとんど機能しておらんし
 
番長グループのは姉ちゃんが急に掌返しした理由も説明不足なんとなくわかるだろうって作る側も甘いよね
そしてクライマックスの喧嘩シーンも劇中のファイトシーンもどことなくしまりの悪い間延びした振り付けでの喧嘩心でしかなかったのがなんとも
韓国映画でもこんな締まらないっていうかつまらまい作品作るんですね
ヤンキー映画に関しては見せるっていうファイトシーンにこだわって作られてる日本映画の方が“一日の長”があるように感じた
 
2018年製作、韓国映画(日本未公開作品)
ソン・ジェドク監督作品
出演:ムン・ジフ、キム・スギョン、イ・リン、ウィ・カンフン
コメント (2)
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