MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私

2020-11-02 23:43:29 | 洋画未公開
GEO さんでパッケージ見て即セットの一本にしたんですが
どうなんだろうプレイヤー日本かける前に円盤改めてみたら、
“連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私“っていう副題はどーなんだろう
ほとんど内容をあらわしちゃってて、日本のTVの2時間ドラマ
そう火サスとかの副題ドラマおんなじ感覚でしょ
って見終わってネットで「ザ・スタンド」だけで検索かけたら、スティーヴン・キングの映画しかでてこないし
で、タイトル全文記載で検索しても密林もallcinema さんでは該当作無しだったなぁ

連続殺人犯だと知らずに、好きになって付き合ったら、彼女に殺人を見せるイカれたカレシ、隙を見てカレに火をつけて逃げ出すが、
被害者は救えなかったため、そして元カレも焼死せず生きてて彼女も刑務所へ入り、メアリーは、共犯幇助だけで出所してくるものの
カレシが起こした連続殺人の幻覚に悩まされながら、なんとか
深夜のガソリンスタンドで働き始めると・・・

副題の”連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私“って余計に長いやつは
戦略上あまりビミョーというかしっかりと内容を表していたので妄想だけで終わらないっていうのもわかってしまうんで、これは完全に余計なお世話でしょ

でも作品としてはヒロインの妄想と現実の使い方がよくできてて
モノホンのカレシが出てきて、目前に立ち、彼女の頬をビンタして”現実や“っていうとこでは笑った、始めはそれなりの幻覚もあるので
この現実と妄想の間に陥る彼女というか、見てるこっちにもある意味このカレシのとうじょうは目眩ましになっていたような気がする
ここいらの展開はB級映画にしてはうまいよね
ちゃんと見終わって反芻うしてみると整合性もあるし、フェイントの部分もよく練られていた

このスタンドに努めたこの一晩でヒロインと関わっていた
女友達、保護司の先生、ガソリンスタンドの先輩店員、そして通りすがりのトラック野郎に、911通報で駆けつけて来た制服警官と、殺し方にバリエーションが豊富
アメリカって保護司は拳銃携帯許可貰ってるのかな
ヒロインが助けられなかった、元カレの被害者の母親が
ヒロイン襲った時に射殺してるんですけど保護司のおっちゃんは
って台詞聞いてたらあんまいいひとに見えなかったけどヒロインの味方だったんですね
でも殺人鬼の元カレにハンマーで頭グッチャグッチャに叩きつぶされてやんの
ここがR−15だったのかな

なんとかパトカー警官に保護されて逃れるって時に運転席の外から散弾銃で射殺される警官
助手席に乗ってるヒロインに一発も散弾が当たらないっていうのは映画的な虚構ですよね

ヒロインメアリーを演じてるヴァネッサ・グラッセは着衣で見てみてもスタイルがいいしチッパイだったし
悲劇のヒロインとしては合格だったなぁ
 
ってか、“ホラーヒロインのその後を描く”ではなくて、リアルタイムを描いてましたね、これって

2018年製作、カナダ映画
パドレイグ・レイノルズ脚本・監督作品
出演:ヴァネッサ・グラッセ、ブレンダン・フレッチャー、エミリー・テナント、コール・ヴァイグ、ダニエル・オメーラ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE UPSIDE/最強のふたり

2020-11-02 17:12:04 | 洋画
もうあれから10年も経過したんですね
今更と言えば言えるんですが.フランスで大ヒットした、ヤクザで無教養な黒人と
事故によって首から下が完全に麻痺した大金持ちとの実際のお話を映画化した「最強のふたり」をハリウッドでリメイクした作品
だいぶ前なので、オリジナル本来がどんな内容だったかなんでみ
もうほとんど細かいところは覚えていませんでしたので
リメイク作品を見ると、いつもやってしまうようなオリジナルとリメイクとの比較が
さほど出来ずに
 
あぁ大体こうだったんだっけ、って言う感覚で見ていましたが
オリジナルとの根本的な違いがはっきりとわかるのが
ヒロインとしてニコール・キッドマンを投入してきたところですかね
いわゆる肉体的な行動的な、そして関係が深まるにつれて精神面での介護は黒人であり、刑期を終えて正業につきたいデルが受け持ち
大富豪の事業というか金銭的というか、いわゆる事務管理をニコール演じるイヴォンヌ何受持っているところが
 
そんなイヴォンヌ日本毛嫌いされつつ、フィリップの介護をしつつ
犯罪人として別れてしまったデルの奥さんと子供を出してきて
黒人のスラムから家族を脱出させようってするデルの家族愛をも並行して見せてくれるんですね
ここいら覚えていませんが、オリジナルでは触れられていたかどうか記憶ないけども
首から下が完全に麻痺していても、ペニスは脳とつながってる関係でちゃんと勃起するって
そこいらをフューチャーしており、オリジナルから約10年ですから
我々を取り巻く環境もIT化が進んで、なんでも検索すればわかる時代っていう中で
プラトニックにある女性とペンパル関係にあったフィリップでしたが
逢いたいって電話したとたんに・・・
そうやっぱ文通していたのはあわよくばお金・・・?????
って事だったような文通相手何でてきたり
 
結局は失ってわかる、自分に必要だっていう人間は誰だって事を
しっかり取り巻く教えてくれる作品になっていたのと
金権塗れの人間て結局は本質を見抜けないってことも、バンクシー並みの作品だってフィリップが言えばデルの落書きが5万ドルで売れてしまったりといったとこや
オペラに完全にハマって、いく無教養なデルとか
本物はちゃんと人の心をとらえるんだって言うようなっことまで
 
コメディタッチの軽さながらちゃんと映画に託していく手際の良さはさすがハリウッド映画ですねぇ
いや、楽しい125分でした
 
2019年製作、アメリカ映画
ニール・バーガー監督作品
出演:ケヴィン・ハート、ブライアン・クランストン、ニコール・キッドマン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする