日本統一24

日本映画専門チャンネルでの“日本統一劇場”も、月ー作品のOAになっちゃいましたが

先月は「日本統一外伝」のOAもあって、一応賑やかでしたが

今月はこの24作目一本だけのリピート放送が、11月7日農深夜枠から始まりました

前作「日本統一23」で全国の神農を吸収しこね、一応進友会の平川だけが俠和会傘下に組み入れて神農との確執が終わり

北海道と沖縄をも同時に傘下に収めた氷室と田村

 

ってことで、今作から新レギュラーとして飛鳥凛さんと小柳志が新規参戦しての新章始動ですね

って新章と言っても、川谷が三代目を襲名してからくすぶっていた旧工藤組と

今では本流となった氷室と田村率いる川谷派との内部抗争がメインプロットになっていくんですよね

 

一応組織が大きくなったため、工藤組以外に内部を固めるために氷室は改めて

ブロック支部制度を導入することで組織の活性化を図りますが、

旧体制より旨味が減ったものから反発が多くなり、揉め事を極力防ぐためですが

中島率いる四国がキナ臭さを見せ始める

九州地区は沖縄で多少の不満が生じたりするんですが

そんな中、初代会長の実子である権田凌一が出所してきて、氷室一派に預かりになります、最初は暴れ者として登場するものの

田村の大阪での虎が惚れ込んだ風俗のお姉ちゃんの父親の手形パクリを収める田村の微雨力的な手際の良さに圧倒されていきますが

実は大阪では田村に対して府警の刑事真田が金蔓と近寄ってきます

この悪徳刑事をどう始末するのか

今後が楽しみに・・・
新たな風が入ります！

 

一方川谷にはバーを経営していた姐さんがジンガイさんと国外に逃げちゃって

小料理屋を経営してる南という女将さんとの新しい恋が・・・
もう42作が今月リリースされますが

飛鳥凛さんが24から登場されていたんですね

小柳心は途中退場しますけども・・・

 

で、この川谷のラブロマンスエピソードが工藤組による川谷襲撃で今作は終わる

 

2017年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
濱水誠監督作品
出演：本宮泰風、山口祥行、小沢仁志、飛鳥凛、奈良坂篤、舘昌美、桑田昭彦、北代高士、SHU、大沢樹生、菅田俊、松山鷹志、樋口隆則、小柳心、那波隆史、松田一三、小手山雅、

 

青い蜜の香り

最近めっきり輸入配給が少なくなった海外のエロチック作品

もうほとんど公開されることもないし

DVDにしても多くて月に2本くらいかなリリースされるのは洋ピンは

でも、洋ピンのは仮面をかぶっているだけで、そのほとんどが文芸的な作品となっており

純粋なエロチック作品はもうネットで見るしかないのかなぁ

日本では細々とピンク映画が専門の上映館が次々に全国で閉館しつつあるものの

頑なにプログラムピクチャーという製作システムを守っているんですね

 

って話が逸れてしまいましたが、今月は、こう言った外国製のエロチックDVDが2本リリースされました

で、ここに書く今月最初の洋ピン紛いの作品は

ある意味閉塞感に苛まれた若者たちの青春群像を描いたこの作品

 

これは珍しオーストリアの映画

ってことでダイアローグはドイツ語でしたねぇ

首都ウィーンでクラス十代の青少年6人の若者たちの生き方を並行して描いていった作品

それぞれが満たされない欲望と秘密を抱えながら危なっかしい衝動に身を任せてゆく姿が切ない結末を迎えるまでの98分間でした

 

出会い系アプリで知り合い、“恋愛感情はヌキ”の約束でカラダだけの関係で付き合い始めたルカとベン

軽い気持ちで自分たちのsex動画の投稿をしてしまいったアンナとヤコブ

だがそこは動画サイトですから視聴者からの現金収入が思わぬ額になり

家から出たいアンナは泥沼にハマってゆく

 

アレックスとモモは、オンラインでの“リモート・セックス”を続けているうちに

モモはアレックスに好意を抱き、”自分処女だ“と告白して

直接会ってsexしたいというが、アレックスは会おうとは決して言わない

そうなんです事故によってアレックスは下半身麻痺状態

さらにモノが役立たずで、リモート・セックスのは時はエクスタシーを感じたフリをしてただけ

 

そんな彼らが最終的に収斂していくのかって見てましたが

結局は最後まで並行して描かれていくだけなんですね

 

性について、家族について、お金についてっていうのはいつの間に時代の若者たちの共通の通り道なんですが

時代を反映して彼らの出会いとか、金儲けはSNSなんですね

さらに障害者専門のsexカウンセラーって言うか、専門の娼婦さんがいるんですねぇ

 

三組の男女は結局最終的には局していくわけですが

こうやって成長して大人になっていく過程のは一部部分を切り取っただけの作品

エロいシーンはほとんどなかったなぁ

 

切り口の違う記事はコチラ

 

2020年製作、スイス・オーストリア合作映画

イリアナ・エスタノル、ヨハンナ・リエサ共同脚本&監督作品

出演:サラ・トス、ケレム・アブデルハメッド、ルカ・フォン・シュレイダー、マックス・クエス、ミリッサ・イロワ、バレンティン・グルーバー

レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン～隠市奇聞録～

11月4日リリースの中国映画です。惹句の“魔剣、降臨！”とかデカデカと書かれてるし、

さらにダメ押しきみに、“最新VFX×古代中国神話が織り成す伝説ソード・アクション！“なんて描かれてて

さらに絵面は、ヮタシの好きなヒレが流れるように剣の軌跡が描かれていたら絶対レンタルしちゃうでしょ

って事で原題は「隐市奇闻录1」ってなってまして

どうやらシリーズもののようですので、尺が72分と短いこともあるので

ひょっとしたら中国のTVドラマシリーズ作品かもしれませんが

サイズはシネスコサイズでしたのでシリーズ化の映画のようでもあります

 

主人公はこの世での喧騒を嫌い、一人人間界を離れ

常人では目視も居住することもできないと言われるた”隠された町“に住み着いたチンルオという女性薬師

彼女の調合する漢方はなんでも治してしまうし

薬師としての知識が様々な事で役に立つんですね

でも普通の薬師ですから、彼女が駆使するのは、己の知識が詰まりに詰まった頭脳だけです

で惹句にあったソード・アクションを担当するのはチンルオと親しい警吏であるションでして

いわゆるこの二人のコンビが事件を解決していくっていうスタイルなんですね

 

で薬草採取に森の中に入ったチンルオは、珍しい鳥を探している旅人のリンと出会う“隠された町”への同行をせがむリンに、チンルオは”隠された町“に住むギブアンドテイクの条件を述べて一時同居することを許すのでした

 

その夜、目の病に悩む塩商人は目薬を服用すると多数の怪鳥が塩商人の体中の肉をついばみ、骨だけを残して消えてしまう

この事件の調査に警吏のションが派遣されてくるが、残された怪鳥のは羽に触れると体中に毒がまわり重症化したため

すぐにチンルオの元にに向かい治療を施してもらう

”隠された町“で合流したション、チンルオ、リンの三人は怪鳥による奇妙にも不可解な殺人事件の謎に挑むのだったが
そこに犯人とおぼしき鳥のマスクをした怪人が現れてションの捜査を妨害してくる・・・

 

この怪人とションとの戦いだけがソード・アクションってことなんでしょうが

中国映画独特の頃ものヒレが流れるようなVFXも全くなく、鳥が集団で人を襲うシーンとかだけがVFXだったようで・・・
捜査というか犯人に動機も底が浅くて、実に軽ーいお話でしたが・・・

気軽に見られる作品なので続編作られたらまた見てみたい

 

2020年製作、中国映画（日本未公開作品）

シュエ・ウェンホワ監督作品

出演：ガオ・スーウェン、ツァイ・ペイチー、チャン・チン、ジャン・ウェンウェン