今朝の新聞の１面には RIET（不動産投資信託）で初の破綻というニューが出ていた。
先日からの株価下落や大手企業の破綻は見飽きていたが、これはちょっと注目。・・・なんて思っていたら、今度は大和生命が破綻という速報が・・・・
何だかえらい事になってきましたね。
株価の下落や上場企業の破綻は、投資に関係ない人には対岸の火事だが、RIETは最近の資産運用の流行としてFX（外貨証拠金取引）とともに注目されていただけに、この破綻は他の投資信託等も含め一気にマインドが冷え込むだろうなぁと思っています。更に生命保険！大和生命は中堅の下の方だと思われる規模ですが、生命保険の破綻で思い出されるのはやっぱり金融危機ですよね。和歌山でも取り付け騒ぎなども起こりましたし。実害よりも風評被害の方が心配。
株価等の下落でここ数日で日本人の資産が２０兆円以上も減ったそうで、かくいう私もそのうちのいくらかは（本当に微々たる数字ですが・・・）影響があるのでしょう。
アメリカのダウ平均も毎日値下がりしていますし、日経平均なんて久しぶりに８０００円割れも目前です。
でもね、そもそも株資産なんて、企業の総資産価値よりもはるかに大きいわけで、言い換えれば”ハリボテ”実態に合っていない訳ですから、いつかはこうなるのですよね。ここ数年間で夢を見て、将来の利益を当てに贅沢をして、結果がこうなっただけで、夢を見れたこと、当時贅沢が出来た事だけが空しく残ります。
我々にはイマイチ理解できませんが、１泊ウン十万円のホテルが満室だったり、１本で月収以上のお酒が飲まれていたり、世界中では考えられない様な騒ぎだったのですから・・・
と、言うわけで暫くは我慢でしょうね。アメリカでは破綻回避のために議会がオオモメしていますが、贅沢を尽くした経営者達には、遡ってお灸をすえてもらいたいものですね。せめてそれで溜飲を下げる以外方法は無いですからね。
それにしてもどうなる事やら。