父親的生活

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アメリカ産牛肉 輸入解禁に思う

2005-10-06 13:49:38 | 出産・育児
アメリカ産牛肉が生後20ヶ月未満のものに限って輸入再開されるそうです。
結局、BSEの全頭検査もせずに日本に輸入されるとの事。
吉野家さんの株価がストップ高というニュースばかりが大きくクローズアップされていますね。

でも、もう一度良く考えて欲しいのです。
生後20ヶ月だとBSEの原因である異常プリオンが多く蓄積されていないという理由だったと思うのですが、
アメリカって放牧なんですよ。
地平線が見えるような広大な牧場で、ずっと放し飼いされている牛で、どうやって月齢を見分けるのでしょうね。
それに、日本でも多かったのですが”不正”つまり年齢を偽って出荷されないかと言う事。
アメリカは資本主義のお手本のような国ですから、日本以上に”利益追求”な筈。
実質完全輸入解禁と理解した方が良いかもしれません。

牛丼が食べられて嬉しい!!と思われる方も多いと思いますが、
もしかしたら異常プリオンを食べているのかも知れませんよね。
吉野家さんも、タバコみたいに「当店の牛肉はアメリカ産牛肉を使用しております。輸入にあたってはBSEの検査をしておりませんので、あなたの健康を害する恐れがあります」って書いて販売しなければ、PL法で引っかかったりするかも知れませんね。
そしてそこまで書いて欲しいものです。

それと、怖いのはお惣菜等ですよね。
肉売り場でアメリカ産とか、鹿児島産みたいに書いて販売してくれるのなら消費者も納得できますが、
加工品やレストラン、お惣菜等は産地表示の義務は無いはずです。ですから、食べたく無くっても、知らず知らずにアメリカ産牛肉を食べる事も考えられますよね。
それに、牛肉は肉そのものとしても販売されていますが、ブイヨンや油に形を変えるものも多いですよね。
今後食べたくない人は、どうやって判断すれば良いのでしょうか。

もしも、我が子に アメリカ産牛肉と全頭検査された国産牛、どちらを食べさせますか?って聞いたら、
私たちの様な小さい子どもを持つ親だったら、相当な価格差でもない限り、絶対に安全な方ですよね。
親は経済的事情もあるでしょうし、自己の判断なのですから仕方ないとしても、それを自分では判断できない子ども達には安全なものを与えたいはずですよね。

今後、輸入解禁は目が離せなくなりましたね。
私は完全な安全を確認出来ないまま輸入される事には基本的に反対です。
惣菜でも、お弁当でもアメリカ産が混入している可能性があれば、もう買いません。
と、書いたところで、小さな小さな声でしかないのですよね。
それに決まってしまう事なのだったら、せめて輸入解禁だけが先行して表示方法や、検査方法が遅れない事をお願いするしかないのでしょうか。