父親的生活

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雨と温野菜サラダ

2005-06-21 11:39:49 | 出産・育児
山登りの筋肉痛に苦しむseuratです。
昨日は接待で遅くなり更新が出来ませんでした。

和歌山は今日も晴れ。
気温は30度を超えています。
先日、和歌山の日高町という所で取れたスイカを頂きました。
非常に甘いです。今年の夏の果物は相当期待できるのではないでしょうか。

さて、こんな空梅雨だと、農産物にどういう影響が出るのか。
先ず、生産現場である畑では・・・
気温が安定し、日照量も安定していますので生育は至って順調なのです。

雨、植物にとっては”恵みの雨”なんて言われる位大切なのですが、野菜に至っては必ずしもそうではないのです。
レタスやキャベツ、ほうれん草等は雨が降ると泥が跳ねて葉に雑菌が付き、腐りの原因になります。
ジメジメと湿度と気温が高い日が続くと、雑菌の繁殖が活発になり、みかん等の果樹でも様々な病気にかかります。
最近の畑は潅水設備が整った所が多く、特に雨が降らなくても水は切れることがありません。
ですから、雨(曇天)はある意味野菜栽培の天敵なのです。
加えて、例年ですと梅雨の時期に降雨による害で収穫できない分も今年は収穫が出来ているわけですから、市場への流通量は前年比で何割も伸びています。
そんな理由で、キャベツやレタスは20~30円なんて相場で取引されています。
スーパーでも殆ど98円や88円じゃないですか??
少し気になったので、昨年の販売単価を調べて見たのですが、去年のこの時期、レタスは198円でした。

まさに豊作貧乏状態ですよね。

長野あたりの大農協では出荷調整が始まったとの話も聞きます。
出荷調整・・・レタスやキャベツを収穫しないで畑に捨てるのですよ。
聞けば勿体無い話ですよね。

でも、いくら安くても、レタスを1日に3つも4つも食べられませんからねぇ。

と、言うわけで、野菜が安い時におすすめなのは”温野菜サラダ”ですね。
熱を通すだけで野菜は小さくなりますから、量を沢山食べる事が出来ます。
もちろん、加熱する事で雑菌もありませんし、食中毒の危険性も激減します。
安全性で考えれば、お子さんには、生サラダよりも温野菜サラダの方がお勧めですね。
確かに加熱する事で失われる(破壊される)栄養分もあるのですが、食物繊維等はそのまま残りますし、量を食べられますので返って良いかも知れませんね。

例えばレタス。
お鍋に入れると美味しいと、最近は加熱される方が多いのですが、冷しゃぶにさっと熱湯にくぐらせたレタスなんて良いかも知れませんね。
そうすれば一家で2玉くらいすぐに使えますよ。
と、言うわけで、今年の夏は是非温野菜サラダをどうぞ。