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京都の本音

2017-08-23 | 日記

京都の言葉ほど耳あたりが良いけど嘘ばかりの言葉はありません。
有名な逸話で
「せっかく京都に来たんだから和装でバッチリ決めてやる」って浴衣と下駄で祇園界隈を歩いていたら、「下駄でっか。ええ音しとりますな」と住人に言われた。
でも、それは「足音が五月蠅いからさっさと消えろ」っていう意味を生八つ橋に包んだ言い方だそうです。

観光案内にしても本音を透かしてみなければならないのです。
下記はある京都観光の案内文章ですが、表面のみを見て違っているじゃないかとか思うようでは京都に行かない方が良いですよ。


「京都の文化に触れるなら、食のイベントに参加するのはいかがでしょう。京都市内では、旅行者でも楽しめる食のイベントが数多く開催されています。
四季の移ろいが鮮やかで、良質な水と肥沃な土壌に恵まれた京都。千有余年の永きにわたり日本の政治・文化・宗教の中心地として栄えてきました。
長い歴史の中で営まれてきた人々の暮らしや生活文化・精神文化、それらを育んだ環境を現在に伝えているのが、京都の「食」です。
このページでは、京都の「食」に関するイベント情報と、今に引き継がれる「京の食文化」をお届けします。」

上記の文は京都の本音で書くとこうなります。

「京都の文化を少しだけ田舎者が体験させてやるイベントがあります。
京都市内では歩き回られる田舎者が面倒ですから、一カ所に集めてお金を巻き上げる会場があります。
四季の移ろいが綺麗な都を見られて、それだけで感謝してお金置いて帰れよ田舎者。
千有余年の永きにわたり日本各地から収奪し続けた都として栄えてきました。
永い収奪の歴史で営まれた人々の盗賊の生活や収奪の文化などを少しだけ見せてやるから、京都の美味しい物を恵んでやるよ。」

と言うことを言っているのです。
京都においでとは、京都にお金を置いていけと言うことですから、お間違いないように。
写真は今でも京都で仕事をしようとする会社が、京都人によって「仕事するならお稲荷さんに鳥居ぐらい寄付しなされ」と言われて仕方なく寄付した会社の鳥居が並んでいる姿です。
これをまたまた田舎者に見せてお金をふんだくっているのです。
京都の人に言わせると「田舎者はどこまで行っても田舎者だ」そうです。
そんなつもりで京都に観光に行った方が腹が立ちませんよ。
あそこは見せてやる観光地です。

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