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300文字小説  空へ

2012-07-10 | 創作
 道端にヒマワリが咲いていました。  こんな背の低いヒマワリもあるのですね。  背が低くても精一杯お日様を追いかけています。  街はもう夏なのですね。  うつむいてばかりの私。  顔を上げると二人連れがいました。  昔の私のように、笑顔だけの二人連れ。  貴方がそばにいるといないとで、こんなに違うものなのね。  見上げると青い空。  高くて高くて、ずっと上まで青い空。  気づかなかった、空がこんな . . . 本文を読む
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