シネスイッチで映画を見た後、すぐ近くのCHANEL NEXUS HALLで開催されている「D'un jour a l'autre 巡りゆく日々 サラ・ムーン写真展」を見に行きました。サラ・ムーンは大好きな写真家なので、楽しみにしていた展覧会です。
(本展には出品されていません)
私のサラ・ムーンとの出会いは1980年代。当時、サラがCacharelのAnais Anaisというフレグランスの広告を手掛けていて、そのクラシックでロマンティックな世界にひと目で惹かれ、たちまちお気に入りの写真家となりました。
その頃、(今は閉店して無い)プランタン銀座のギャラリーでサラの写真展があり、足を運んだことも懐かしい思い出です。プランタンは閉店する頃はふつうのファッションビルになってしまいましたが、80年代はフランス文化の発信基地のような役割を担っていたと記憶しています。
私は仕事でアメリカと関わり合うようになる前は、どちらかというとフランス志向が強かったので、当時のプランタンや東急文化村が運んでくる”パリの香り”が大好きでした。
サラ・ムーンといえばシャルル・ペローの「赤ずきん」の写真絵本にも衝撃を受けました。石畳の道、大きな車、忍び寄る男の影。サラが写真でつづる物語は、いわゆる”子どもの童話”ではありません。ミステリアスでイマジネーションを刺激し、どきどきしながら引き込まれたことを思い出します。
今も現役で写真や映像の世界で活躍しているサラ。近年はコスメティックのNARSのコレクションを手掛けたとのことですが、私は何も知らずにNARSのコスメを手に取ったことに(記事はコチラ)あとから不思議な巡り合わせを感じました。
そんなわけで出向いたサラ・ムーン展。本展は、サラ・ムーン自身が構成を手掛け、日本初公開の作品を中心に100点が展示されています。動物や風景の写真など幅広くありますが、私が惹かれるのはやはり女性を撮ったファッション写真です。
真っ白な展示空間は、サラによるリクエストだそうです。移ろいやすく不確かな、一瞬を切り取った作品の数々は、夢の中の風景のようでもあり、古い記憶が呼び覚まされる懐かしくも不思議な体験でした。
サラ・ムーンの写真展が開催されてるんですね。
私が今の仕事はじめた頃(80年代)、とても人気がありました。写真集もたくさん出てましたが、今はあまり出ていないのが残念です。
彼女の写真、独特の世界がありますよね。彼女がプロデュースした化粧品を手にとったのも、やっぱりその世界観に強く魅かれるからなんでしょうね。
そういうアーチストが心の中にあるのはとても幸せな事だと思います。
サラ・ムーン、懐かしいな~と思って見に行きました。
ごみつさんは同世代なので、やはりよくご存知ですね。
共感していただけて、うれしいです♪
もう引退していらっしゃるかと思っていましたが
今も活躍されているようでうれしくなりました。
若かりし頃のときめきを思い出しました。^^
一番上の画像の、フレグランスの広告の写真の美しいこと。
クラシカルでロマンティック、本当にそんな感じ。
こういう雰囲気、大好きです。
思い切り趣味の世界ですが
共感していただけてうれしいです。
サラ・ムーンのクラシックでロマンティックな世界
ななさんもきっとお好きだろうな~
という気がしています☆
ちょっと色々おおー!って処があって、黙っていられず、、、
すっかり最近忘れていた、好きだった画像や物事が!
サラ・ムーン、私も好きでした。
私が出会ったのは、81年位だったかな?コムデギャルソンの写真をサラ・ムーンが撮っていた事がきっかけで知りました。
退廃的で神秘的ノスタルジックで。
とは言っても写真集など買えなかったし、いいなー!好きだなって思っただけでしたが。
そして、あの可愛らしいアナイス・アナイスの写真も彼女が担当していたのね。40年過ぎて初めて知りました。
この画像久しぶりに見て胸がドキン!ってなりました。あれに一目ぼれするの、すごく解ります!
昔、香水が好きでねー海外旅行で空港で香水見たり買ったりするのが凄く好きでした。
セレンさんが、
>仕事でアメリカと関わり合うようになる前は、どちらかというとフランス志向が強かったので、当時のプランタンや東急文化村が運んでくる”パリの香り”が大好きでした。
っていうのを読んで、すごい納得しました!
私は90年にこちらに越して来たのですが、銀座のプランタン、銀座に行く時はいつも寄っていました。
渋谷のbunkamuraも懐かしい!
ごめんなさい、長くなっちゃいました・・・
またまた、古い記事に目を留めていただいて、コメントありがとうございます。
なんと!latifaさんもサラ・ムーンがお好きだったのですね。
そうなんですね。やっぱりちょうど同じ頃にサラに出会っていらしたのですね。
彼女の世界観、私も大好きでした。
私も香水、というよりどちらかというと香水瓶が大好きで。
海外に行く時は、空港で売っている小さな5つセットの香水とか買っていて、瓶を並べて眺めてはうっとりしていました。。
銀座のプランタン、渋谷のBunkamura、懐かしいですよね。あの雰囲気が大好きでした。
後でlatifaさんの酒井順子さんのエッセイのところで書かせていただこうと思っていますが、当時雑誌Oliveの世界観が大好きだったのですよね。
あー、もう懐かしさが止まらないです。^^