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セレンディピティ ダイアリー

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奈良・山焼き(2025・冬)仏蘭西料理 ラ・テラス

2025年03月21日 | +奈良

奈良・山焼き旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。

1.奈良・山焼き(2025・冬)粟 ならまち店
2.奈良・山焼き(2025・冬)若草山焼き
3.奈良・山焼き(2025・冬)囲炉裏と地酒 大和乃山賊
4.奈良・山焼き(2025・冬)志賀直哉旧居

志賀直哉旧居からささやきの小径を通って奈良公園へ。七草山の麓にあるフレンチレストラン「仏蘭西料理 ラ・テラス (La Terrassse)」で、私のバースデイランチをいただきました。

緑の森の中にあるレンガ造りの一軒家レストランは、サンルームやテラス席もある開放的な空間。自然の中でいただくフランス料理は、ほどよくモダンで洗練された一皿。広々としたお席も居心地よく落ち着けました。

温かみのあるテーブルセッティングが素敵でした。

私はスパークリングワインで乾杯。テーブルには自然の実を使った素敵なオブジェが飾られていました。

右は息子のワイン、左は夫がいただいた柑橘系のピールを使ったカクテル。

フォアグラを使ったアミューズ。

黒いシックなカップに入ったコンソメスープ。

芽キャベツを生ハムで巻いたアミューズ。

それぞれのお皿に取り分けていただきました。

「サーモン / 紫カリフラワー / 柚子」と言う名前の前菜その1。サーモンのたたきに紫カリフラワーやエディブルフラワーを散らした愛らしい一品。下に柚子のソースが敷いてあります。

「アオリイカ / 大和橘 / ピスタチオ」と言う名の前菜その2。イカソウメンのような前菜ですがピスタチオとの組み合わせが斬新。食感の違いが楽しめました。

この後、「鰆 / チーマディラーパ / 発酵トマト」という魚料理がありましたが、写真を撮り忘れてしまいました。。チーマディラーパというのは、カブの葉に似た葉野菜のようです。

自家製パンとバター。パンは私の好きなカンパーニュのようなハードブレッドでした。

「奈良・郷ポーク / 春巻 / 黒にんにく」という名の肉料理。ポークもきのこもおいしかったのですが、ユニークなのが春巻。きっちり巻いた葉巻のような洋風春巻でした。

お店のスタッフがバースデイプレートを用意してくださっていました。左のお花はドライフラワー(食べられません)。右の絵は、スタッフの方が描いてくださったそうです。もったいなくて食べられない!

「紅玉 / トンカ豆 / カルバトス」という名のデザート。カルバトス (りんごのお酒) を効かせたりんごのコンポートとトンカ豆のアイスクリーム。

トンカ豆も見せてくださいました。華やかで甘い香りのスパイス。ポスト・バニラになるかもしれませんね。

こんな風に素敵にサーヴしてくださいました。

大阪・TERRA COFFEE ROASTERSさんのスペシャルティコーヒー。

小菓子は、テリーヌショコラとクグロフ。

焼菓子大好きです。どちらも濃厚な風味があっておいしくいただきました。

お店のスタッフの方が、屋内外でたくさん写真を撮ってくださった上に、真っ赤なバラまで用意してくださって、そのお心遣いに感動しました。

これで、奈良・山焼き旅行記はおしまいです。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。