ハグとナガラー原田マハ作

友達に教えてもらって図書館で予約してやっと回ってきました。波口さん（ハグ）と長良さん（ナガラ）、女友達で旅に出かけたときのお話です。ちょうどコロナ禍で出かけることが出来なくなったときに、今までの旅を思い返して小説にまとめられました。女性が独身で自立することは大変なことが沢山あります。そんな時に友達と行く旅は悩みが小さいことに思えたり、また頑張る力がわき気分転換にもなりました。親の介護で旅に出られないこともありましたが、毎日の携帯での連絡で救われることがありました。親にはいつまでも元気で長生きしてほしいですが、年と共に弱るのは仕方ありません。子が精一杯介護してももっとできるのではないかと後悔が残ります。介護していたころを思い出して涙が出ました。一緒に旅へ行く仲の良い独身友達。本を読んでいる間は私も一緒に旅へ出かけた気分でした。

２０２３－５－３０（火）　図書館資料　請求番号：９１３／B／ハラ