Sera の本棚

感動した本のことや映画を見たり、コンサートへ行ったりした感想、高槻の写真など記録できたらいいなあと思います。

青春18切符で尾道へ

2017-12-30 11:34:32 | 旅行

青春18切符を使って尾道へ行きました。去年も行ったのですがその時に食べたおミカンがすごく美味しかったのでまた行ってきました。現在地のJR尾道駅から料金100円の小さいフェリーに乗って向島へ渡ります。

まずはお昼ご飯です。カキの天ぷらやカキフライなどを食べました。

街は大掃除中。暮れの29日ですものね。皆さん仕事納めや大掃除にお忙しいでしょうね。気楽な私で少々気がひけます(;^_^A アセアセ・・・

ちょうどフェリーが来ました。他の乗客は外国の方が多くほとんどサイクリングされます。

船から駅前の方を撮りました。

150007000歩ぐらい歩いてやっとおミカン屋さんに到着、4箱送ってもらいました。

フェリーに乗ってJR尾道へ帰りこれからの予定を立てます。尾道は何度か来ているので岡山で途中下車することになりました。

普通電車は黄色です。この電車を見ると山陽本線へ来たなと思います。岡山をブラブラして夕飯を食べて16:44発姫路行きに乗りました。ウトウトしていたら東岡山からおばさんが乗って来られて私の斜め向かいに座られ、弾丸トークが始まりました。

「今日は朝から忙しかった!○○さんが朝から軽トラで沢山シキミを持って来てくれて、お墓にお供えして、明日は餅つきだからもち米2升を洗って水につけて・・・」

と大きな声でお話が続きます。私はおばさんのお話に知らない方のお名前がどんどん出てきて、見ず知らずの私に一杯お話して下さるのがおかしくて笑いが止まらなくなりました。いったいこのお話の登場人物は何人???と思うとますます笑えて、私は手帳を取り出してお話の内容をメモしたり、登場人物の名前を書いたり、笑っては失礼だと思うとますますおかしくて。今日は何故そんなに忙しかったのか、蔵から杵を出したりお餅つきの準備のお話が続きました。吉永のお話、国宝閑谷学校のことや田倉牛神社大祭など興味深いお話も一杯です。

「つとむさんはお酒を飲んでふーふー言って寝よるだけじゃろ、でも出ていくのに一言いうていかなだめやし、黙って出ていかれんし。」

おばさんは74歳、旦那さんのつとむさんは83歳。お見合い結婚で吉永(JRの吉永)にお住まいで一人息子さんを亡くされて(享年36歳)いました。72歳まで3か所ある田んぼをお1人でされていたそうです。「今はJAに頼んだらすぐに5kgでも10kgでもお米を持って来てくれるからえらい楽や」としみじみ仰っていました。こんなに盛り上がってお話されているのに、ちゃんと吉永駅で降りられたので、私はしっかりされているなと思いました。私だったらお話に夢中になりきっと乗り越すに違いないと思いました。おばさんは田んぼを長い間されていたので腰が曲がっていました。今まで一生懸命生きてこられたのだなと思いました。その後姿を見た時、今まで大笑いしていたのに急に涙がこぼれ落ちました。来年は金婚式。どうぞ吉永の近くの良い温泉地でつとむさんと2泊3日の休暇をのんびり楽しんでください。カラオケもね♪お元気で!

2017-12-29(金) 撮影

コメント (10)
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