今日は夏日のようでした。湿度は低いみたいで影に入ると涼しかったです。午後から京都市美術館で開かれている第51回関西二科展へ行って来ました。入ってすぐに同級生の小林みどりちゃんの作品「春の日」の彫刻がありました。今まで見た中で1番小さな作品です。写真ではテーブルの上に作品がのせてあるので大きく見えます。高さ30cm~40cmぐらいです。いつもは実物大ぐらいの大きさです。
いろいろな方向から撮りました。後ろの女性が小さく写っているので大きな作品に見えます。
それから私のティンホイッスルの島崎愛子先生のお嬢さん、島崎紗椰さんの作品「悠久の夢」を見ました。オレンジ赤紫青系が基調なのですが、派手ではなく、温かみのある作品です。動きがあって面白い作品なのに安らげる作品で、動物のそれぞれの表情がかわいらしく惹きつけられます。ライオンがの~~~んびりあくびをしていたり、ウサギが何かを見つけたのか、耳に力の入ったキョトンとした表情など絵の中で遊びました。そして悠久の夢の意味を考えました。果てしなく長く続く夢、絵の中は本当に穏やかで平和で、楽しい世界です。そのような夢の世界のことでしょうか?それともなかなか実現できない世の中の永遠の夢のことでしょうか?私は前者の夢のような世界を楽しみました。先日は島崎紗椰さんの「語りを紡ぐ人々」という文章を読ませて頂きました。今日は「悠久の夢」の絵を、この次は高槻ジャズストリートでチェロ演奏を聴かせて頂きます。芸術のトライアングルです。文章と絵と音楽。3つがステキなワルツを奏でています。
期間:2016-4月26日(火)~5月8日(日)
会場:京都市美術館