今月20日から確認申請が厳しくなることは前回のエントリーで書きましたが、具体的にどうなるのかと言うと、実際にはまだ不明な部分があるということです。19日頃、国交省から具体的な運用基準みたいなものが示されるとのこと。何と施行日の前日! 。今の時点で分かっているのは、これまでちょっとした誤記入やミスは図面を訂正するか、差し替えで済んでいたのですが、今後はそれをいっさい認めないということです。つまり申請書類に誤りがあれば、再申請をするしかない、ということです。再申請となれば、手数料も再び掛かります。
そんな訳で、今設計中の物件、全部実施設計が完了した訳ではないのですが、確認申請に必要な部分は決まっているので、駆け込みで申請をして来ました。それでさっそく、1箇所私の見解と確認検査機関の担当者の見解が微妙に異なる部分があって、それについては検査機関の内部で検討して回答をもらう、ということになりました。まさに回答如何によっては、20日以降でしたら再申請になったかも知れない部分なのです。こういう事というのは、決して珍しいことではなく、建築というのは(少なくとも我々が設計するような)、画一的なものではなく、極めて個別的、特殊解ですから、法律の文面で簡単に解釈できない部分というのがある訳です。今後は、事前に検査機関側と打ち合わせする必要があります。それだけでも手間が余計に掛かる訳です。
確認申請後、「葡萄の丘の洋館」の現場へ。基礎工事もほぼ終わり、来週建て方に入ります。工事中の写真を「現場」のページと「フォトアルバム」へUPしてあります。
そんな訳で、今設計中の物件、全部実施設計が完了した訳ではないのですが、確認申請に必要な部分は決まっているので、駆け込みで申請をして来ました。それでさっそく、1箇所私の見解と確認検査機関の担当者の見解が微妙に異なる部分があって、それについては検査機関の内部で検討して回答をもらう、ということになりました。まさに回答如何によっては、20日以降でしたら再申請になったかも知れない部分なのです。こういう事というのは、決して珍しいことではなく、建築というのは(少なくとも我々が設計するような)、画一的なものではなく、極めて個別的、特殊解ですから、法律の文面で簡単に解釈できない部分というのがある訳です。今後は、事前に検査機関側と打ち合わせする必要があります。それだけでも手間が余計に掛かる訳です。
確認申請後、「葡萄の丘の洋館」の現場へ。基礎工事もほぼ終わり、来週建て方に入ります。工事中の写真を「現場」のページと「フォトアルバム」へUPしてあります。