10時と3時のいっぷく

零細建築設計事務所の日常とその周辺を、コーヒータイムに綴ります。

富士山と富士川

2008年12月28日 | 未分類
午後から今年最後のMM邸の現場監理へ。外部の色決めを施主と相談し、最終的な判断をしました。その後今年6月から入院をしている伯父を見舞いに峡南地方の病院へ。小生のことが分ったかどうか...その帰り、以前から気になっていた場所へ思いきって行きました。そこは鰍沢町と身延町(旧中富町)の境あたりにある日向山(標高477m)の頂上に、国道52号線からちょこっと頭が見える仏舎利塔です。富士川に掛かる鹿島橋を渡り、一路山頂を目指したのですが、路面は途中から未鋪装になり、しかも車1台がやっと通れるような狭さ、久し振りにスリリングなドライビングでした。

山頂に近づくと、西の山に沈もうとしてしている太陽を真正面に受け、一瞬前方が見えませんでした。山頂は打って変わって広々と整地されていて、純白の仏舎利塔が落日を受け輝いていました。鎮座する佛様に手を合せ、伯父の健康快復と少し早いですが、来年の家族の健康、そして世界平和を祈りました。振り返ると真正面に富士山の姿がありました。帰りの下りの途中、眼下に滔々と流れる富士川の姿を見る事が出来ました。

今日が今年最後のエントリーです。この1年間このブログを見て頂いた方、またコメントをいただいた方、ありがとうございました。来る年が平和で安全な年となるよう、祈りたいと思います。
なお、仏舎利塔の画像は「やまなし・まちかど図鑑」に新年最初のエントリーとしてUPします。

年賀状書き

2008年12月25日 | 未分類
今年もいよいよ押し迫ってきました。今日は一日掛けて年賀状を書きました。200枚程度ですので、パソコンからプリンターで印刷しています。ただし、宛名は手書きで書いています。また、ちょっとした挨拶分も手書きで添えるようにしています。最近はすべて印刷したものが増えていますが、住宅の設計同様、“手の痕”を残したい主義です。図案を考えるのも楽しみですが、今年は良いアイディアが浮かばなくて、時間がないので満足のいかないまま仕上げましたが、受取られた方、決して手抜きをした訳ではありませんことをご理解下さい。今日まで投函すれば何とか元日に届くそうです。

有楽町で研修会

2008年12月03日 | 研修・自己啓発
一連の耐震偽装事件を受けて、色々な法律が改正、新設されました。「住宅瑕疵担保履行法」もその一つで、来年10月から新築住宅を供給する建設業者または宅地建物取引業者は、その資力確保措置として、保証金の供託または保険契約の加入が義務付けられることになりました。大手のハウスメーカーなどは、供託金を納められますが、中小の工務店は、そこまで出来ず、保険に加入することになります。その保険を提供する側では、該当する住宅の工事中に、基礎部分と、主要な骨組み、防水措置の状況を予め検査しておきます。今日は、ある保険法人の検査員の研修会があり、出席してきました。会場は有楽町の「東京国際フォーラム」で、この建物には初めて入りました。

国際コンペで外国人建築家が設計して話題になった建物です。巨大なガラス張りの吹き抜け空間が特徴的です。研修会が終わり、有楽町の駅前で「年末ジャンボ宝くじ」を買って帰りました。