10時と3時のいっぷく

零細建築設計事務所の日常とその周辺を、コーヒータイムに綴ります。

今年の「まちかどの近代建築写真展」

2020年07月24日 | まちかどの近代建築写真展
毎年、甲府駅北口の「藤村記念館」で開催している、「まちかどの近代建築写真展」ですが、本年は新型コロナウイルスの感染防止のため中止することになりました。
これまで、10回開催してきましたが、文字通り“いっぷく”といったところです。
追記:2021年は9月14日から9月26日までの間、「日本を築いてきたレンガたち」というテーマで開催しました。
追記2:2024年は12月3日から12月15日までの予定ですが開催します。


「まちかどの近代建築写真展Ⅲin藤村記念館─わが町のレトロ郵便局」

2012年04月06日 | まちかどの近代建築写真展
このブログは写真展のブログ?と思われるかもしれませんが、甲府市藤村記念館での「まちかどの近代建築写真展」が4月21日(土)から始まります。3回目となる今回は、郵便局舎を集めました。
併せて、日本郵政グループの協賛を得て、近代郵便の歴史資料の展示も行います。
● 名 称  「まちかどの近代建築写真展Ⅲin藤村記念館」
● テーマ  「わが町のレトロ郵便局」山梨連絡協議会
● 主 催  NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会
      甲府市教育委員会
● 協 賛  日本郵政グループ労働組合・山梨甲府支部
       日本郵政グループ労働組合・     
● 協 力  近代建築探訪メーリングリスト/まちかどの近代建築写真展実行委員会
● 会 場  甲府市藤村記念館(甲府駅北口よっちゃばれ広場)
● 会 期  2012年 4月 21日(土)から5月13日(日)まで
     AM 9時からPM5時まで 最終日はPM4:00まで
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
● 入場料  無 料


「まちかどの近代建築写真展Ⅱin藤村記念館─懐かしの駅舎を訪ねて」

2011年09月18日 | まちかどの近代建築写真展
ずいぶん更新をさぼってしまいました。
 今年の4月に、甲府駅北口の藤村記念館で開催された「まちかどの近代建築写真展」が好評だったことから、その第2弾として、タイトルのような写真展を企画し、本日から始まりました。藤村記念館の立地を考えて、全国の駅舎を集め、計291点の駅舎が集まりましたが、中には、東日本大震災で流失した「大船渡駅」と「陸前高田駅」の在りし日の姿も展示されています。私は山梨県内の6つの駅を含め、11点出展しました。
 写真展は10月16日(日)までの会期で、入場は無料です。休館日は月曜ですが、祝日の場合は、翌日の火曜になっています。
 今後も定期的に、テーマを変えて写真展が開催されれば良いなと思います。





いよいよ明日から写真展

2011年03月31日 | まちかどの近代建築写真展
明日(4月1日)から始まる、「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」の展示設営作業を午後から行いました。主催者となっている、市教育委員会と指定管理者の「甲府駅北口まちづくり委員会」、それに小生の友人らで、賑々しく行いました。今回の写真展は、全国に残る擬洋風建築が113点、それに、各地で行っている写真展の“在庫”の中から、個人医院建築が、今朝ぎりぎりに届き、それを160点ほど展示しました。あとは明日からの開会を待つばかりです。

 「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」

2011年01月05日 | まちかどの近代建築写真展


昨年秋に甲府駅北口に移築された藤村記念館で、今年4月1日から「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」を開催することになりました。
これは、甲府駅北口周辺地区の維持管理を指定管理者が行うことになり、以前から地元で熱心にまちづくりに取り組んで来た「甲府駅北口まちづくり推進委員会」が指定管理者に選定され、今年4月1日からスタートするのにあわせて、開催するものです。
藤村記念館(旧睦沢学校)のような全国の「擬洋風建築」の写真を展示します。
「まちかどの近代建築写真展」については、こちらをご覧下さい。2006年の春に、甲府カトリック教会で開催されましたので、山梨では2回目の開催となります。

●名 称  「まちかどの近代建築写真展in藤村記念館」
●テーマ  「全国の擬洋風建築」
●主 催  甲府駅北口まちづくり推進委員会・甲府市教育委員会
●協 力  近代建築探訪メーリングリスト
●会 場  藤村記念館(甲府駅北口広場)
●開催期間 2011年4月1日(金)から4月17日(日)  月曜休館
     AM 9時からPM5時まで 最終日はPM4:00まで
●入場料  無料

感謝

2006年04月30日 | まちかどの近代建築写真展
今日で写真展も終了、午後2時過ぎから撤収作業に入りました。メーリングリストの仲間も東京方面から駆け付けてくれ、甲府の実行委員3人と一緒に片付けました。その後甲州名物“ほうとう”を食べながら、ささやかな打上げをしました。今回の写真展は多くの友人、知人の助けがあったから出来たことです。本当に感謝しています。そして同時に多くの方々とも出会うことが出来ました。これもまた感謝です。短い一生の中で、一人の人間の出来る事はほんの些細なことですが、今回の写真展の活動は私の中に大きな足跡を残してくれました。会場に置いて記帳して戴いた“感想ノート”は私の宝になりました。

にわか喫茶誕生

2006年04月29日 | まちかどの近代建築写真展
写真展もあと二日。今日は祝日でもあるので、少しは来場者も多いと思い、午後から会場に詰めました。暫くすると、この教会の信者さんのYさんが来て、先日は持っていなかったのでと、名刺を頂きました。そして、コーヒーと茶菓子を事務所から持ち込み、にわか喫茶コーナーの誕生です。Yさんはよっぽどこの写真展の成果が嬉しいらしく、何度も何度も私にお礼を言って下さるのです。今日は絶えまなく来場者があり、何人かの方から県内の近代建築情報も頂きました。明日は最終日、朝から詰める予定です。

ヤマを超えた

2006年04月26日 | まちかどの近代建築写真展
「まちかどの近代建築写真展」というのは、近代建築探訪の愛好者が集まるML(メーリングリスト)の中から生まれた企画で、2004年の札幌を皮切りに今まで4箇所で開催されて来ました。年何回開催するとか、次は何処で開催するとか、そんな決りはなく、それぞれの地域の事情に合わせたユニークな展示を行なって来ました。
今回5回目となる甲府展のそもそものきっかけは、昨年の秋、甲府カトリック教会聖堂の取壊しの噂を聞いたことに始まります。それまでこの聖堂の存在を知らなかった私は、知人から聞いたその情報がきっかけで、昨年の9月、この聖堂を始めて訪れました。そして、その素晴らしさと、甲府にもまだこんな建物が残っていたのかと驚きました。そして、この聖堂の保存の問題とどう関わっていったらよいのかと模索しました。それを手助けしてくれたのが、MLのメンバーで、これまで各地で写真展開催の“営業”をしてきた「小道」さんなのです。そして、教会で写真展を、というストーリーが始まったのです。

写真展も今日で半道中を過ぎましたが、今日教会の信者のY老人とお会いしました。Yさんはお祖父さんがこの聖堂の建設に尽力された方で、そのことを大切に思っていて、今でも聖堂の保守に尽力されています。そのYさんからこんな言葉を掛けられました。
『今回、ここで写真展を開いてくれて、自分達の教会が、こんなに立派だったのかと、信者の多くが言っている。写真展のお陰で、皆がやっとこの会堂を残すように考えが変わって来た。本当に有難う…』
その言葉を聞いて、会期はまだ残っているが、今回の私の役割は果たせたのではないかと思いました。
今後、聖堂の保存が確定すれば、私の人生の中で、この写真展は“最大の仕事”になるのではと思います。

建築研究部御一行様来場

2006年04月25日 | まちかどの近代建築写真展
夕方市内の工業高校建築科の生徒さん8人と引率の先生お二人が、写真展を見に来てくれました。
部活がある中を有り難いと思ったら、『建築研究部』という部活のメンバーとのこと。授業でも建築を学び、部活でも建築を研究するとは、若いのに感心、感心。一通り写真展を見た後、教会の聖堂も見学しました。
帰り際に表の看板の前で記念写真を撮って、礼儀正しく挨拶をして帰りました。

ところで、引率して来た先生のうちお一人が、今回の写真展がきっかけで、「近代建築探訪メーリングリスト」に登録されたとのこと。これまで山梨では私一人だけだったので、心強い仲間が増えて嬉しい限りです。

ニュース顛末記

2006年04月24日 | まちかどの近代建築写真展
「まちかどの近代建築写真展」について、今日夕方の山梨放送のニュースの中で特集として「近代建築写真が訴えるもの」と題して約3分間(時間は測らなかったので正確には判りません)放送されました。ML仲間のMさん(県外在住)へのインタビューの様子が結構な時間出ました。私も事前に取材されていたのですが、役者不足だったのか、今日昼に山梨放送から電話があり、
『申し訳ないのですが、他を撮った部分が結構長くなりまして、sendohdaさんの部分はカットさせて戴きました』
『……
それでも少しは映っているかと思ってジッと見ていたのですが、ほんの数秒ほど後ろ姿が映っただけでした。当初の取材を申し込まれた時の主旨と、今日放送された内容がずれて行ってしまった感じでした。
一緒に見ていた家族から、『かわいそうに…』と同情されました。トホホ…
『提供した写真のデータを返してもらおうか!』などと息巻きましたが、近代建築の話題がマスコミで取りあげられたことは大変喜ばしいことです。

その後嬉しいニュースがありました。以前チラシを持って行った市内の工業高校(建築科)の先生から
『明日生徒を連れて見に行きます』と電話を戴きました。
TVに出なかったショックもいっぺんに吹き飛びました。
メデタシ、メデタシ。

好調なすべり出し

2006年04月23日 | まちかどの近代建築写真展
写真展最初の日曜日。今日は一日会場に詰めていました。日曜日は礼拝のある日です。教会の信者さんたちが大勢礼拝後写真展を見に来てくれました。
印象的だったのは、自分達の教会がこんなに綺麗だったのかと驚いている声をあちこちで聞きました。身近な建物に関心を持ってもらう事、その声を聞いただけでも、今回の写真展をやって良かったと思いました。

なんとか始まりました。

2006年04月22日 | まちかどの近代建築写真展

昨年から準備をしてきた「まちかどの近代建築写真展」がいよいよ始まりました。午前中東京から応援に駆け付けてくれたMLの仲間と500件の写真の展示をしました。今日もTVの取材が入っていて、準備の様子を撮影したり、午後は甲府市内の町歩きをしているMLの仲間の様子を撮影しました。放送は4月24日(月)午後6時16分からのYBSワイドニュースの中で特集的に流されます。醜態をさらけ出して、恥ずかしい限りです。

開幕前夜

2006年04月21日 | まちかどの近代建築写真展
明日から始まる「まちかどの近代建築写真展」、今日は展示ボードの組立作業を行ないました。

今回の写真展で一番のネックとなったのは、この展示ボードをどこから調達するかということでした。レンタルにしても、専門業者に作ってもらうにしても数十万円掛かります。あれこれ悩んでいる時に知人の紹介で某高校の文化祭用の衝立てを無償でお借りする事ができました。これでいっぺんに解決した訳です。今まで一緒に準備を進めて来た二人の友人と知り合いの大工さんにお願いして、衝立ての組み立てをしました。
午後からは、先日のTV局の取材の続きです。女性アナウンサーに会場のカトリック教会の聖堂を案内するというもので、『ここで立ち止まって振り返って下さい』などとリハーサルをしながら撮影しました。まるでドラマを演じているような感じでした。
いよいよ明日午後1時からオープンです。

TV取材にぐったり

2006年04月18日 | まちかどの近代建築写真展

「まちかどの近代建築写真展in甲府」の取材をしたいという話が地元民放の山梨放送の記者氏からありました。最近の建築スキャンダルの中、建築士という立場でこういう写真展を企画したという視点から報道したいとのことでした。私が仕事をしている(PCに向っている)風景を数秒流したいとのことでしたので、慌てて狭い事務所を片付けました。ところが記者氏、2-3インタビューもしたいとのこと。しかもこの記者、モダニズムの建築がどうのこうのと、建築に結構明るいのです。本番の前に“練習”をしたのですが、いざカメラが廻ると頭の中は真っ白、質問に何と答えたのか憶えていません。きっととんちんかんなことを喋ったと思います。
1時間ちょっとの取材だったのですが、ぐったりと疲れました。
今回の取材は、ニュースの中で特集的に流すとのことで、この後22日初日の準備の様子や、MLの仲間の町歩きの様子も取材します。

TVと云えば、2年前の新潟中越地震の時に、応急危険度判定士として出動したのですが、その出発式の様子がニュースでUPで流れました。その時は撮影されているという意識はなく、帰って来てから知人たちからニュースで見たと良く云われました。今回は“1対1”の撮影でしたから、心身共に疲れました。放送を見たいような見たくないような…

あとは貼るだけ

2006年04月06日 | まちかどの近代建築写真展
「まちかどの近代建築写真展in甲府」のために、県内の近代建築の写真を撮って来ましたが、おおかたその撮影を終え、いよいよ出力の段階になりました。私のプリンターでは解像度が低いので、一緒に撮影に同行してくれた友人にお願いしました。今日その一部を受取りました。まずまずの仕上がりです。あとはパネル化の作業が残っています。