10時と3時のいっぷく

零細建築設計事務所の日常とその周辺を、コーヒータイムに綴ります。

2005/10大ニュース

2005年12月30日 | 建築の話題
毎年この時期になると、私の10大ニュースを書いています。必ずしも10項目ではありませんが、プライベートな部分を除いて発表しましょう。
(1)ブログ始める
 今年の1月から私もブログを始めました。最初は今のgooではなく、小さな(たぶん)会社のを利用していたのですが、8月に突然ホストコンピューターのトラブルがあって、更新出来なくなりました。この会社のを選んだのは、広告がないの1点の理由だけでしたが、あまりにもトラブルが長期に続いたので(今でもだめです。もしかしたらこの会社倒産したかも)現在のgooに切り替えました。誰かさんみたいに毎日は書込みできませんが、ぼちぼち続けます。

(2)携帯電話始める
 驚かれるかも知れませんが、昨年まで携帯電話を持っていませんでした。持たない主義という訳ではないのですが、持つ必要もなかったのです。ところが、2月に必要な事情が生じて持つ羽目に。あればあるで便利なことも多いのですが、強がりではありませんが、なくても生活は出来ます。余談ですが、着信音はいわゆる着メロ(音楽)でなく、鳥のさえずりと川のせせらぎです。あの着メロというのはどうも馴染めません。

(3)ワイズメンズクラブの役員を無事務める
昨年の7月からワイズメンズクラブ国際協会東日本区の事業主任(企業で言えば本社の営業部長)という役目を任命され、今年6月まで東奔西走の日々を送りました。6月には甲府で区大会があり、受け入れるクラブの一員として準備にも大忙しでした。この役目を通じて全国の仲間と交流出来たことは、大きな収穫でした。

(4)ネットを通じて仕事が広がる
 ここ数年の傾向ではありますが、インターネット(HP)からの仕事の依頼が徐々に増えています。今年もSさんのリフォーム、OHさん(葡萄の丘の洋館)からの依頼(実施設計は来年)などがありました。また、HPは全然知らない人からの依頼もありますが、当事務所をより深く知って頂くための補助的な役目も多分にあります。そういう意味では今工事中のOさんの家もそれにあてはまります。

(5)ネットを通じて世界が広がる
 インターネットはもちろん仕事ばかりに限ったことではありません。私が参加しているML(メイリングリスト)を通じて、来年「まちかどの近代建築写真展」を甲府で開催することになり、その準備に入りました。新しい出会い、交流が始まっています。この経過の中で“甲府カトリック教会”という隠れた文化財を発掘できたことは大きな喜びでした。

といったところですが、最後に文字通り唖然とした世の中の3大『ア』事件も私のような建築設計事務所には大いに影響がありました。3ア-すなわち、アスベスト問題、悪質リフォーム事件、アネハ元建築士による一連の耐震強度偽装事件です。今年は建築界も大いに揺れた一年でした。
ただ個人的には、家族健康で新しい年を迎えられることに感謝したいと思います。
皆様どうぞ良いお年を。

続・デジカメでデジカメを撮る

2005年12月27日 | デザインウォッチング
二代目から初代を撮りました。こういう“機械もの”の使い始めというのは、何とも言えないワクワク感と、その一方でマニュアルを読む時間のまどろっこしさとで、複雑な心境です。私はどちらかと言うと、“直感派”で、マニュアルを読むのが嫌いなタイプです。従ってトライ&エラーを何度も繰り替えし憶えるので、結果的に時間が掛かってしまいます。昨日の写真と比較すると、初代が如何に大きかったか判ります。

デジカメでデジカメを撮る

2005年12月26日 | デザインウォッチング
とうとうデジカメ2代目です。初代は2000年11月24日購入したもので、F社の140万画素のものでした。まずまずの使い方をしていたのですが、10月に九州旅行をした折に、羊羹屋さんの土間に落してしまいました。その影響でレンズカバーがガタガタに緩くなってしまい、ちょっとしたことで、レンズが誤作動してしまい、なかなかスムーズに撮影出来ませんでした。それに、建築写真の場合、特に室内は広角でないと思うように撮れないので、2代目はせめて28mmが欲しいと思っていました。
それで、最近出たばかりのR社の500万画素、28-200mmで価格はオープンプライスとのこと。実は先月、R社の展示会があり、その時“展示会価格”を聞いていました。ネットで調べたり、大手家電販売店で偵察しましたが、その“展示会価格”は結構破格のお値段でした。今回、永年付き合いのあるOA機器販売店の営業マン氏に、今月のノルマが達成出来ないので何か買ってくれと頼み込まれ、今でも“展示会価格”が有効なら買いましょう、ということで商談が成立した訳です。
5年経てばデジカメも進化して、大きさも半分位、何か頼り無い感じがしますが、性能は倍以上ということでしょう。来年は写真展もあるし、有効に使います。画像のデジカメの隣は愛用のホッチキスです。/>
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後援依頼

2005年12月20日 | まちかどの近代建築写真展
「まちかどの近代建築写真展in甲府」の後援を依頼するため、地元新聞社と放送局に書類を出しました。問題なく決まりそうです。一方、市の教育委員会へも同じように申請したのですが、後から担当者から電話があり、会場の甲府カトリック教会が協賛していることが、引っ掛かりそうとのこと。特定の宗教のための写真展ではないこと、建築物として教会の聖堂が価値がある事等を説明しましたが、理解されたかどうか。私はクリスチャンではありませんが、宗教のことはあまり気にしません。まぁ別にどうしても市の後援を貰いたい訳ではないので、それじゃ結構です、と言いたかったのですが、こらえました。夜、この写真展を手伝ってくれる友人達と“実行委員会”を開きました。デザイナーのIさんが見事なチラシのデザインを披露してくれました。

「まちかどの近代建築写真展in甲府」

2005年12月12日 | まちかどの近代建築写真展
私も加わっている「近代建築探訪メーリングリスト」の有志が過去、札幌、山形県長井市、東京文京区で「まちかどの近代建築写真展」を開いてきました。そして来年、甲府で開催する事になりました。
私も実行委員の一人として活動しています。

○日程 2006年4月22日(土)~4月30日(日)
○会場 甲府カトリック教会講堂 甲府市中央2-7-10
○甲府カトリック教会の献堂80年を迎えるのに合わせて、
文化的価値の高い聖堂を多くの方に見て戴くとともに、文化としての
建築について考えてもらうための契機となることを願い企画しました。

指定講習

2005年12月02日 | 研修・自己啓発
建築士事務所の開設者と管理建築士を対象とした講習会があり、出席しました。
この講習は建築士事務所の登録が5年毎に更新する間に受けなければならない(強制力はない)ものです。
私のような個人事務所は開設者=管理建築士ですが、大きな事務所になると、必ずしも建築士が開設者とは限りません。そういう人たちにも、建築士事務所の経営者としての社会的責任を自覚してもらうために、このような講習制度が出来た訳です。午前9時半から午後3時過ぎまで、みっちりと講習を受けました。講師の中には弁護士もいて、今問題になっているアネハ建築士の件も当然話題になりました。
この指定講習はもう一種類建築士個人(事務所を経営していない人も含めた)を対象にしたものもあり、私などは事務所登録の更新の際に両方の受講証を提示しなければならないのです。この講習については色々言いたい事もありますが、今日は書きません。

実は今日、嬉しい事というか楽しみな事がありました。詳細はもう少ししてから発表しますが、とにかく忙しくなりそうです。