普段,マシントラブルで最も困ることはストレージのクラッシュによるデータ損失だ。
ただ,これに関してはCloud上のストレージサービスを利用するなりバックアップ用のサーバーを自前で仕立てて回避できる。
また,マシンの一部のボードが故障した場合のパーツの交換やストレージの丸ごと引っ越しで回避できる。
しかし,今回のMacBook Airのようにロジックボード上にSSDが埋め込まれているモデルの場合,ストレージを救済する手段がなくなってしまう。
余程の力技を使わない限りSSDの中身を取り出せない。
無論,SSDに損傷があったわけではないの理論上は取り出し可能だが,それには基盤の設計等に精通していないと無理だ。
今回は,少し古めではあったが1ヶ月前のTimeMachineのデータが残されていたので損失は最小限で済んだ。