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バイク好きオヤジのひとりごと

カブ70 スピードメーターケーブル交換

2014年09月15日 | カブ
体の調子が悪くなって バイクに乗れなくなる直前
カブのスピードメーターが動かなくなってしまいました。

原因はスピードメーターのワイヤーが切れただけと思われます。

ホンダの純正部品を注文しましたが
パーツリストにはインナーワイヤーだけの部品が存在しているのに
実際にはアウターも含めたアッセンブリーでの供給に変わっていました。

インナーワイヤーだと500円くらい アッセンブリーだと1300円くらい
ほとんどの場合、インナーワイヤーの交換だけで済むので
交換に要する労力も考えると、インナーワイヤーだけ供給して欲しいんですが・・・

フロントブレーキハブからメーターワイヤーのナットを外し
インナーワイヤーを抜くと

こんな状態です。

ハブに接続される部分の先端がちぎれていて

途中も錆びて切断寸前でした。

アウター部分を交換するには車体のフロント部分を分解する必要があります。
インナーワイヤーだけの交換ならそんなことする必要は無いので

今回はもう1台のカブ70からインナーワイヤーを抜いて使うことにしました。

新品部品が手に入ったら、抜いた部品の代わりに元に戻せば済みますからね。

グリースを塗った新しいインナーネーブルをアウターに差込みます

インナーケーブルだけ交換するなら、これで済むので簡単ですが
アウターごと交換するのはフロント周りを分解するので おおごとです。
時間で比較すると、インナーだけ10分、アウターまで交換だと2時間くらい?

今回は下からすんなりケーブルが抜けなかったので
上から押すという方法を試すため、ライト部分を外しました。

ここで、なんとターミナルの腐食で配線が切断されているのを発見。
良かった、ツーリング先でこんな状態になったら帰って来れなかった。

コネクターからターミナルを抜いて 同じ形状の新品と比べてみます

表面処理は違いますが、形は同じなのでこれを使います。

配線を最小限切断して

新しいターミナルを取り付けます、これをコネクタに差込めば修理完了です。

修理完了すると

この状態です。
実は、この程度の修理だと自分で出来るのをバイク屋さんは知っているので
「自分でやってください」と言って なかなか引き受けてくれません。

配線を元通りに戻して ライトをとりつけようとしたら

ネジが固くて上手く入っていかないので
ライトのリム側の雌ネジに軽くタップを通しておきました。

それでもまだネジが固く感じたので

取り付けビスの方も 軽くダイスに通してネジ山を修正しておきます。
これで抵抗なく組み付けられるようになりました。

そんなに精度を必要としない部分に 私が使うタップ&ダイスセット

ものすごい安物ですが日本製、簡単な素人修理には充分です。

もちろん、精度が必要な部品には1サイズ3本組のちゃんとしたタップを使います。

全部組みなおして整備完了

長い間立っているのは辛いので、今日の整備はここまで。
オイル交換は明日以降にします。

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