RAINBOWシーカヤック:ブログ

RAINBOW・三河湾シーカヤックスクールのブログです。

テストパドリング

2011年08月26日 | Weblog
今日はテストパドリング。
WATER TREKの中村さんからの依頼で、シーバードカヤックの新しいフィッシングカヤック「Lunar」に乗ってきました。

ポリエチレン製で、長さ12ft(380cm)、幅は76cmと、標準的なスペック。
重量はメーカー公表値25kg、持った感じも大体そんな感じ。
サイドの持ち手が船体一体型なので(前後も)、持って歩いても揺れないから楽だ。

海に浮かんでみると、物凄く安定性が良く、傾けようとしても傾かないくらい。
速度的には正直言って普通で、凄く速いということはない。
12ft艇標準といったところ。
ただ、12ft艇にしては直進性が良く、今日の4mくらいの風だと、どの方向から受けても影響は感じられないので、カヤックが初めてという方でも問題なく行きたい方へ行けるはず。
ポリにしては細めのスケッグ状スターンキールがよく利いてる感じ。


フラッシュマウント・ロッドホルダーが2発、バウのハッチはシーバードのシーカヤックと同じ楕円で、シート後ろのはスクリュー式。
スクリュー式ハッチの内部にはネオプレン製の袋が仕込まれていて、モノをいれてもどっかに行ってしまうことはないようになってます。
このスクリュー式ハッチがあるから、クーラーのスペースまで遠くて、釣った魚を入れるのに苦労するかと思ったけど、そもそも12ftと小柄な艇ということもあって簡単に手が届く距離だった。

魚探とかを付けるところが2箇所あって(ドリンクホルダーも2発ある・・)、バウ側にはスライドトラックのレールも付いてるので、艤装は様々できそうだ。
シート部分の形状がとても良く、座り心地はとてもいい。

この艇はサンプルで、これから輸入計画を立てるそうです。
何のトラブルも無く、全てがうまく進行すれば今年中には入ってくるんですって。
楽しみですね。


今日はパドルも発売前の試作モノを使ってみた。
でも、艇もパドルも新しいのだと、どっちを試してるかわからなくなるので、先ずはいつものパドルで漕いでみて、それから試作パドルにチェンジ。

フル・カーボン製でベントシャフト、ブレードはフォームコア入りという最上位のモデルで、製品版は長さ角度可変のアジャスタブル機構が搭載される予定だ。

ブレードのサイズや形状はバッチリだけど、カーブとかダイヒドラルによる逃げ具合、掴み具合は、実際に漕いでみないとちゃんとわからない。
でもまあ大体想像がつくから、これならOKだろうと思っていたけど、漕いだ感じはやっぱりOKでした。
しかもシャフトは僕の好きな長さに切ってくっつけたので、いかにも調子良い。

これはイイ。

Aquamarine「Griffon」、製品版発売はいつだろう?

それにしても今年はデスペラードといい、ファルコンといい、新商品がやたらと身近にある(デスペラードは自分のだけど)。

諸々大変だけど、僕はカヤック好きなので幸せです。

夏=夏休み

2011年08月19日 | Weblog
まだまだ暑いですね。
でも、お盆が終わると、夏ももうすぐ終わりだなというような気がして、なんとなく切ない気持ちになります。
「夏=夏休み」という、子どもの頃の記憶が抜け切らないんですね。

お盆期間中は多くの方々にスクールに参加していただきました。
みなさん、ありがとうございました。



*カメラの調子が悪く、画像がこれだけしかありません・・・

その中でも16日は印象的でした。
昼食休憩の後、海に出てしばらくすると西の空にいかにも悪そうな黒っぽい雲が。
その下は明らかに雨が降っていて、遠くの海面もささくれ立っている感じ。

出艇地点に戻ろうと思ったけど、間に合いそうも無いので最寄の浜に急所上陸。
艇を浜に上げると、すぐにカヤックが転がるほどの凄い強風が吹いてきて、海面は水煙が立つほどの荒れ具合。
大粒の雨が打ちつけるように降ってきたと思ったら、気温も急下降。

結局30分ほどでおさまりましたが、海の上にいたら危ないところでした。

みなさんも気をつけてください。
西の空を確認して、マズそうならすぐに陸に上がりましょう。
遠くに見えても変化は意外に早いので、即座の判断が必要です。

で、風に吹かれながら冷たい雨に打たれていると、不安になって無理に漕ぎ出したくなるかもしれませんが、そういうのは数十分くらいですぐおさまるものです。
焦って行動せず、通過するのを待ちましょう。

ではではみなさん、残り少ない夏を満喫しましょう!

お盆ですね

2011年08月13日 | Weblog
お盆ですね。
西浦の海水浴場もさすがに賑わっています。

今日はシットオンの初級スクール。
デスペラードのT井さんとフェニックス130のKS田さん。
前回は中止ですみませんでした。
RAINBOWでは安全のため、規定以上の強風の場合はスクール・ツアーとも中止にしています。
が、今日は大丈夫でした。

超真夏!
海も空もキラキラして眩しいです。
コンクリートの上では耐え難いほど暑いのですが、カヤックで海に出るとそれほどでもないですよね。

基本のパドリングスキル、これからも漕ぐ時は意識してみて下さいね。
巡航速度もコントロールも、全然違ってきます。

前回の中止にもめげず、受講していただけてとっても嬉しいです。
ありがとうございました。

また釣果も教えてくださいね。
おつかれさまでしたー!

シットオンのパドリングスクール

2011年08月12日 | Weblog
今日はシットオンのスクール。
その前に早起きして海に出てみた。
と、いうのも先日キス釣りをしていたシーカヤッカーでデスペラードライダーのS浦博士から、釣れたキスにデカイのがかかってラインを切られた、との情報があったからだ。
それはシーバスかマゴチであろう、ということでミノーとバイブレーションを装備して出撃。
しかし・・・

全くアタリ無し。

あきらめて上陸し、スクールの準備をすることに。

今日はみなさん初スクールで進水式。
デスペラードとX-13、それにホビー・アウトバック。
お酒をバウとスターンに。

おめでとうございます!

パドリングの基本からスタート。
フォワードはもちろん、スターンラダーとかあれこれ試しながら移動してゆき、休憩中は安全対策と釣りのお話で盛り上がりました。
釣り好きが集まると白熱した釣り談義になって楽しいですね。

午後は再乗艇。

元々シットオンはダイビングで使われていたので、再乗艇はさほど難しいものではありませんが、万が一の本番に備えて慣れておくといいですね。

夏はこういった練習をするには一番適してます。
と、いうか水に入っていた方が快適かも。
水遊びを兼ねて繰り返しやっておけるといいですね。

みなさん、おつかれさまでしたー。

シーカヤックスクール

2011年08月08日 | Weblog
台風も熱帯低気圧もあっちへ行ってくれて、三河湾はようやく強風の日々から脱しました。
中止になってしまったスクールにお申し込みいただいていたみなさん、すみませんでした。

お引取りをじっと待っているカヤックたちも、もうすぐ出番です。


シーバード・XP480、デスペラード、X-13・・・

スクールもシーカヤックだけでなく、フィッシングカヤックでのお申し込みが多くなってきています。
昨年までの数倍の勢いです。

スクールはJSCA(日本セーフティカヌーイング協会)公認インストラクターが担当し、パドリングのレクチャーはもちろん、マナー的なお話や、釣りそのモノのお話もできるので、総合的に参考にしていただけると思います。

それに、スクールでは試乗を兼ねて、デスペラードを使用していただくことも可能ですので、検討されている方はぜひ。
ラプターカヤックス・ファルコン140、ハリケーンカヤックス・フェニックス140、マリブカヤックス・X-13も、同様にお使いいただけます。


明日は店舗定休日で、スクールもありません。
さて、どうしようかなー?

デスペラードvsファルコン

2011年08月04日 | Weblog
デスペラードvsファルコンの第一回戦。
デスペラード中谷はジグとタイラバ、ファルコン増谷はジグとインチクとキャスティングのタックルをそれぞれ装備して出艇。

出艇直後、我々の前でナブラが!
僕が「おお・・」と言って眺めていると、ファルコン増谷は素早くペンシルをキャスト。
そしていきなりヒット!
ドラグの音をバックに「オウラァー!!」と叫びながら、ファルコン増谷は見事にハマチゲット。


ヤバイ、負けそうだ・・・
写真を撮ってる場合じゃない。

ある程度の水深まで漕ぎ進み、タイラバを落とすものの、風と潮の流れがほぼ真逆で、いかにもダメっぽい。

タイラバをやめてジグにしたら、

小さいヒラメ。
片方のフックがスレ的なかかり方だったのでキープ。

それから、

アオハタ30cmくらい。


アオハタ45cmくらい。


カサゴ30cmちょっとないくらい。

とまあまあな感じ。

それから風上に漕ぎ上がってはジグし続けて、ホウボウを5匹ほどリリース、30cmくらいのレンコダイを1匹キープ。

上陸後、確認すると、増谷くんは最初のハマチからキープは無いらしい。
じゃあ、白身魚を色々キープした僕の勝ちー!
刺身と鯛めしと煮付けと蒸し物だ!


デスペラードvsファルコン、まだまだ続くと思います。