Walk on the Wild Side

  ワイルドサイドを歩け ・・・    May the “GASA” be with you.

AKI 48

2015年04月18日 | 他魚

   




皆さん、今晩は。 そしてお久しぶりです。


私、本日を持ちまして48歳になりました。(汗)


つまり Aki 48  です。


実はブログはもう少し休みたいと考えていたのですが、このくだらないネタを何年も前から
温めていた事情もあり(笑)、今晩取りあえず1回限りの復活です。



あ、最近は釣りに行ってません。ていうか、行けません。(



では、昨年末からどんなことがあったのか・・・、いつもと違ってダイジェスト版でお送り
いたします。




まず、長男の中学受験でワタワタしていました。ご存知の方もおられると思いますが、昨今の中学受験、
想像以上に過酷な世界でした。生半可では全く通用しない世界。狙いの1本限定で挑戦させてしまった
にも関わらず、長男も一生懸命頑張りました。私の小学校6年生の頃を思い出せば、本当にこんな事を
させていて良いのか迷いましたが、この経験で家族の絆がより一層深まったと思います。
この時期の事ですから、結果を絶対視しないことが重要な事です。


そんなカオスな状況の中、私にうっすら予期していた事態が襲い掛かります。転勤です。
(知っている人は知っているのですが。。。)


最初はショックでしたよ、そりゃ。まずは子供たちと離れ離れの生活をすることが精神的にきつかった
です。この年で急に単身赴任ってのもどうなのかと。。。自信もないし。でも色々と話を進めてくれた
上司にも感謝しないといけない事だし、少し悩みました。サラリーマンっていつかこういう日が訪れる
んですよね。答えはすぐに出しました。 私の素敵な選択肢はもちろん


それが転勤先が MZR なのです。 しかも MZR 。。。 

はい、MZR は釣り環境抜群の地です。 海はスグソコ、ジギング船もスグソコ、慣れたら仕事帰りに
ちょいエギングでイカを数ハイ・・・、なんてことが可能なのかもしれません。はてまた仕事前に
朝タチしたり、サゴシったりするのかもしれません。
(ただし、心配はご無用。今は職場と宿舎の往復のみで海を見るような状況ではありません。)


そんな混沌とした状況の中、あろうことか3月最終土日に大家族で私にとって人生初めてとなる

   東京ディズニーランド 




最初は衝撃的でしたよ、そりゃ。まずは子供たちと離れ離れでディズニーランドを回ることが出来るのかと
考えたら精神的にきつかったです。この年で急に東京ディズニーランドデビューってのもどうなのかと。。。
自信もないし。でも色々と話を進めてくれた親戚にも感謝しないといけない事だし、少し悩みました。
ジギンガーっていつかこういう日が訪れるんですよね。答えはすぐに出しました。
私の素敵な選択肢はもちろん


   

   初めての東京TDLに緊張の色を隠せない私。。。


男性でも結構TDLに嵌る人がいますよね。私も自身がどのような化学反応を起こすのか楽しみでした。


   


まあ、でも私はいえーい、TDL最高 ! とまではいかないまでも、それなりに楽しめる施設ではあると理解しましたよ。


   

   スプラッシュマウンテンにはもう乗らねー。 びしょびしょ


家族が楽しむ姿を眺める、なんでもないような事が幸せに感じる・・・、といった感じでしょうか。


   

   ビッグサンダーマウンテン 最高 


しかし、肝心のミッキーってあまり見かけませんね。   まあ、いいんですが・・・





とまあ、例年に比べると変化に富んだ日々を経て、私は現在 東MZR で生活をしております。週末は逃げる
ように京都に帰っています。仕事は大変ですね。変わった途端あるあるに嵌っています。
ただここ何年もなかった事ですが、職場のメンバーにはとても恵まれ、夜遅くまで互いの傷を舐めながら、
楽しくやらせてもらっています。(笑) しかし 今回の異動は運命だったとしか思えないような出来事が
重なりました。今回の職場、宿舎は私が丹後へジギングに向かう際の通り道。馴染みの風景の中に居ます。
昨年、現在の職場の前を通った時、ここに転勤するかもとかふと思ったのです。私の前任者はチヌ釣り師。(笑)

異動を告げられる前に、神のお告げかサバ街道のシカ対策のために車両保険増額、MZRの冬の必需品である
スタッドレスタイヤ購入、職場に着任してみりゃ、一緒に出向した部下の大学時代の下宿が私も住んだ事の
ある下宿であったことが発覚、現地採用の女性の部下は初めて出会う誕生日が同じ人と、他人にとっては
どうでもいいことですが、私にとっては何だか不思議が重なったのですよね~。

ちなみに舞鶴はめちゃくちゃ住みやすいとこです。人あたりも凄くいいし、冬の寒さがなければかなり良い
ところだと思います。歴史ある港町って感じでしょうかね。


しばらくは釣りどころではありません。4月末にはビッグイベントを控え、更に私自身は社の運命を左右
しかけない業務をぽ~んと渡されて。。。  


でも元気でやっております。 私の大好きな元メジャーリーガー 長谷川滋利 氏の 適者生存 の言葉を胸に。 


大好きな釣りとは少しだけ離れますが、我慢の分だけきっと未来の大物に繋がると信じています。

そうそう、最近ドラゴンズのコミュニティにも片足を突っ込んで楽しんでいます。




   The Jam Live - Beat Surrender (HD)
   


ブログ休止中にもたくさんの皆さまが覗いてくれていたようで、本当にありがとうございます。


単身赴任先は残念ながらPCがありませんので、相変わらず更新が滞ると思います。
まあ、これまでのスタンスとは若干変更しつつ、本ブログは細々と継続出来たらいいなと考えております。


ではまたまた~。  



Reynard The Fox

2015年02月18日 | 他魚



      皆様   おひさしぶりです   





      





 
      暫く  おいとまを  いただきます。  









   Julian Cope - Reynard The Fox (Live)


     

Winter's Tale  ~ 冬物語 ~ 2

2014年12月21日 | 他魚


     聖なる夜に・・・  Winter's Yellowtail  ( Akiの寒ブリ物語 )



   




皆さま、聖なるクリスマス週間を如何お過ごしでしょうか。 


私のお気に入りのアーティストであり、私の中の桑田佳祐的存在でもある田島貴男氏の曲と共に進行
してまいりましたこの四方山話シリーズ、ついにというか無事に最終回第5夜を迎えることが出来ました。
実釣編です。念願の寒ブリを仕留めてハッピーエンドとなるのか・・・、はてまた前編で申し上げたとおり、
我が運の法則が効いてお寒い内容、いやひとつ我慢の時を過ごすのか・・・

こんにちは。ハゼからキハダマグロ(希望)まで・・・    Aki  です。

今回は、私の尊敬するゴムボートアングラーの一人である 8さん とお仲間のなべさんが、遠いところから
熱き心(魂)で参戦して来られました。8さんとは春ブリシーズンに浮かぶ約束をしていたのですが、微妙
に時期が遅かったこともあり、寒ブリシーズンであるこの12月に日程を延期していたのです。
8さんは、ゴムボートやカヤックで釣りをする人々に、ルール、マナーなどを啓蒙されている立派な方です。
仕事も外国出張が多く、多忙な日々を送られているにも関わらず、時間を工面して大好きな釣りに行かれ
ている姿勢をリスペクトしています。(もちろんそういう方は多数居られますが。)
以前ご一緒させていただいた折、寒い駐車場の一角で、手間をかけ粉から淹れた温かい珈琲を頂いた事
が忘れられず、何か恩返し出来ないものかと考え、ジギング船コラボを申し出たものです。

そして、私と同じくカヤック Desperado(バウハウス家具調)を操りつつも、タナゴからビンチョウマグロまで
幅広く狙っちゃう姿勢、釣りにファッションセンスを取り込む素敵なライフスタイルがこれまたリスペクト出来
る広義な意味でのデザイナー LARRY さん、更にコスパ重視で結果を出し続ける姿勢が原則ブレない(笑)、
いつも大変お世話になっております ホッシーさん(よくよく考えたら、この秋冬ジギングはホッシーさんとの
ジギング4番勝負!的なノリになっていますね。(笑))、最後に釣れる魚は何でも興味がある私と、総勢5名
J igging (Soul) B rothers】 が寒波襲来の 丹後の海 で寒ブリと対峙する冬物語最終章です。。。



   


釣行前日の金曜日は有給休暇の年末調整のため午前勤務、午後一(ごごいち)で背広、革靴のどう考えても
サラリーマンスタイルのまま丹後へ直行。 これが私のスタイル・・・

前日までの大寒波により京都市内には若干積雪あり。 凍結に気を使いながらの運転であったが、何とか
最後までいけそうな感じ。 ちなみにタイヤはもちろん念には念を入れて・・・


   


YES   ブリ ざっく



   


綾部のちょっと手前。さすがにここまで来ると雪深い。でもちょっと趣があるね。


   


道中、ホッシーさんの忠告をド忘れしたため、一部ド渋滞に嵌り時間をロスしたが、あまり早く着きすぎても、
当日のお客さんがまだ帰っていなかったらどうしようもないので、100均ショップでサンタの帽子、バナナ
などを購入したり、地元のおじーさんから物事を頼まれたりしながら(SOS)、ほぼ北北西に進む私であった。
半島を横切る際、夕焼けが綺麗だった。



   


うぁ~っ、早く着きすぎました。
お客さんがまだ帰り支度の最中です。仕方がないので、近くの丘に登り、ネオンが消えるのを待ちます。
ネオンが消えたら現場に行き場所取りを開始しますが、前述のスタイルのままなので、他人に見られたら
怪しい人に違いありません。船上サラリーマンは番組の中だけの存在ですからね。

その後は温泉でまったり・・・



   


アルバトロス第二休憩所にチェックイン。



   


明日はダイナで鰤3匹釣って、釣れない人に2匹あげちゃおう・・・などと不埒な妄想にしばし浸る。

早くチェックインしても、電気毛布をセッティングしてくれるなど最高のおもてなし、睡眠環境を与え
られたとしても、早々と寝られないのが私のスタイル。良く寝れて3~4時間ってとこでしょうか。

ひょっとすると車の中の方が落ち着いて寝れるのかもしれません。ただ、寒いので嫌です。



   


出船時間は午前7時。通常よりも1時間早い時間での出船です。これは、当日の天候を考えての事
だと思います。

ここ10日以上前から、GPV、海快晴と睨めっこの毎日を過ごして来ましたが、今回は比較的素直に
予報どおりの天候が続いて来ており、当日も予報どおりであれば前日までのウネリは完全に治まり、
風は若干強いものの、風速6mを超すような感じではなく、遊漁船では全く問題がなく釣りが成立する
と予想していました。 午後5時過ぎ目途に風速10mを超える予報だったので、念のために出船時間
を早めたものと思われます。

ちなみに前日はこれまた予報どおり風はないけど午前中ウネリでババ荒れ×、出船出来たのは午後
からの模様でした。日曜日はきっと×。ってことで、この秋冬ジギング4連発は出船運だけは非常に
恵まれ、4回とも出れるなんて夢にも思いませんでした。この時期の日本海、絶対一度は天候不良で
出船不可だと思っていましたから。つまり出船運に恵まれ、魚運には・・・ いや、ここでは言うまい。(笑)

若干気になったのは雨ですが、今までの経験で雨予報の時に雨が降った試しがないので、その点を
完全に舐めていたのですよ。。。


本日の略してJ・ソウル・ブラザーズの配置(釣り座)は緻密な計算に基づきこのとおり。。。


   



まるで五芒星を彷彿させる鉄壁のディフェンス。ちなみにテーマミュージックも勝手に決めたのだ → MUSIC
                                                            (3:33からがかっちょええ)
ここまで寒ブリ包囲網はパーフェクトであった。(はず)
しかし過剰なパフォーマンスは運気を下げる事を少し忘れていたことは否めない・・・



   

    うむ、天候は悪くない。



   


出船直後の明るい船上。 8さんとなべさんとのコラボを長い間楽しみにしていた事もあり、自然と笑み
が浮かんでくる。職業や居住地の違いなど関係なく、単に釣りを楽しむ目的でこれだけの人が集まって
来てくれる。非日常的な空間でもあり、楽しくない訳がない。8さんは相当気合を入れてくれたみたいで、
タックルボックスを持ち上げた時、その重さに驚きました。私の同ボックスでも相当重いのに、明らかに
それ以上の重量。。。 ここ数年はジグの補充は必要がないと思えるほどだ。(笑)しかし、一生懸命ジグ
を集めてくれたその気持ちに感動さえ覚えました。この人はジギングにかなり興味を持ってくれている、
何とか釣ってもらいたい、そんな気持ちになりました。


LARRYさんも、私の誘いにまんまとバイトしてくれた上に、私のスケジュール変更に再三付き合わせて
しまったにも関わらず、リールの部品をメーカーから取り寄せてこの日に臨んで来てくれた。
ホッシーさんに至っては、原則コスパ重視の姿勢を崩して、寒ブリの為に高級ジグ ワイルドギャンブラー
ダイナ を投入する始末だ。 略して J.魂(Soul)Brothers、かなり熱い連中です。。。


さて、船は一路網野沖に向かいます。そのまま水深130mに向かう寒ブリ一直線の素敵な選択肢も
ありますが、おやおや、今回は網野ちょい沖の定番ハマチポイントでお土産確保を兼ねた肩慣らしの
模様です。てことは、その後は白石寒ブリまったりコース確定って訳です。この時期、白石で釣りが
出来れば結果はどうであれ納得出来るという丹後ジギンガーは多いのではないでしょうか。
かく言う私も白石で勝負にならなければしゃーないなと思っています。悪天で白石まで行けずの不漁
の場合は、心のどこかでモヤモヤが残ります。。。


さてさて、クリスマス・イブの貴重な時間をこれ以上無駄に費やす必要はございません。ここから大体
皆様予想どおりの釣況について、一気にいかせていただきます!!

満を持して投入したダイナ160gエッジグローでいきなりサゴシが釣れました。 がーん



   


船中ファーストヒット賞も、高級ジグを使うのが怖くなる微妙な喜び。鰆サイズなら嬉しいのですが。。。
その後の船中、小さいサイズのサゴシがぱらぱら釣れます。たまに釣れる青物は、ツバスオンリー。

そんな中、右舷一列目のLARRYさんが回収中の高速早巻きで嬉しい一匹。


   


釣果はいいから、その帽子とジャンパーはどっ、どこで買ったの!? アマゾンなの?? そこが大事。


網野沖に見切りをつけ、数か所のポイントを回るも状態は変わらず、憧れの地、白石に到着。しかし
ここでも釣れる魚と言えばサゴシかツバスの2択。このあたりからハマチが恋しくなって来ました。。。

一体全体前日好調だったメジロはどこにいったのでしょう??? (はい、答えは若狭湾方面でーす。)


   


船長も場所を変え、品を替え、魚群探知機を凝視しながらポイントを回りますが、どうにもならない状況です。

そう、網野から白石までは、キバのある魚、痩せこけたはぐれツバス、根魚くらいしか居そうもない死の海と化して
いたのです。たまに推定鰆サイズの魚がかかりますが、それさえも悉くフックアウトされる始末でした。 



   


ある者は、船内の暗い階段の上の方で快眠を貪り・・・


   


ある者は、船内の暗い階段の下の方で呆然と立ち尽くすばかりであった・・・    (カップラーメンを食べようか迷っていたのかも)


   



最初は雨もましな感じであったが、途中からは完全に不快な領域に達してしまい、熱き心を持つ J・Soul Brothers の
面々もさすがに体表面が冷えてしまっていたようであった。それは物理的な問題として仕方がない事である。

ここまでアツアツ淹れたて(出来たら挽きたて)珈琲が飲みたかった事は、今だかつてなかったと思う。。。


   



こうして私の寒ブリ物語は一旦終了したのであった。  見事なまでの尻窄みブリであった・・・



【本日の釣果】

 ・見てのとおりです。 あ、オフショアの釣果ですよ。(汗)


   







Winter's Tale(高野寛&田島貴男)





さて、今回の J.Soul Brothers の釣果を紹介いたしましょう。

   


では左から・・・

   
    ホッシーさん サゴ6 ツバ1 (メンバーから竿頭が生まれました!! オー、ィヤ~
    なべさん    サゴ2      (寒い中、最後まで頑張ってくれました。)
    LARRYさん  鰆3 ツバ1   (中身的には竿頭はこちらか。)
    Aki        サゴ4      (可もなく不可もなく。当日の状況では頑張った方か。)  
    8さん      サゴ2 ツバ1 (丹後ジャークの勉強ばっちりでしたね。)

カヤッカー2人、ゴムボーター3人の釣行でした。

 


取りあえず年内の釣行は終了の予定です。年明け後もバタバタするので、当面釣りは自粛し、冬眠生活に入ります。
その後は、少し誘われている釣りがあるのでやってみようかなとも思いますが、すべての事は現時点で未定です。

今回、釣果はお寒いものではありましたが、こればっかりは仕方がないことです。あの状況ではプロでも釣果は大して
変わらなかったと思います。ジギングの難しさ、それは決してテクニカルな部分だけでなく、ジギング船の予約から
日程・場所選定など釣果に係る要因は多岐に渡るものであり、一筋縄ではない、だからこそジギングは楽しいのです。
遅ればせながらそんな事が理解出来た一年だったと思います。

最後の最後に、プライスレスな経験をさせていただき、今回集まってくれた熱いメンバー、そしていつもの事ながら
関係者の方にはただただ感謝するばかりです。

8さんもなべさんもこれに懲りずに春ブリを狙いましょうね。春ブリとは言っても、初期の個体は完全に寒ブリですし、
気候も比較的安定するので絶対楽しいと思います。LARRYさん、是非 J.魂 Brothers のパーカーをデザインして下さい。
パロディで結構です。。。 ホッシーさん、来年も新たな釣りにチャレンジですね。



   



人生は分岐点の連続。 あえて非効率な道を選ぶのも選択肢の一つ。 
自分の目指す釣りはまだまだ。。。




それでは最後に・・・


    Merry Christmas  !!




少し早いですが良いお年を!!   


    

Winter's Tale  ~ 冬物語 ~

2014年12月08日 | ジギング
   


    光と影



   



さて、第4話になりましたが、ここを乗り越えれば最後は釣行記事で何とかなりそうです。(3回目も
釣行記事になる予定だったのですが、上手く調整がつきませんでした。)しかし、大寒波、古い言い方
をすれば冬将軍様の襲来で、京都もかなりの積雪がございました。この記事を書いている時点では、
週末の出船はかなりの微妙感が漂っておりますが、仮に出船出来なければ本企画は途中打ち切り
という無様な醜態を公然と晒け出す可能性があり、おっさん若干ビビっている次第であります。


適当な前置きで5行稼いだ私ですが、私の頭の中のネタ倉庫もそろそろ資源が枯渇しかけているので、
今回は日頃ぽやーんと考えている事を少しだけ書きたいと思います。


釣行回数がそれなりに限られるサラリーマンアングラーに取って、毎回毎回都合よく爆釣が約束される
ものではありません。釣果にはもちろん個々人の実力が反映されることは間違いありませんが、例えば
遊漁船に乗る場合、同じような実力の人が一斉にジギングしてもなぜか釣果に差が開くことがあります。
もちろんミヨシ、艫が有利というのは否定しませんし、ベイトに対応した適切なジグを使用するか否かと
いった事も要因の一つでしょう。体調もあるかもしれませんし。ただし、それら好条件を揃えても、自分
だけ全く釣れない日って誰にでもあると思います。顔で笑っても心中穏やかではない日。。。
逆のパターンもあります。大した実力もないのに、なぜか自分だけ釣れてしまうパターン。(こやつは
自分の実力と錯覚しないよう注意しなければなりません。) 船長曰く、しゃくりが合ってたとか、何かが
良かった、などと曖昧な事を言う始末で、結局誰も爆釣要因が分からない時ってあると思うのです。
これって不思議ですよね~。曖昧な事を科学的観点から突き詰めて考え、それなりの答えを導き出す
人は尊敬に値します。自分なりの考え方を持ち、決してブレない人。。。
ではリーマンアングラーど真ん中の私のような者がどのような事を意識しているかというと・・・


それは  “バランス”  です。


釣れる日もありゃ、釣れない日もあるさ、今回爆釣勝ち組だったら、いつか負け組となる時が絶対来る、
釣れない日でも仲間とワイワイやれば楽しいし、爆釣でもタックル海にドボンすれば気が沈むし。。。
(カヤックで2回ほど実績あり・・・) 人生楽ありゃ苦もあるさ~って里見浩太朗が歌っています。
私は目の前の釣果に一喜一憂しないように気を付けています。今春、幸運にもブリを2匹釣り上げて
います。てことは、この冬はどうなのかな~、なんて心のどこかで考えている自分がいます。
今年は60cmを超える真鯛を釣り上げる事が出来ませんでした。でも、大した実力もないのにこれまで
良い思いをさせてもらったし、その代り新たな釣りに挑戦してそれなりの結果を出す事が出来、海で
カヤックに乗る回数自体減っているのだから、60真鯛が釣れないのはむしろ必然なんですよね。
どこかでバランスが取られているんだと考えています。それに人間は調子の良い時に、次に崩れる要因
を作っていると思われ、世の中には上り調子、下がり調子の人が混在しており、前述のジギング船でも
色々な人が集まっているわけですから、同じ実力でも微妙に釣果に差が出ることもあるのではないかと・・・



   

    本日の大原 (2014/12/18)



この考え方は受け売りでもなんでもなく、自分なりにここまで生きてきて、ある頃から漠然と考えていた事
なんですが、中国や日本では古来から物事を“陰陽”というモノサシで見る理論が発達しています。ところが
どっこい無宗教(厳密には無いわけではないが)、しかもこれといった政治信条もない(釣果第一主義以外の)
私は、ここでも特に掘り下げる訳でもなく、何かを生み出す訳でもなく、ただただジギング船でなぜか自分だけ
釣果が悪かった時、己を慰めるのにこの理論は実に都合の良い考え方なのだ!次回はきっとイイことあるさ!
などと炬燵に入りながら、ミカンならぬオレンジの皮などをむいて週末の鰤との戦いに備える Aki でした。。。





東京スカパラダイスオーケストラ / めくれたオレンジ




ただし、振れ幅は極力少ない方がいいと思っていますし、下げたとしても下がりきらないこと、そして上げ調子に
持って行く何かを見つけること、気づくことが尊い事だと思うのです。


しかし週末出れますかね~。 出れなかったらワカサギリールでも買おうかな・・・



以上 そしてつづく 





     惑星




   



さて、第3回となる今回は、今年1年の釣りを振り返ってみたいと思います。今年は何かと行事
ごと等が多く、釣行回数は例年と比べて減っていると思います。これまでカヤックフィッシング
を軸として自分の釣りを展開して来ましたが、少し修正を加えて、自分の新たな“釣り年表”の
作成に取りかかった年であると思います。この要因の一つに、ガソリン代がバカにならないため
(最近下がり傾向ではありますが)、極力身近なところで、回数と知恵を絞って・・・、といった
ふうに考えが少し変わった事が挙げられます。(あくまでも私の中での話です。)ちなみにこれは
釣りバカ親父の戯言なので、身近といっても、釣りをしない一般の方に言わせれば十分遠いとい
った矛盾点というか理解出来ないことは多分にあるでしょう。(笑)
いずれにせよ、鰤を釣るために遠いところにいくのであれば、それ以外の釣りについては、これ
までと同じスタンスでは出来ないと思いました。そう、今年はこの滅多に釣れない “ 鰤 ” に魅せ
れた年であったといえるでしょう。


   


昨年末に義理の父が亡くなくなりましたので、鹿児島に数回通いました。鹿児島は暖かったです。


   


その後、冬の寒さが厳しい頃、宮津のビクトリーに初めて乗船いたしました。わたしの目当ては
白石よりも遠い浦島礁でしたが、残念ながら空振りとなりました。しかし、他のお客さんがアルミ
ジグ ダンシングマジック で釣り上げた寒ブリは、冬の太陽を浴びキラキラ光る海面で暴れる姿が
異様に美しく、心に残りました。船長さんも噂どおり元気な方でした。浦島はタラも釣れたり、稀に
アザラシも出没するなど非常に魅惑的な海域ですね。


   


春になったら春ブリに挑戦しました。忘れもしない、当時あまりつきのなかった私を慰めるかの如く、
誕生日当日に見事な春ブリが釣れてくれました。春ブリとは言っても、想像以上、いや、ひっくり
返るほど美味しかったです。味は正に寒ブリですね。この経験で鰤が一層好きになりました。
97cm 10.16kg この記録を今後果たして抜く事が出来るかどうか不明です。


   

   


春はカヤックで乗っこみ真鯛を狙ったのですが、今一つというか、今年は残念ながら60cm超真鯛
をゲットするには至りませんでした。来年の課題ですが、同時期に二兎を追っても何ともならん感じ
がします。例年のような真鯛の乗っこみとは違うパターンであった?ような気がします。


   


そういやあ、J.I.G(ジギング インストラクターズ グループ)主催のジギングフェスティバルが京都
で開催され、喜んで参加しました。実はこの手のイベントに参加するのは初めての経験だったの
ですが、メーカーの担当者の方と直接お話が出来るのが有意義だなと思いました。
来年はどこでやるのでしょう?気になるところですが、毎年京都でやってもらえると有難いです。(笑)


   


5月に入ると恒例のWILD1主催のジギング講習会に参加しました。船はアルバトロスです。
ここでは春ブリ85cm(6.7kg)をゲットしますが、ブリ糸状虫にやられている個体のようで、
あんまり美味しくなかったので、少しだけ残念でした。贅沢言うなって感じです。


   


琵琶湖でのレイクトローリングでは、自己記録の53cmのビワマスを釣ることが出来ました。
もっと大きいやつもいるのですが、私には十分なサイズです。思わずシーバスでも釣ったのか
と思いました。年々権利を取るための抽選が厳しくなっていますが(倍率)、もっと良い方法が
あるのではないかと思っています。


   


7月には、今後の私の釣り年表を大きく左右するかもしれないトップウォーターデビューを果たす
事が出来ました。船は三重の片山丸です。当日は5匹のシイラと巡り合うことが出来、渋い状況
ではありましたが、何よりもこの経験が来年以降も生きて来るのではないかと考えています。
マグロキャスティング、来年デビュー出来るかどうか。。。 取りあえずは少しづつタックル整備に
取り掛かっています。


   

   


8月からは、昨年からずっと乗りたかった若狭小浜 雲丸でのマイカ釣りに嵌りました。ただし、今年
はマイカ不漁の年に当ってしまったようで、全体的に渋い釣果に終わってしまいました。個人的には
アオリイカよりもマイカ(剣先イカ:シロイカ)の味の方が好みであります。とにかくどんな料理でも
美味しいったらありゃしない!!


   


夏休みの実家帰省の際には、恒例のハゼ&ウナギ釣り&手長エビを楽しみましたが、ハゼは不漁、
ウナギ、手長エビは不発と、昔と違っていつでもどこでもOKという対象ではなくなってしまったような
気がして、少しだけ悲しい思いをしました。こういった悔しい気持ちを経験すると、いつの日かリベンジ
したい気持ちが強くなります。おそらく来年再チャレンジできっちりと結果を出したいと思います。
その感情は、たとえ対象魚がハゼであってでもです。。


   

   


9月にはとても嬉しい事がありました。10数年ぶりに私の釣りの恩人であるIさんから携帯電話
に連絡が入り、宮津湾で一緒にキス釣りに行きました。Iさんは昔と全く変わらず、心の底から
キス釣りを愛されていて、その変わらぬ姿勢は尊敬に値するものであり、来年の私の釣り年表に
Iさんとのキス釣りが追加されました。紹介してもらった宮津の漁師さんも、良い意味で漁師らしく
なく、新たな出会いに感謝しました。それと、やはりキスは美しいなと思いました。


   

   


10月以降の流れは記憶も新しいことから画像は割愛いたしますが、谷間の釣りとして試してみた
ハゼのクランキングに挑戦したりしました。そして、アルバトロスに寒ブリ狙いで2回乗船、前回は
これまた初となる岡山 1stさんでの太刀魚ジギングを経て、今週末、東海地区からのメンバーを
加えた寒ブリ狙い in アルバトロスで有終の美を飾れることが出来るのか・・・、といった具合です。
この企画は春からずっと温めていたもの。楽しみで仕方がありません。



そう、ふとした事がきっかけで釣り名人の方々と出会う事も出来ました。(ほぼテスターさん)
来年は一緒にカヤックフィッシングをしようと約束していますし、彼らの釣りも興味があります。
(でも、今からは年齢的にも難しいかなとも。。。) 人との出会いが楽しく、かつ嬉しい一年でした。

 



             


       惑星 Pizzicato Five (VO.田島 貴男)   

       作詞:小西康陽、作曲:田島貴男 
       田島さんが作曲した曲の中では3本の指に入る名曲です。。。 
          (個人的な意見)





来年の事は全く未定ですが、今年以上に新しい釣りにチャレンジしたい気持ちがありますし、下の
チビが小学校2年生になりますので、一緒に出来る釣りというものも探したいと思います。
現在、チビはワイルド1のワカサギコーナーに設置されている小さなロッドに興味深々というか、
欲しい!と言っていますので、ワカサギが新しい釣り第一候補であります。



これまた続く





     素敵な選択肢~



   



こんにちは Aki です。

さて、実釣記録から順調に?開始いたしましたクリスマス限定企画である四方山話シリーズですが、
第2回は“釣りに対するモチベーション”に関する話題を取り上げたいと思います。直接的な話で
はありません。先日、岡山での太刀魚ジギング釣行からの帰路の車中、ホッシーさんと何気に話を
した話題が今回の話のベースになっています。


このブログを見て下さる方々は、釣りという趣味に嵌ってらっしゃる方が当然多いと思いますが、
皆さん、釣りを始めたきっかけは何だったのでしょう。。。私の場合は、御多分に洩れず、親父に
釣りに連れて行ってもらったのがきっかけです。いや、記憶が正しければ、釣りデビューの前に
近所の小川に大きなナマズを捕まえに行ったのが最初だったと思います。その時の事がまだ頭の中
に薄ら残っているという事は、当時少年の心に余程強烈なインパクトがあったに違いありません。
(当時、よく親父が捕獲して来たナマズを蒲焼にして食べていました。)


最初のきっかけはやり始めた年齢の違いこそあれ、皆さん大体そんな感じだと思いますが、その後
“釣りに嵌る(趣味として選択する)” “趣味としての釣りを長年続けていく(事を選択する)”
となると、その要因は人それぞれ千差万別といったところではないでしょうか。私の場合、簡単に
事項を列挙すれば、(小学2年生~中学1年生頃までの話)友達との関係、釣りも好きだけどそも
そも魚類(甲殻類)が大好き、釣った魚を美味しいと言って食べてくれる親父の存在、習い事の
ストレス発散、アウトドア(なんちゃって系)が大好き、となりますでしょうか。


このような事がベースとなり、私は過去の分岐点において、“釣りを楽しむ”という最良かつ素敵
な選択肢を選んで来たのであります。思春期を迎えると、興味は釣り以外にいくようになり、大人
になったら音楽、競馬、スキーが趣味の中心となりますが、そんな時でも釣りの事を忘れた事は
一度もありません。前述のとおり、釣り以前に魚という存在(特に形)に興味があるので、釣りに
行かずとも、例えば釣りに関するテレビ番組を見たり、鳥羽水族館や竹島水族館に行ったり、旅行
に行った際に魚市場を積極的に覗いたり、釣り人に嫌がられる程 積極的にインタビューしたり(笑)、
といった行為をずっと続けていたのです。つまり釣りを止めたのではなく、“実釣を中断している”
という意識は持っていました。同時に過去にあれだけ嵌った趣味なのだから、いつ再開しても何とか
なるわい、とも思っていました。
(実は現在、上記と同じく“競馬を中断している” という意識が私の中に若干あります。())


これまで2回ほどの実釣中断を経て、現在色々な種目の釣りを経験させていただいております。
2回目の中断を経て再開した釣りの軸はカヤックフィッシング(以下、KF。)ですが、最近では
遊漁船によるジギングにも嵌っており、更にワカサギ釣りにも手を出そうとするなど、KF中心
なんて言うのは烏滸がましい状況になっています。おそらくこのブログの読者も、ジギング関連の
方々からのアクセスが増えているんだろうな、と考えています。


では貴兄はジギンガーなのか!?と問われれば、それもちょっと違います。釣行回数1つ取っても
私はジギンガーです、と胸を張って言えるような状態ではないし、真摯にジギングに向き合って
おられる方をたくさん知り、尊敬すると共に自分の最終的な立ち位置も想像出来ます。もちろん
私はジギングしかしない!!という人も少数派だと思いますが。。。 それにジギングに骨を埋める
覚悟もありません。年間通じて、その時その時で自分に合った最良の釣り選択肢を選んでいく、
そう、おそらく最後まで終わることのない究極の“釣り年表”を作り続けることが私の目標です。


KFにある程度の目途が着いた今、私の興味は色々な釣り、色々な魚に向き始めています。でも
それって何も今に始まったことではないのです。昔からそんな感じだったし、釣りに関する妄想
は半端なかったです。小学生高学年の頃、夢の中でブルーマーリン釣ったり。(笑)
岡山ジギングの帰路の車中、たわい無いホッシーさんとの会話の中で改めて思い出したのです。
子供の頃からずっと釣りに対するモチベーションを維持して来たことに多大な影響を与えている
一冊の漫画の存在・・・


    ★ 釣りキチ三平 ★



30代後半~50代の人でこの漫画の影響を受けている人は結構いるんじゃないですかね~。
見ませんでしたけど映画にもなりましたしね。有名な漫画の部類に入ると思います。


子供の頃は随分この漫画に嵌って、勉強そっちのけで読みふけっていたものです。もう30年以上
も見ていませんが、今でも頭のどこかにこびり付いているシーンが幾つかあります。主人公である
三平三平(みひらさんぺい)が奏でる、鮎(友釣り)や岩魚釣り(毛鉤)、幻の怪魚 滝太郎 、磯の
王者 石鯛、ブルーマーリン・マヒマヒ、キャスティングの距離を競う大会、サーモンダービー、
四万十のアカメ、有明海のムツゴロウ。。。その中でも私の中のベスト作品は、 桜吹雪のカラス鯉
です。気になる方はB○○K ○FF あたりで探してください。(笑) 私は当時、この主人公の男
の子になりたくて仕方がなかったのです。そして、その夢が今の釣りにも結構影響を与えている
節があると思っています。 色んな魚を、色んな場所で釣りたい。。。 そんな夢を抱いています。



   



無論、当時とは私を取り巻く状況も全く違う訳ですから、プロ(仕事)でない以上、様々な制約を
受ける事は必然ですが、今後、自分の出来る範囲で色々な釣りに挑戦出来たらいいな~って漠然と
考えています。理想と現実は違うものですが、夢は一生抱いていたいものです。
ワカサギからマグロ(GTと言いたいところですが)まで・・・


釣りキチ三平に嵌りまくった少年が小学校の卒業式で学生服に身を包みながらも、頭にはブラック
バスの刺繍があしらわれたお気に入りのDaiwa製の緑色の帽子を同級生3人と共に被っていた事
を少しだけ思い出し、一人クスクスと笑う妙なおっさん Aki でした。



プライマル / オリジナル・ラヴ





釣りキチ三平 今見たら古臭いと思うのか、もう一度読み返してみようかな

なんて思ったわけで。。。


最後の最後にDeNAのネイチャー入来さんが、この度ソフトバンク三軍投手コーチに就任される
ことになりました。彼が奄美大島で大ウナギを捕獲するニュースを非常に楽しみにしていたので、
少しばかり残念ですが、本人的には本来ウナギよりも野球の選択でしょうし、良かったですね~。



続く






 剣


   



お世話になっております。私は燃えるジギンガー見習い中の Aki です。

さて、今年も好ましいことであろうとそうでなかろうと、宗教の別、老若男女等問わずなぜだか楽しい
クリスマスシーズンがそこまでやって参りましたので、聖なる夜に向けて5発ほど何も生み出すことの
ないおっさんの戯言/四方山話シリーズにトライしたいと思います。ただし、今年は何かとせわしない
状況に身を置いているため、中身スカスカ 例年より省エネ系で対応させていただく事を予めご了承
願います。。。 (それ位で丁度よいとの噂も当然あります。) ちなみに5発(5話)と先程表現しました
件ですが、あくまでも予定です。(自信なし)


さて、栄えある?第一話は釣行記録です。今回、私は馴染みのスーパーアウトドアショップだけどやたらジギング
関係が充実していて、あの鈴木斉さんや平松慶さんも勤務経験があり、現在丹後半島と丹波佐仲ダムを牛耳る
勢いの松丼さんも働いていて、スーパーチーフの森本さん(私とタメ年)から貴重な情報をいただくなど、私の近年
のルアー釣りをかなりの部分でサポートして頂いていると言っても過言ではないリスペクトするショップ WILD1
宝ヶ池店
が主催するタチウオジギングツアーに参加して来ました。集合場所は岡山県児島大畠漁港、ガイド船は
サーベリングのみならず真鯛の鯛ラバなどでも有名な1st(ファースト)さんです。


   



さすがに京都から片道250kmの行程を考えると厳しい状況が考えられたため、今回の行動を共にするいつもの
スーパーホッシーさんの車に同乗し、ガソリン代、高速代を折半するといったアダルト作戦を決行しました。
おっと、その前に急な仕事が舞い込み、土日どころか一週間程度仕事漬けになる不測の事態が勃発しましたが、
金曜日夜の決死の調整により何とか土日は休めることになってセーフ、綱渡りで参加可能となって一安心でした。
会社からお給料をもらって生活するサラリーマンですから、何があっても仕方がないです。
いずれにしても良かった。


   


ホッシーさんの家の近くのガソリンスタンド、フロントガラスが凍ってるし。。。 あろうことか寒波が週末に
日本列島に襲いかかり、日本海は激荒れ。しかし今回の目的地は比較的穏やかな瀬戸内海。
これも良かった。


   


船の係留先は簡単に言うと鷲羽山ハイランドの近くの漁港です。京都から3時間弱で到着しました。到着時刻は
午前1時過ぎだったでしょうか。そんな時間にも関わらず、漁港内にたくさんのアングラーが確認出来ました。
雰囲気のある常夜灯があるため、アジング、メバリングで有名な場所なのでしょうか。距離の割には、比較的
素直で運転しやすい高速道路のおかげで楽な感じがしました。ホッシーさんは、スーパーカーの中に私専用の
簡易ベッドを用意してくれていたので快適に寝られるかと思いきや、枕が変わると寝つきが悪い私の性の本領
発揮となりまして、午前4時までに30分程度しか寝れませんでした。(涙) ホッシーさんに感謝!!

集合時間は4時30分。



   


どうやら1stさんは、丹後のアルバトロスと同様、2つのガイド船をお持ちのようで、これまた同様ご兄弟がそれぞれ
船長をされているようでした。他人から聞いた情報では、お兄さんの方は一見エグザイルのメンバーにいるような?
タイプだそうですが、我々は何号艇の方だか忘れましたが、どことなく面白い感じが漂いまくる弟さんの方の船に
乗せていただきました。同乗スタッフはスーパーチーフの森本さんです。。。 森本さんも松井さんも太刀魚釣りは
(に限らず)、エキスパートなので心強い限りです。やはり上手い人の型を見るのが、初めの第一歩というか非常に
勉強になりますし、上達も早くなるのではと思っています。 ちなみにまだまだ暗~い午前5時過ぎに出船!


   


事前に聞いてはいましたが、今回は出船から3時間走ることになっていました。船長さんの判断で、直前に
決まったようでした。船長さんが、今一番太刀魚が釣れている場所に我々を連れていくことは容易に理解
出来ました。そして3時間先に我々を待ち受ける海域が太刀魚ジギングで名高い松山沖だってことも。。。

とまあ、偉そうな事を言ってしまいましたが、私は生まれて此の方、太刀魚を1回も釣った事がありません。
太刀魚ジギングは完全ど素人です。ま、そういう事なので今回のジギングツアーに参加したんです。しかし、
太刀魚の塩焼きは私にとって懐かしい味、思い出の味なのです。このくだりは長くなるので割愛します。(笑)


   


TOKIOのダッシュ島がどうのこうの話しているうちに3時間経過、今回の目的地である 松山沖 に到着しました。
遊漁船やプレジャー、漁師船などが入り乱れ、交通渋滞を起こしているようなある意味壮観な光景でした。
実際、漁師さんの船とトラブったりしましたが、まあこれだけの船が集まっているということは、相応の魚が
集まっている事を意味するんだと思うと、若干武者震いをしました。


   


釣り開始。少し心配だった天気も良好陽当たり良好。凪状態ですし、潮流も穏やかのようで、太刀魚釣りの好条件
は揃っているようです。後は、このど素人のおっさんに釣れてくれる太刀魚がいるのか?といった具合です。

今回、私は初めてのサーベリング挑戦にあたり、タックルを2セット用意しました。1つは4年ほど前、まだまだ
スピニング用なのかベイト用なのかもろくに分かっていない私の中のルアー創世記に、間違って購入した(笑)
太刀魚専用ジギングロッド(もちろんベイト)です。間違って購入したけど、その後ビワマストローリングで活躍、
晴れて本来使用すべき太刀魚釣りのデビューを果たしました。リールはオシアカルカッタ201HGです。2つ目は
手持ちのタックルから代用品はないかと探した結果、鯛ラバロッドとして使用しているキャタリナ(品番忘れたけど
紅牙発売前のやつ)とソルティガZ20右巻きのセットです。 しかし、この2セット目の選択は結果的に大失敗となり
ました。ロッドは全く問題ありませんが、右巻きを選んでしまった事が致命傷となりました。(私の場合です)


   


その他、ルアーやらフィッシュグリップやらフック関係は、サーベリングについて色々と研究する時間が取れなかった
事もあり、チーフ森本さんの指導によりワイルド1で一括購入、大人買いしました。釣り方については、釣りビジョンの
Bin Binソルトをチラッと見ました。(アンチョビミサイルですね。)

さてさて、実釣の方ですがスタートと同時にホッシーさんがHIT 、他のお客さん達も次々と釣り上げられていました。
が、私にはノーバイト。大体ジグをどう動かしたら良いのか?から始めなくてはならないため、取りあえずいつもの感じ
で1ピッチ1ジャーク弱いバージョンなんかをやってみます。うーん、釣れる気がしない。一方ホッシーさんの方は順調
に太刀魚を釣り上げています。しばらくするとチーフ森本さんが私の横というか、ミヨシトップに躍り出て釣りを開始。
早巻きで小気味よくジグを動かしているようです。その際、ロッドを振るのではなく、あくまでもリーリング重視でジグを
動かすのが有効のようです。実際、森本さん、悩める客を横にしながら爆釣モードに突入です。(笑)

ええ年こいたおっさんが我一人悩んでいる場合ではないので、取りあえず森本さんと同じようにやってみると、どうにか
私にもヒット。そして感動。
これが太刀魚~って感じでした。何だか、久しぶりの感覚、新鮮な気分でしたね~。

そして3匹目位で本日最大となる太刀魚(釣り上げた中で)が釣れてくれました。


   


イエーイ。家に帰ってから調べてみたら、嫁の指では5本、私の指では4本は優に超えるが5本と言い切れない微妙な
サイズ、ドラゴンと呼んでしまいたいが、ブリ社会でも80cmなければ大メジロを呼ぶように、潔くあきらめよう!? の
指4.75サイズと認定しました。。。 まあ、美味しそうなサイズではあるので、超満足です。



   


その後も、ホッシーさん、森本さんが好調を維持されている中、私の方はたまに連発、でも基本ポツポツといった感じで
事が進んで行きました。まあ、私は私なりに初めてのサーベリングを楽しんでいたのですが、周りが釣れ過ぎのようで、
比較してしまうと残念な気持ちにもなりました。(笑)

ホッシーさんはスローピッチ、スロージギング系しゃくり、一方森本さんは早巻きで結果を出されており、間に挟まれた私は
どっちに着いていくのが正解なの?といった感じで、完全に二人の物真似を繰り返す悪いスパイルにどっぷりと浸かる日
のようでした。ジグもとっかえひっかえ、久しぶりのベイトリールに若干戸惑い、ノットをいい加減に結んだことによるライン
トラブル連発で、アウェイじゃないけどアウェイの洗礼を浴び続けるのでした。特に、右巻きタックルに替えた時のギクシャク
感を最後まで拭う事が出来ず、折角釣れた太刀魚を3連発で逃すなど、もう右巻きベイトリールは売ってしまおう、僕は
左巻きでずっと生きていく!と決心させるような酷いものでした。それに、若干太刀魚をなめていたんです。勉強もあまり
せず、心の中では結構イージーに釣れるんちゃうかなと思っていた罰が当たったとも云えます。イージーに釣るためには
やはりそれなりの技術、知識、経験が必要であり、その辺りの要素が釣果の差に現れるんだと改めて思い知りました。
まだ進出するかどうか迷っていますが、間違いなく公魚の世界も、一見簡単なようで、釣果の差が出やすい分野なのでは
ないかと考えています。 (公魚もめちゃくちゃ美味しいらいしですね。)


   


移動後の海域にも、船がたっくさん浮いているのでした。 あっぱれ 松山沖!  


   


      ・ ・ ・ 



   


そして途方に暮れる私。。。 うそです。陽当たりも良いし、まったりしてしまいました。
太刀魚ジギング、ブリなんかと比べるとライトジギング感覚満載で、身体も楽ですね。ジグも原則100g統一です。
松山沖まで来たなんてちょっとした小旅行気分でした。 


   


舐めていた証ではないけど、いつの間にか手から血が出ていました。太刀魚の歯って想像以上の切れ味なんですね。
びっくりしました。

この日、実はドラゴンを釣っていました。釣り上げた指4.75と比べると間違いなく大きいサイズ、ただしスーパー
まではいかないサイズ、ブリ社会に例えるならば80cmを何とか超した位の81cm小鰤サイズと言えば分かり
やすいでしょうか。(笑) そいつは、森本さんの物真似で早巻きリーリング系しゃくりで底から20m程度、その後、
船長から「はい、上げて~」の合図とともにただ巻き10回程度でガツンと来ました。その時の水深は45m位だった
と思うので、結構上の方でのHITでした。回収中の出来事であったので驚くと同時に、これが魚であればドラゴン
かなと予測したとおり、水面に上がったものはドラゴンサイズ。ここから私の経験不足を露呈する出来事が。
今までのものより大きなサイズだったので、慎重に抜き上げようとしたのが仇となり、中途半端な引き上げにより
船べりにドラゴンぶち当たり → ワイヤーリーダーのテンションが緩んだっ → ドラゴンの歯にリーダー引っ掛かり
→ はい、さようなら~(泣) 。。。 
太刀魚釣りって、何かとバラシが多い釣りとは思いましたが、ドラゴン抜き上げる時の勉強をしておかないとまた
やっちゃうような気がしました。いつもは船長が網ですくいあげてくれるので、その辺りの感覚が今一つなド素人
な私でした。思い切って抜き上げる方がいいのでしょうか?他にも推定ドラゴンの水中バラシがあったような気が
若干します。。。 (逃がした魚の事は現認していない以上何とでも言えるため。(笑))



   


確か午後3時にストップフィッシング。松山沖から岡山児島まで3時間かけて帰りました。その間熟睡できるし、
本当に身体は楽ですよ。



【本日の釣果】


   


太刀魚 21匹。(ほとんど皆、私の倍ほど釣ってます。) 苦しんだ割には良かったのかな。

船中、私と同様なぜか本日限定ついていない人が居て、一日に6回太刀魚にラインを切られていましたが、私よりも
釣果は上で、ドラゴン級も多く釣り上げられていました。当日はなかなかの好釣日にあたっていたので残念ですが、
まあ、この釣りについては初心者ですし、今回の失敗を何とか次回(来年)に繋げたい、いや絶対繋げます!!

上から4匹は、指4.5~5サイズなのがせめてもの救いでしょうか。久しぶりに逃した魚は大きいということわざを
思い出しました。(笑)

こんな私なので参考になるかどうか分かりませんが、前述のタックルに、PE1号200m + フロロカーボンリーダー16lb 5m +
ワイヤーリーダー40cm、ここまでの結束は電車結びでOKでした。ワイヤーリーダーの先にチチワを作り、リング&リング +
メタルジグ100g (原則)、ヘッドは専用アシストフック、テールはメタルリード+4本針といった具合です。

使用ジグ(周りの人のHIT ジグ)は、YO-ZURI ブランカ タチ魚SPが鉄板です。最低限これだけは持っていくべきですし、
市場価格600円程度で財布にも優しいので、色々なカラーを大人買いするといいですね。このジグを朝から晩まで使って、
私の倍以上の釣果を得たであろう、私と同じく初サーベリングだった通称 “やまさん” には素直に驚きました。
スローピッチ系のジグも良かったので、1つ2つ持っていくのもありでしょう。



   


ちなみに、エグザイル お兄さん船の方に乗られていた松井さんはさすがの釣果を叩き出されていました。
間八ハオリ 110g イベント限定カラー使用です。


   


後ろに陽気な次男坊船長が妙な棒を持って写っていますね・・・






田島貴男と横山剣
   



どんな釣りでもそうですが、初めての経験は割り引いたとしても、やはり自分を見失うのは良くないですね。
(釣りだけじゃないか。)

しかし、釣行自体はめちゃくちゃ楽しかったです。 ワイルド1のスタッフの皆様、ホッシーさん、
どうもありがとうございました。そして関係者の方、今回も釣りに行かせていただきまして誠に
ありがとうございます。感謝しています。


この釣行で、私が目指す 「釣り年表」 にまた一つ新しい釣りが加わりました。。。

最期に ワイルド1 でマグロキャスティングツアーを計画してもらえたら有難いなと思うのでした。
場所は相模湾、浜名湖沖、三重あたりで如何でしょうか。(笑) 冗談半分で言ってみようかな。



それでは、次回に続く・・・  




SWEET REVOLUTION

2014年11月23日 | ジギング

   


紅葉真っ只中の三連休、皆様いかがお過ごしでしょうか。

三連休の初日、私は半期に一度のK組ジギングの集い in 浅茂川に参加して来ました。
今回も無理を言って釣りに行かせていただきました。
関係者の方に対し、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。。。


今回もアルバトロスさんにお世話になりました。メンバーは総勢8名!

滋賀チーム 湖南マンさん ふるちゃん 初めてお会いしたT木さんのパーティー4名
京都チーム Aki  ホッシーさん


8名となれば最早仕立てにした方がいいのかもしれませんが、乗合に拘る我らサラリーマンジギンガー
は難なく、かつ仲良くアルバ1号艇のミヨシ、艫に陣取ることになりました。


   


2週間前の第一戦では、なんと鰆一匹、青物はメジロどころかチーハマさえもかすりもしないと言う
大きな痛手を負った私ですが、今回は気の合う仲間との釣行を大いに楽しみたいと考えていました。


   


ブリラーのホッシーさんはジグに念を込めているようでした。
いや、ジグに説教しているのかもしれませんね。 まるで修造です。。。

冗談さておき、今回も今後の事を考えて釣り座はミヨシを選択しました。最終的には一般的に釣果が
落ちやすいとの噂が独り歩きする胴の間を征服したいと思います。(未定)


   


釣行前日は、湖南マンさん、ふるちゃんと一緒にアルバ休憩所に泊まりました。結構早くから休憩所に入所
していた私を差し置いて、夜遅く到着したにも関わらず私より先に寝息を立てるお二人の事を若干羨ましく
思いました。(笑) 枕が変わると寝れない私、前日に行く必要があるのか甚だ疑問です。。。
しかし、いい年こいたおっさん3人が布団を並べると、まるで修学旅行に来たみたいに会話が弾むのがおかし
かったですね。楽しい時間です。マグロ狙いと鰤ジギングを何とか両立させるリールの番手について情報交換
を行いました。狙いは決まりました。


さて、丹後のブリ状況ですが、2週間前の低調期を経て俄に上昇気配、ここ1週間のブリ捕獲状況もまずまず
と言ったところ、否応なく気分も若干盛り上がります。


   


鰤狙いのジギング猛者達の熱気ムンムンの明るい船内。眼光鋭く船外の盗賊カモメを睨み付けるホッシーさん。
気合と緊張感のコントラストが堪らない・・・


さて、今回もチーハマからコツコツと行こうと決めていた私ですが、船長がマイクを通して第一声。

「今から水深130mに向かいます。。。 30分位かかります。。。」

はい、船長さんは一見優しく言っておられますが、この言葉が「最近、鰤は網野沖におるから、いつものようにお土産
チーハマで肩慣らしなんてすっ飛ばして、最初から水深100mオーバーのど根性ジャークで寒ブリやるけんね、覚悟
しとけよっ!気合だ、気合だ、気合だ~!!(×10)」といった宮津どこかで耳にしたセリフを意味することは、ジギング船
にそこそこ慣れてきた私には容易に理解出来たのであった。


   


船長の言うとおり30分弱ほど走るとジギング船が溜まっている海域に到着しました。さて、本日のジギング開始です。


第一投目。フォールから高速早巻、そして丹後ジャークなんてしてたら即バイト。おおっ、第一投目からヒットって
超楽しい~。 幸先良すぎるメジロゲットに私の鉄仮面も若干緩みました。ちなみにミヨシって釣りはしやすいけど、
諸作業はやりづらい場所のため、釣りの途中で画像はなかなか撮れません。(私の場合)

2匹目も丹後ジャークだったと思います。釣れた時間は忘れてしまいました。(笑)すいません。
ここまでのジグは丹後の定番 フラットハオリです。 ただし、水深が水深だけに210gです。重たいですよ。
これまで160g~180gを主として使用しておりました。190gのツダジグ(B.X)は引き重りがしないため、
しんどく感じたことはありません。まさか200gオーバーのジグを1日中使う羽目になろうとは、この時点までは
予想だにしませんでした。。。(汗)

前日深夜には少しばかり雨が降っていたのですが、当日は予報以上の快晴、凪。ブリの感度は物凄いのですが、海の
変化に乏しく、大量感度はほぼスルーしていたような状況でした。近くの遊漁船という遊漁船から聞こえるアナウンスが、
ブリの通過を知らせるものばかりであったため、200オーバーのジグをしゃくり続ける羽目になってしまいました。
やはり、神のお告げがあるとしんどくても休めないのが釣り好きの宿命です。(笑) 早く寝たくせに寝不足状態の私は、
さすがに息が上がることが多くなり、大きく息を吸っては吐くといった作業を繰り返し行います。ジギングを始めて2年
位?これまでで一番しんどかったです。苦しかったです。 こんな時はあの人に登場してもらうしかないですわ。


   


よっしゃー。笑って復活。 ちなみにこの方とタメ年です。。。

しかし、船内の釣況もぱっとしません。我々京滋チームは何とかメジロを釣り上げることが出来て一安心。艫のT木さんは、
艫で船長の目を盗んで(笑)、鯛ラバ使用でカレイ2匹ゲットされていました。私はこういう人が大好きです。来年、是非
マグロキャスティングのパートナーになって頂きたいです。よろしくお願いしますね。

取りあえずメジロ2匹釣って前回の悪夢の溜飲を下げた私ですが、いやいや、小ハマチからコツコツと最後は鰤で締め
くくりたいのがジギンガーの性ってもの。しかし、しゃくってもしゃくってもノーバイトの状況が続きます。ストレス
がたまるのが、船長から引っ切り無しに鰤ブリ感度の情報が入るのに釣れないことなのです。か~っ。何回も鯛ラバで
クロソイなどに手を出そうかと思うのですが、心のどこかでミヨシに立たせてもらっているのに(まあ単に順番が早か
っただけですが)それをやっちゃーお終いさ、来年マグロなんて無理さ、と思い止まる気持ちが働き、200g超えの
ジグをしゃくり続けるのです。私は左巻きなのですが、ロッドを持つ右手は何とか持ちましたが、ボトムから10m~
20mの超高速巻を繰り返すことにより、左手がつってきたのには驚きました。鰤を釣らずに左手がつってしまったの
です。これは正に崖っぷち。こんな時はあの人に登場してもらうしかないですわ。


   


おっしゃー。了解了解。

ふと右舷お隣のジギング同志の湖南マンさん、諸事情により使用していた鉄ジグで珍しいものをゲット!!


    


湖南マンさん、奥様、おめでとうございます!! 
これからも私の良きジギングパートナーとして、半期に一度の釣行をお許し下さい。(笑) これが本当のおめで鯛ですね。


さらにふと右舷隣の隣のふるちゃんが、ワンピッチワンジャークを仕掛けていると、ついに大物ヒット、ドラグが一気に
出る様子から間違いなく10kg前後のブリがかかった模様。ブリが釣れる時は連発することが多いので、ジャーキング
に気合を入れるとともに、ふるちゃんのファイトを固唾を呑んで見守ります。あっ。。。
残念ながらリーダーが切れてしまったようです。鰆の引きではないので、完全に鰤大物にやられてしまったようです。
ふるちゃん、来年春にリベンジして、夏のマグロで挽回しましょうね!!


   


時計を見ると午後1時30分を過ぎていました。今日は青物はダメなんかと思っていたら、船長から素敵なアナウンス。


今から白石に行きます!!


これが最後のブリへの挑戦を意味することは、中級ジギンガーに手が届きつつある私には容易に理解出来ました。
天下の名礁 白石、通称ホワイトストーン に行ってハマチを釣るわけないってのもありますが。
しかしこんな時間から往復1時間強の白石に移動するとは、これは気合を入れない訳にはいきません。

ここで私は最近お気に入り、いや、これから私のパイロットジグになるかもしれないスーパージグで勝負を賭ける
ことにします。そのジグはこちら。


   


春のワイルド1ジギング講習会で湖南マンさんが鰤、私が大メジロをゲットした ワイルドギャンブラーダイナ です。
水深は網野沖よりは少しましな100m強。それでも深いので、200gを使用しました。本当はnew color のエッジグローが
良かったのですが、私の行くショップには売っていなかったので、ブルピン?を使いました。


勝負の時間は小一時間。左手は朝からずっと続く超高速巻きでかなり疲弊していたので、高速巻き程度にスピードを
若干ですが緩め、丹後ジャークはやめて1ピッチ1ジャークに切り替えてみました。すると、即バイト!
久しぶりの丸々太ったメジロをゲット出来ました。


   


続いてヒット!! 狙いどおりダイナでバイトが連発しました。今度は無駄に重い感じがするのですが、鰤ではなさそう
です。あ、白石一発目は完全に鰤だと思ったのですが、フックの片方が腹に引っかかっていたので誤解しました。
上がって来た魚は、それなりに嬉しいパターン。


   


太ったメジロ二匹掛け!! 


   


このジグおすすめです。鰤にもメジロにもいいと思います。8さん、名古屋のライジングというお店に先日入荷したよう
なので、160g、200gあたりをゲットされると良いと思います。(笑)

ワイルドギャンブラーのロゴが超お気に入りなのですが、ジグもいい味出てますね。代表の松原さんの才能、センスが
羨ましい限りです。。。


   


今日もミヨシで力を出し切った。それで良し。




【本日の釣果】  

 メジロ 65cm~68cm 5匹 以上・・・


   


手前の5匹です。。。 





KYOSUKE HIMURO -SWEET REVOLUTION-
   



今回は前回釣果よりはマシだったものの、満足出来るレベルに達していないのは明白です。
ただ、ここで鰤を釣って他の運を逃すのも嫌な部分が個人的にはあり、ミヨシで楽しい仲間と
ワイワイ過ごせたのが何よりとも思うのです。それに新しい仲間も出来たし。
来年何となくポヤーンとイメージしているマグロへの挑戦が、人との出会いを重ねることにより
形作られていく過程を楽しみたいと思います。釣果はホントにいいんです。同じ志を持つ者が集まって
楽しく時間を過ごすことが出来れば・・・ それはまず仕事を頑張ることが前提ですね。

今回、200g超えのジグをしゃくり続けたことが少し自信に繋がったような気がします。
ワイルド1のチーフがこんな事を言ってました。ジギングを始めて釣果が上がった頃に必ず誰でも
壁に当たって、釣れなくなる時期が来る。そこでもう一つ勉強、努力を重ねて壁を乗り越えると
また良い世界が待っていると。。。 



では次はギラギラ系で。(笑)

    またまた2週間後です。