SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



「クワガタのサナギと幼虫を戴きました。」記事に書いた

>Tさんから、コクワのサナギは、人工繭室を作って観察するようにとの宿題を出されたので、それはやってみようと思います。

...を実行しようと、ちょいと調べてみました。

あ、この記事の時に「人工繭室」と書いたけれど、クワガタの人の間では、「人工蛹室」と書くのが一般的みたい。
そりゃそうか。


売られている専門の物を使うのでなければ、オアシスか、ティッシュを使うのが一般的のようでした。
ティッシュで作るのは、いかにも手軽だけれど、弱そうだし、管理も難しそうに思ったので、迷わずオアシス使用に決定。
このオアシスを使った繭室ってのは、元々蝶のサナギに使うために考案された方法らしいので、いかにも信用できそうなイメージだ。
私的には。
漠然とだけれど。


オアシスってのは、やたら密度の濃いスポンジといったイメージの物で、園芸に使われる物です。
園芸店に行けば用意に手に入るのですが、私はダイソーで買ってきました。




こんなの。


これを、カッターで手ごろなサイズに切る。





オアシスは、スポンジみたいにボロボロにはなりにくいけれど、潰れたりしやすいので、刃を長く出して、一気に切ると楽。

切ったら、蛹室にちょうど良いだろうみたいな大きさをマジックで書く。





それを目安に、スプーンかなんかでほじって、蛹室を作る。
多少のデコボコは、押せば滑らかにできるので平気だけれど、ほった時に生じる粉はよく取った方が良いみたい。





これに水を含まる。
霧吹きで徐々に含ませた方が良いと言う記述もあったけれど、オアシスなんて、含んだ水を簡単には出さないのだから、平気じゃん?めんどくさいしって、私は水道水をバンバンあててしまいました。


それをプラケースに収める。





そうしたら、蛹室に、蛹を入れる。




あきらかに蛹室がでかい(笑

別にこれぐらいデカくても平気だと思うけれど、一応、ベストサイズは、蛹の縦横サイズの倍ぐらいらしい。
深さは、そこそこあった方が良いらしい。
蛹自体が、自力で動きながら転がる際に、支障の無い大きさは欲しいらしい。


プラケの蓋と、容器の間に新聞をかまして完成。




これは、コバエ対策と、過度の乾燥対策。


サナギの現状はこんなカンジ。



頂いた時には、全身クリーム色だったのに、もうだいぶ色付いています。
脱皮が近いのでしょうか。

ともかく、これで無事脱皮して、成虫になってくれるのを祈るばかりです(^^;

あわよくば、脱皮直後の成虫の姿なんて見てみたいなぁ。

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>そろそろギムノカリキウム辺りが花をつけそうなので

…なんて書いたばかりですが、一本棘バッテリー Gymnocalycium vatteri var. が、開花いたしました。

サボテンの花は、全般的に華やかで美しいので、咲くと本当に嬉しいものなのですが、困るのが、開花時間帯が限られている事。

たとえば、昼間咲いて、夕方には閉じて、また昼間に再び咲いて、また夕方には閉じて、そして枯れていってしまう、みたいな。
私のように、家にいる時間がごくわずかな人間では、蕾があるのは見る事ができても、花は見られないなんて、往々にして起き得るわけです。
これは、しごく寂しい。
寂しいだけではなく、繁殖を考えたりしたら、これは大きなネックになりうるわけです。

実際、この花も、たまたま昼間に家に立ち寄ったから見る事ができたというわけで、写真ではわりと開いているように見えますが、実際は、わりともう閉じかけの状態です。

サボテン趣味家には、お年寄りの方が多いものなのですが、そうした人たちは、時間に追われる事無く花の一番良い時を見られるのだから、その辺りでは羨ましい気がしてしまう、昨今でした。

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特別何があるわけでもないのだけれど、ネタも無いので、ちょっと早いけれど、7月のうちの多肉植物の様子、ご紹介。



「'05.5月の我が家の多肉達」で紹介した、豹紋 Scilla violacea(Ledebouria socialis) 、花の後、こんなのを付けました。



実でしょうか?
単為生殖するのか?
別に、ボコボコと子株をつけるものなので、どうしても種が欲しい事はないのだけれど、種がとれるなら、やっぱり欲しいというのが本音。
これから要観察ですね。





pon2さんに頂いた司牛角 Duvalia corderoyi から、なにやらピンク色のものが生えてきました。
たぶん子株。
花をまだ見れていないのが残念ですが、嬉しい w



神代植物公園 サボテンと多肉植物展で買ったタイ産ディオスコレアの一種 Dioscorea sp.の黒い方から芽が伸び始めました。



いや、本当はもっと成長が早い生き物っぽく思っているのですが、いかんせん多肉植物よりは水をやっているけれど、多肉植物と同じところで育てているので、単純に水が足りないから育たないのかなぁと思いつつ、生きているからいいかと、適当に育てています(^^;

赤っぽい方は、芽っぽいものを出しているし、瑞々しいカンジでもあるのだけれど、伸びはしない。



単純に水が足りないのか、そんなものなのか??
よくわからないので、どうしていいか、困ってます(笑
まぁでも、こんなカンジで育ち方が違うのですから、違うのは芋の色だけでは無く、種類も違うのかもしれませんね。



ディオスコレアといえば、亀甲竜。
うちのメキシコ亀甲竜 Dioscorea macrostachya
5月末に芽が出て、蔓だけ伸ばしていったカンジだったのですが、ここにきて、急に葉を付け出しました。



しかし、なんともアンバランスな植物ですよねぇ(^^;

本体はこんなの...



そこから、ほんとに細い蔓を伸ばして、ふつーの葉っぱをつけるんですもんねぇ。



面白いですけどね。


さて、そろそろギムノカリキウム辺りが花をつけそうなので、そうなったらまたご紹介させていただきます。
ではまた~

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以前コクワガタを戴き、さらにキャンプに連れて行っていただいたTさんに、クワガタのサナギ1匹、幼虫11匹戴きました(^^;
サナギはコクワガタのもの、幼虫1匹はサキシマヒラタである事はわかっているのですが、あとは何の幼虫だか判らないのだそうです(笑
とりあえず、親になってから同定するようなカンジでしょうか。

Tさんから、コクワのサナギは、人工繭室を作って観察するようにとの宿題を出されたので、それはやってみようと思います。

いやはや、こうなると、これからクワガタの話題が増える事は必至なので、このブログのカテゴリーを1つ増やすことにしました w;


さて、カブトムシやらクワガタやらなんぞ、飼うのはさして難しくもないだろうと思っていたのですが、いきなり失敗をしてしまったようです。
肉食の虫ぐらいしか、まともに飼った事が無かったので、それを基準に考えていたのが敗因かなぁ...ってカンジです。

まず、最初にTさんに戴いた、コクワのメスが殺されてしまいました。
私、カブトムシのペアと、コクワガタ♂1♀3、ノコギリクワガタ♀1を、同じ容器で飼っていたので、誰が殺したのか、判別できません。
そこでとりあえず、クワガタとカブトを、別容器で飼う事にしました。
コクワとノコギリを別に飼いたいとも思っているのですが、容器が間に合わなかったので、とりあえず同居です。
殺しあったりするんですねぇ、草食なのに。


あと、さらに問題だったのが、床材が腐りだした事(^^;
肉食の虫を飼っていた時の感覚で、床材に適当に水をドボドボと入れて、かき混ぜもせずにいたら、なんだか土がヤバいニオイになってきてしまいました(-_-;
床材はオガクズのような、高栄養であろうものなので、たぶん、水と反応してしまっての事かなぁ…と推測しております。
なので、今回手に入れた床材と入れ替え、この床材は、良く混ぜながら水を少量ずつ入れ、床材の湿り加減を調整しました。
いやはや、手を抜いてはいけないのでしょうねぇ...
これでまた腐るようなら、温度や、室温、湿度などを調整しないとなのでしょうけれど、まぁ、これも様子見ですかね。

せっかくなので、今年はなんとか、カブトムシとコクワガタの繁殖まではこぎつけたいものです。

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過去記事、「カブトムシ、コクワガタ飼育開始」で、私にカブトムシとコクワガタをくださったT氏に誘われ、檜枝岐(ひのえまた)へ、1日深夜出発、3日帰宅で、キャンプへ行ってきました。

まぁ、今回は会社がらみの話なので、詳しいお話まではせず、檜枝岐、こんなんだったよ~ってな軽めの紹介で。


檜枝岐村は、福島県にあります。
遠かったです。
なにせ、福島は関東では無く、東北になるわけですからねぇ(^^;


我々の泊まったキャンプ場は、「舟岐(ふなまた)オートキャンプ場」。
綺麗な川沿いにある山深いキャンプ場だけれど、ほどよく整備されていて、自然を満喫できるけれど、トイレとかはきちんとしているという、なかなかどうして、理想的なキャンプ場でした。
私みたいな野宿全然オッケーってな人間なんかはともかく、女性や子供を含めたとしても困らない、良い環境だったと思います。




キャンプ場はこんなカンジ。
オートキャンプって、賛否がわかれるけれど、個人的には良いじゃんってカンジかな。
登山家でもあるまいし。




キャンプ場の脇を流れる川。
非常に綺麗。
2日の朝方まで雨が降っていたので、水量が多すぎたのが残念。




私はバイクに、寝袋とテントだけ積んで、野宿するようなキャンプしかした事が無いので、こんなタープだとかを使うようなのは初めて。
色々な装備を見て、羨ましくなって、揃えたくなってしまいますね(^^;
まぁ、バイクに乗せきれる程度の設備しか、結局私にはいらないのだけれど。

...時間が出来たらキャンプ用具店でも探してみようかしら...(w;




まだ小雨の降る、キャンプ場からの景色。




お日様出てきたらこんなカンジ。
コントラストがはっきりして、すごく緑が綺麗。




寒いぐらいに涼しかったのに、お日様が出たら、とたんに暑いぐらいになる。
お日様の力を、改めて思い知らされた感じでした。




最近ずっと仕事でお世話になっているKさんが釣ってきたイワナ…

イワナだったよね、たしか(^^;<うろ覚え
いやはや、川魚、スーパーなんかで売っているのは高いのに美味くも無いのに、やっぱり釣ってすぐ焼いて食うと美味いですね!
川魚って大好きなのだけれど、美味しいものを食べられる機会ってすごく少ないから、すごく嬉しかったです。

...そんなに食いたければ、自分で釣って来いって話?(^^;ヾ




皆さんのテント。
複数人用のテントなので、デカイ!




対して私のテントは、1~2名用。
サイズの違いにセコさすら感じて、ちょっと恥ずかしくも思ったのだけれど、この夜、山は酷く冷え込み、寒くて眠れなかったという声の上がる中、私のテントは私と、私の先輩の2名を包み込み、暖かさを充分維持してくれた。
狭いが故にであろう。
この狭い中に男二人で寝るというのは、なんとも複雑な感が無くも無いが(^^;
寒いよりは断然良い。
私のようなスタイルには、やっぱりこんな小さなテントで良いのだ。
バイクにテント積んでどこか行きたいなぁ...


キャンプの楽しみといえば、飯 w




キャンプご飯の定番、カレー。

これを作るために火を熾したんだけれど、それが何気に大変だった。
雨が降ったものだから、小枝なんかも湿気っていて、そうでなくても火が点きにくいのに、子供たちがこぞって、木の枝やらを拾ってきては、ようやく点きかけた火種に投げ込んでくるので、すぐ消えてしまったりする。




ようやく火が点いた頃には、子供達クタクタ(笑




その火を利用して作ったかまど。
石を子供たちに集めてもらって、私が積んだんですよ。
なかなかそれっぽく積めたでしょ(^^




カレー煮る子供。
こんな風に、一生懸命な子供達は非常に可愛らしい。




そして、やっぱりキャンプの定番バーベキュー。
BBQと書いてバーベキュー。
いつから、「BBQ」なぞと表記されるようになったのか、バーベキュー。
バーベキューを「BBQ」と書く事に、ちょっぴり抵抗のある私は、このキャンプに参加した子供達に「オッサン」と呼ばれてしかるべきなのでしょうか(^^;

写真のKさん、写真を撮られている事がわかっているので、ピースサインを出しているけれど、目だけは確実に肉をロックオンしております(笑

ここのところ、暑かったり寒かったりが極端だったり、仕事が忙しかったりもあって、食欲減退気味だったのだけれど、このキャンプの最中は、そりゃもう、私もよく食べました。
いやはや、本当に美味しかったです。
月並みな言葉になってしまうけれど、やっぱり綺麗な空気の中で食べるから、余計なのでしょうか。




キャンプ場から、ちょっと下ったところにあったお風呂にも入ってきました。
燧の湯」というところ。
読み方がわかりませんが(笑
たぶん、「ひうちのゆ」だと思います。
「燧ヶ岳(ひうちがだけ)」ってのがあるし。

大人600円。
施設は非常に綺麗で清潔感があり、お風呂も広いし、露天風呂もあって、この露天風呂が開放的で気持ちが良かった。
キャンプ場といい、頑張っているな、桧枝岐ってカンジです。



さて、クワガタとカブトをくださったT氏の企画ですから、当然、クワガタ採りが企画に入っているわけです。
昼間に「やなぎの木」を巡り、夜は街灯などを回りました。
やなぎの木には、「ヒメオオクワガタ」というのがいる事があるとの事だったのですが、残念ながら、今回そのヒメオオクワガタは発見出来ませんでした。
でも、ミヤマクワガタやコクワガタ、ノコギリクワガタなんかは採れましたよ(^_^







写真1枚目はミヤマクワガタ♂
私の先輩Tさんが採ったもので、今回で一番大きかったクワガタです。

写真2枚目、3枚目は、どっちかがコクワガタ♀で、どっちかがノコギリクワガタ♀です。
いやしかし、クワガタのメスって、見分けがつかないです(^^;
見分け方を教わったのですが、この写真見ても、私にはどっちがどっちかわかりません..

ちょっと調べて、それを記事にでもしようかしら(w

クワガタ採りも、すごく楽しかったです。
山の中を歩き回ったり、夜、ふと見上げた空の星々の美しさにため息をついてみたり<ガラじゃない?笑


まぁ、かなりざっくり紹介ですが、こんなカンジでしょうか。
いやはや、楽しかったです。
また行きたいな。
誰か行きません? w

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