夕日さすまに いそしめよ(旧「今日までそして明日から」)

人生、宗教、世相、趣味などを思いつくままに記す

しもべを安らかに去らせてくださいます

2010-12-31 16:54:01 | 日曜日のメッセージ
 ルカによる福音書2章21~40節。お正月に気分が一新するように、信仰も原点に戻って一新したいと思う。そして、神と人との唯一の仲保者イエス・キリストを持つことが人生の最大の宝であり、もっとも大切なことであるということを、新年の冒頭でともに告白したいと思う。
 そのことを告白できるようになった人は黙っていることはできないだろう。シメオンが喜びにあふれて賛美を歌ったように、またアンナがうれしくなって「エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した」ように、私たちも周囲に向かって語らないではいられないと思う。誰でも自分が好きなこと、感動していること、うれしいことは語らずにいられない。信じていることはなおさらである。受けた恵みを賛美しないではいられない。周囲に語らないではいられない。それが我々の信仰なのではないだろうか。
 「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり
 この僕を安らかに去らせてくださいます。
 わたしはこの目であなたの救いを見たからです。
 これは万民のために整えてくださった救いで、
 異邦人を照らす啓示の光、
 あなたの民イスラエルの誉れです。」
 明らかにシメオンは自分が見出した救いの光を皆が受けて、同じ喜びに満たされてほしいと願っている。シメオンとアンナ。彼らが生涯の終わりに見たものを、私たちはしっかりと継承して、ひたすら信仰の道を歩んでいきたいと思う。また多くの人にこの道を伝えていかなくてはならないと思う。このような信仰の応答に励む決意を新たにすること、これがクリスマスを祝った我々に今求められていることではないだろうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿