夕日さすまに いそしめよ(旧「今日までそして明日から」)

人生、宗教、世相、趣味などを思いつくままに記す

悔い改めの説教

2011-06-28 21:23:10 | 日曜日のメッセージ
 使徒言行録2章37~47節。ペトロは38節以下でこう言っている。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです」。大丈夫だ。安心しなさい。赦しの道が備えられているというのが、ペトロの答えであった。まさにこれが福音なのである。 . . . 本文を読む

お定めになった計画

2011-06-17 23:53:25 | 日曜日のメッセージ
 使徒言行録2章14~36節。ペンテコステの日に行われたペトロの説教がここに収録されている。このなかで、我々は次の言葉に注目してみよう。「このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです」(23~24節)。  何というすごい神の御計画であろうか。十字架と復活の出来事は、救いの出来事であると同時に、複雑怪奇な歴史や人生の秘密を解き明かす鍵になる。 . . . 本文を読む

伝道する教会の誕生

2011-06-12 20:01:28 | 日曜日のメッセージ
 使徒言行録2章1~12節。この個所は弟子たちの群れに聖霊が降って伝道する教会が誕生したことを告げている。そして、旧約聖書との関連では、バベルの呪いが解けた日だとも言うことができる。創世記11章のバベルの塔の話では、人類は神に逆らう高慢な態度のゆえに、言葉が乱され、一致団結できないようにされた。それが、今やその異なる言語が祝福されて、唯一の主なるキリストを証しするものとされているのである。 . . . 本文を読む

イエスの大伝道命令

2011-06-04 13:13:59 | 日曜日のメッセージ
 マタイによる福音書28章16~20節。マタイで最後に弟子たちに語りかけられたイエスの言葉は、こうであった。「わたしは天と地のいっさいの権威を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたすべてのことを守るように教えよ」(18~20節前半)。これはよく大伝道命令と呼ばれるイエスの言葉である。復活のイエスはこの言葉を残して昇天され、弟子たちはこの言葉に従って伝道に出ていった。教会の歴史の中でも、この言葉はまだ福音が届いていない未開の地への伝道に、人々の意欲を駆り立ててきた。 . . . 本文を読む