夕日さすまに いそしめよ(旧「今日までそして明日から」)

人生、宗教、世相、趣味などを思いつくままに記す

新しい人を身に着けて

2014-08-30 17:14:19 | 日曜日のメッセージ
 エフェソの信徒への手紙四章一七~三一節。教会というところは、人間の思いではなくて、なによりもキリストの思いが支配しなければならないところである。これが逆転すると、教会は変質していく。そして健全な成長が止まれば、教会は社会の中で信頼を失っていき、伝道の力も弱まってくる。キリスト者各自が自覚的に新しい生き方を身に着けていくことが、教会の成長に欠かせないということである。エフェソ書はここで、そのことを憂慮しながら、倫理的な勧告を語っている。ここには、教会に対する熱い真剣な願いが込められている。 . . . 本文を読む

互いに仕え合いなさい

2014-08-22 09:40:48 | 日曜日のメッセージ
 エフェソの信徒への手紙5章21節~33節。この箇所はかつては結婚式で、「夫婦の務めに関する教え」として必ず読まれる箇所だった。しかし、近年、二二節の「妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい」が問題あるとして、あまり使われなくなってきた。式文にも問題があり、この箇所が用いられる際に、二二節からいきなり引用していて、その前の二一節が考慮されていないのである。これだと、二二節は正しく理解されなくなるだろう。  二一節はなんと言っていたであろうか。「キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい」である。 . . . 本文を読む

主の鍛錬を軽んじてはいけない

2014-08-16 18:22:56 | 日曜日のメッセージ
 本日、読まれた聖書、ヘブライ人への手紙に登場してくるのは、第一世紀の終わり頃のクリスチャンたちだ。彼らの生活状況はとても厳しいものであった。キリスト教は一般世間でまだ容認されず、キリスト教徒であるがために、様々の困難を経験していたのである。なにしろ、ドミティアヌス帝というキリスト教徒を迫害した皇帝が在位していた時代である。クリスチャンに対する世間に風当たりがどんなものであったかは想像に難くない。彼らはローマ帝国の役人から不当な扱いを受け、一般市民からも白眼視され、家族親類縁者との交際もなにかとしづらく、肩身の狭い思いをしながら暮らしていた。また、官憲や暴徒からひどい目にあったという人もいた。 . . . 本文を読む

翻訳支援ソフト:「トラプラ」Trapla

2014-08-12 23:27:48 | tools
ちょっとした文書を翻訳してみたい時、シェアウェアの「トラプラ」Traplaは助けになります。翻訳する資料(画像でもテキストでも)を上に置き、左下に訳文を書いていきます。右下はメモ帳で必要な注記を残すことができます。辞書引き機能も有。30日の試用期間の後、気に入ったら2000円払って購入します。 . . . 本文を読む

来てしまったクロとトラ

2014-08-12 18:32:07 | ペット
 19歳まで生きたキジトラ猫のミーミが2月に死んで、夫婦ふたりだけの静かな生活が続いていたのだが、6月に東京にいる娘たちが2匹の子猫を連れてきた。なかば無理強いのようなかたちで飼うことになったクロとトラ。推定、生まれて4ヶ月ぐらい。捨2匹とも女の子。 . . . 本文を読む

すべての人が主の民として

2014-08-09 17:48:21 | 日曜日のメッセージ
コリントの信徒への手紙一 12章14~26節  コリント教会はずいぶん変なことになっていた。そこでは、特別に人目を引く目立つ賜物ばかりが、重んじられ、目立たない日常的な働きは顧みられなかったのである。聖霊の賜物に価値や優劣の差が設けられてしまって、教会の一部が突出して他の多くの人が取り残されるということになっていた。はたして、これが教会のかしらイエス・キリストのお考えに沿うことであろうかとパウロは問うているのである。 . . . 本文を読む