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しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「罪責の神々 リンカーン弁護士」 マイクル・コナリー 

2018年05月04日 | 読書
「罪責の神々 リンカーン弁護士」 マイクル・コナリー   講談社文庫   上・下巻
 THE GODS OF GUILT     古沢嘉通・訳

売春婦殺害容疑で逮捕されたポン引き、ラコースから弁護依頼を受けるが、被害者は何度も窮地を救ったことのある、かつての依頼人グロリアだった。
彼女が名前を変え、ロスに戻り、娼婦に復帰し、殺されていたとは驚きだった。
事件を独自に調査したハラーは勝利を確信し、ラコースの弁護を引き受けることにした。
         <文庫本上巻裏カバーより>

グロリアは高級ホテルに泊まっている客に呼ばれ、客室に行ったところ応答がなく、空振りに終わって自宅に帰り殺害された。
ホテルロビーの監視カメラ映像から尾行していた男の存在がわかる。
その正体を突き止めたハラーは、罪責の神々である陪審員の前で、男を訊問し、黒幕が誰かを暴いていくのだったが…。
         <文庫本下巻裏カバーより>








マイクル(ミッキー)・ハラーが被告の無実を信じて臨む裁判。
これはミッキーには珍しいこと。
罪を犯しているのか、いないのかは関係ないから。
しかし、今回は無罪を明らかにすることに重点を置く。
その為には真の犯人を捜す事に。
裁判の他に事件の真相を暴いていく面白さがある。
ミッキー自身も狙われ、命を失う仲間もいて、かなりハードではある。
今回も司法取引と言う事が出て来るが。
どうも司法取引というのが、納得出来ない。
まるで、真の犯人を捕まえるより、事件が解決すればそれでOKということか。
裁判はゲームのように、どちらに転ぶかわ分からない。
だから被疑者は無罪でも、そのゲームに掛ける事を避けようとする。
その気持ちは分かる。だから、公正さを欠いていく。
今回の犯人は、どこかで考え方を間違えている。本末転倒というか。
今までのシリーズとちょっと違った雰囲気だった。



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