「逃げる」 永井するみ 光文社
柴田澪には小学1年になる娘の雪那がいる。
とても雪那を愛しているのだが、時々澪の中に般若が現われ、雪那を忌まわしく思わせる。
そんな自分に戸惑う澪。
ある日、友人の見舞いに行った病院で、澪は20年以上会っていなかった父親の鳥居伊作と出会う。
それは、2度と会いたくない相手だった。
一緒に暮していた祖母は、〈あの男出会ってしまったら、殺しなさい〉と言うほど憎んでいた。
それは母親が事故で死んだことと、澪自身が受けたことによる。
家族の存在を隠して別れたが、伊作は澪の住んでいる場所を探し出そうとしていた。
伊作と雪那を会わせる訳にはいかないと、澪はある決意をする。
タイトルが表すように、これは一風変わった、澪の逃亡劇。
逃亡劇としてはそれなりの緊迫感があり、追う方の手掛かりの見付け方なども面白いのたが。
しかし、澪が直面した問題の解決策としては、納得が行かない。
少々設定に、無理があり過ぎる気がする。
その点がすっきりしないので、いまひとつ物語にはのめり込めない。
澪の計画通りに進んで、それで家庭に帰り、今までと同じように生活出来るものだろうか。
普通だったら、まず駄目だろう。
澪と父親の幼い頃の関係も、読んでいて予想が付いたので、あまり驚きもなかった。
それよりも、澪の雪那に対する感情の表れは、結果が分かったからと言って直ぐに治まるのだろうか。
こちらの問題の解決策は。
周りの人たちが事実を知ったことにより、手助けしていけば大丈夫なのだろうか。
この問題の行方も知りたかった。
柴田澪には小学1年になる娘の雪那がいる。
とても雪那を愛しているのだが、時々澪の中に般若が現われ、雪那を忌まわしく思わせる。
そんな自分に戸惑う澪。
ある日、友人の見舞いに行った病院で、澪は20年以上会っていなかった父親の鳥居伊作と出会う。
それは、2度と会いたくない相手だった。
一緒に暮していた祖母は、〈あの男出会ってしまったら、殺しなさい〉と言うほど憎んでいた。
それは母親が事故で死んだことと、澪自身が受けたことによる。
家族の存在を隠して別れたが、伊作は澪の住んでいる場所を探し出そうとしていた。
伊作と雪那を会わせる訳にはいかないと、澪はある決意をする。
タイトルが表すように、これは一風変わった、澪の逃亡劇。
逃亡劇としてはそれなりの緊迫感があり、追う方の手掛かりの見付け方なども面白いのたが。
しかし、澪が直面した問題の解決策としては、納得が行かない。
少々設定に、無理があり過ぎる気がする。
その点がすっきりしないので、いまひとつ物語にはのめり込めない。
澪の計画通りに進んで、それで家庭に帰り、今までと同じように生活出来るものだろうか。
普通だったら、まず駄目だろう。
澪と父親の幼い頃の関係も、読んでいて予想が付いたので、あまり驚きもなかった。
それよりも、澪の雪那に対する感情の表れは、結果が分かったからと言って直ぐに治まるのだろうか。
こちらの問題の解決策は。
周りの人たちが事実を知ったことにより、手助けしていけば大丈夫なのだろうか。
この問題の行方も知りたかった。
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