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しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「シャーロットのおくりもの」 2006米

2008年04月28日 | 映画
ある春の夜、牧場を営むエラブル家に11匹の子ブタが生まれた。
しかし母ブタの乳は10個しかなかったため、乳にありつけなかった一番小さな子ブタは乳をもらえない。
父親は生きて行けない子ブタを処分しようとするが、娘のファーン(ダコタ・ファニング)は自分が面倒見ると宣言し、その子ブタを引き取る。
ウィルバーと名付られた子ブタは大切に育てられ、向かいの広いザッカーマン農場に預けられる。
ザッカーマン農場には家畜がたくさんいて、にぎやかに暮らし始める。
そんなある日、ウィルバーは“春に生まれた子ブタは、冬を越せない。なぜならクリスマスのハムになるから”という話を聞いてしまう。
怯えるウィルバーに対し、賢くて心優しいクモのシャーロットが“必ずあなたを守ってあげる”と約束する。


ベイブのそうだけれど、ブタは可愛い。ちょこまかと動くのがとても可愛い。
でも、ウィルバーとベイブが並んだら、区別がつくだろうか。
他の動物も、蜘蛛も可愛い。やはりこういう映画は動物が主役なので、ダコタが、ちょっと霞んで見えた。
ダコタを見るにはちょっと物足りない。もっと活躍するシーンを与えて欲しかった。

シャーロットの取った作戦は、蜘蛛の巣に文字を書き、ウィルバーが特別なブタだと思わせること。
アメリカは日本より、言葉により影響力が強い。何事にも演説がつきもの。
だから文字も同じなのだろう。
これが日本だったら、こんな風にいくかとちょっと疑問に思う。
こんなに感動するんだ、とちょっと不思議な気もする。ブームはわっと来てさっと冷めるのはどこも同じだ。
ファーンの気持ちをなかなか理解出来ない大人たち。
子どもを型にはめて考え過ぎ。最近はそんなこともなくなったのかと思っていたけれど、まだテーマになるのだと思った。
話題を豊富にしようと加えた要素のような感じもするが。
今度原作を読んでみよう。

ラストの蜘蛛の子たちが飛んで行くところも好きだ。


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