徳永英明ＬＩＶＥ 市川

２００７・９・１６（日）市川市文化会館
『ＶＯＣＡＬＩＳＴ＆ＳＯＮＧＳ』０７～０８Ｔｏｕｒ
昨日の市川から始まったツアー。
公開リハーサルとその１日前からいるとのことで、市川は４日目で、地元気分と言うこと。
ツアータイトル通り、ＶＯＣＡＬＩＳＴが中心で、自分の曲はお馴染みのシングルバラードをいくつか。
ずっと座って、何曲か前の方では立っている人もいたが、じっくり徳永さんの歌声に聞き入るコンサート。
とても心地いい２時間だった。
カバーの曲はゆったりしっとりと、ご自身の曲はそれに力強さが加わる感じがする。

３時開演という、ちょっと一般的ではない時間で、徳永さん自身も
「外はまだ昼間ですが・・・・」「終わってもまだ明るいです。遠くからでも来られますね」と意識していましたが、それが内容に影響はないでしょう。
ツアー２本目で客席の反応は気になるようだ。
昨日は、わっ！と来た曲が今日は静かで、あれっ？どうして？と思ったらしく、歌い終わった後に聞いた。
「昨日、来た人」。前の方は昨日も来た人たち。
今、徳永さんのコンサートは、ＳＳ席というのがあり、抽選で前の席が取れることになっているので、前にいるのはファンクラブに入っているコアなファンなのだ。
反応が違うのはその為と納得しつつ、
「始めて聞いたように反応して」と言ったのだが、その後、正直に反応するのが、ちょっとワザとらしかったらしく、
「ご免、俺が悪かった。好きに反応していいから。みんな正直で不器用だから（笑）」
自分は２階の後ろの席で、客席の反応までは分からなかったが、なんか面白かった。
今回は発売されているコンサートチケットはすべて売り切れ。
今日の市川は、発売日を過ぎてから購入したが、その時市川はあったけれど、その後の神奈川県民ホールなど売り切れで、市川があるのが不思議な気がした。エアポケットだった？

今、ＶＯＣＡＬＩＳＴがヒットして、話題になっている徳永さんですが、
他の人がそういう状態の時は「いいなー」と思っていたそうだが、今自分がそうなると、この大きな波からいつ落ちるか、気が付いたら底にいるかも知れないので、気を引き締めているそうだ。
１曲１曲を大切に歌っていくことしかないけれど、と。
「そして、この状態も皆さんが応援してくれるから、自分の幸せな気持ち、皆さんにも幸せな気持ちでいて欲しいから、お互いに幸せな気持ちをやり取りして行きましょう」
そう、幸せな気持ちになれるコンサートだった。